yokoyumyumのリノベブログ

ファッション系広告代理店を経て2012年東京→札幌へ移住。2016年7月、築31年の中古マンションを購入&フルリノベ。管理人ヨコヤムヤムが書く住まいと暮らしのキュレーションブログです。

クリエイティブなヒト・モノ・コト|vol.4 - 加賀城匡貴「お〜、あ〜、へ〜」展 -

スポンサーリンク

ファッション・アート・インテリア・食や暮らしなどなど『ヒト・モノ・コト』にフィーチャーしたシリーズ記事第4弾。今回は、札幌を中心に活動する表現集団『scherzo(スケルツォ)』のメインパフォマー(主宰者)加賀城匡貴さんによる初の個展「お〜、あ〜、へ〜」にお邪魔!(場所は札幌・赤れんがテラス5階 眺望ギャラリー テラス計画)

加賀城匡貴「お〜、あ〜、へ〜」展ギャラリーの様子

scherzo(スケルツォ)とは⁈

加賀城匡貴のアイデア・出演によるステージパフォーマンス。
ユーモアとアイデアにあふれた作品を発表。イタリア語で「冗談」のこと。
昔、イギリスで知った「スケッチ」という笑いのジャンルに影響を受けています。「もう終わり?」という短さの中に、視点のユニークさ、自由さがある。
ぼくはその短さが気持ちよく、スケッチのような構成で面白くなりそうなことを考えます。ステージパフォーマンス、写真、グラフィックなどで…

スケルツォを一言で説明するのが難しいんですが・・『言葉&映像&音楽で巧みに笑いを引き出すパフォーマンス集団』というのが一番近いでしょうか。バンドでもなく芝居でもなくダンスでもないんです。でもって、この『笑い』というのもゲラゲラ笑うたぐいではなく「くすくすっ」「ニヤリ」という感じ。
http://scherzosketch.com/

『見立て』がキーワード

もう少し具体的に説明すると、日常見慣れた物を違う物に'見立てる'のがスケルツォ。発想の転換が面白い&凄いんです。

MASAKI KAGAJO exhibition "OOH,AAH,HEH"


もう、まず、この「お〜、あ〜、へ〜」というタイトルがスケルツォらしいって思っちゃいます。奇をてらうでもなく、小難しさも感じさせない自然体な言葉だと思いません?でもこれ、実際に作品を見ると本当に「お〜。(お〜!)」「あ〜。(あっ!)」「へ〜。(へ〜!)」って思わず言っちゃうんです。その一部をご紹介↓

ズレサイン

これは標識や看板の一部を撮った写真だそうです。一番左は、高さ制限の標識。青いドットは小数点。説明がなきゃ分かんない!(笑)

「お〜、あ〜、へ〜」展 作品タイトルズレサイン

水たま(り)

手書きした水玉模様かと思いきや、実際にあった水たまりを写真に収めてそれを切り抜き、並べたものだそう。凄い手間!(驚)

「お〜、あ〜、へ〜」展 作品タイトル水たまり

ギンガムチェック

同じチェックが色違いで3枚並んでます。答えは『札幌』なんですが・・分かります⁈ 
札幌中心部の地図を下地に、線と色でグラフィックに起こしたものだそう。ここまで説明してもらってやっと理解できました。札幌の中心部は碁盤の目のように条・丁目で区画されてますもんね。ちなみに一番綺麗なチェックの部分がすすきの。美しい。

「お〜、あ〜、へ〜」展 作品タイトルギンガムチェック

ふとん

これはどう見ても山・谷・海にしか見えなかったんですが・・ふとんの上を撮った写真。ファブリックの質感もこうして撮ると全く違うものに見えてしまうんですね。お〜、あ〜、へ〜、を通り越してひょえー!って感じです。

「お〜、あ〜、へ〜」展 作品タイトルふとん

最後にこちら。わたしはシールを剥がした痕だと思ったんですが、答えは『パウンドケーキ』
食べ終わった後のお皿の上を撮ったものなんですって!「へ〜」ではなく「マジか!」って言っちゃったような。

「お〜、あ〜、へ〜」展 作品タイトルパウンドケーキ

答え合わせを試みるも・・

見事に全てハズれました。が、ご本人が在廊中だったのでありがたいことに一枚一枚じっくりと説明を聞くことができました。「考える→答え合わせする→外れる→正解を聞いて驚く」ずっとこの繰り返しだったんですが、こういう個展ってなかなかないような。『答えは受け手次第』というのもアートですが、これは答えを知ることで何倍も楽しめるアート=答えが分からないままではもったいないアートだと思います。
残念ながら今日で個展は終わってしまいましたが、vol.2があるとかないとか⁈その際は是非一度、このスケルツォの世界観に触れてみていただきたいです。to be continued!

RECOMMENDこちらの記事も人気です