yokoyumyumのリノベブログ

住まいと暮らし・人・モノ・アート発信中 by ヨコヤムヤム

サイトスペシフィックな作品と産業遺産|そらち炭鉱の記憶『赤平アートプロジェクト』

スポンサーリンク

 

産業遺産としての価値


2004年にはじまり、今年で9回目を迎えた「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト」。
炭鉱施設にアートを融合させたこの取組みは「炭鉱の記憶」を受け継ぐとともに、今後の町づくりにも繋げていきたいという思いのもと、開催されています。

今回の会場は赤平市ですが、
過去には、三笠市にある旧住友奔別(ぽんべつ)炭鉱や、夕張市にある旧北炭清水沢火力発電所など、その年によってメイン会場が異なります。

 

赤平アートプロジェクト


会場は3箇所

  1. 旧住友赤平炭鉱立坑
  2. 旧住友赤平炭鉱抗口浴場
  3. 自走枠整備工場

夕張市(約8500人)や三笠市(約8800人)と並んで、人口約1万人の小さな町、赤平市。
今はとてもさみしく感じますが、かつては炭鉱で賑わっていた町です。

1.旧住友赤平炭鉱立坑


立坑は、会期中1日1回ガイドツアー時のみ(13:30〜)公開されています。
旧住友赤平炭鉱立坑を示す看板赤平市にある旧住友赤平炭鉱立坑旧住友赤平炭鉱立坑の外観旧住友赤平炭鉱立坑と動物のモチーフ

当時使われていた設備が、ほぼそのままの状態で残されているんだとか。
見たかった・・!

2.旧住友赤平炭鉱抗口浴場


こちらは鉱員専用の浴場。
思ったより狭い浴室と、8本の柱が見えるだだっ広い空間が印象的。

旧住友赤平炭鉱抗口浴場内の案内板旧住友赤平炭鉱抗口浴場内の浴槽旧住友赤平炭鉱抗口浴場内の注意書旧住友赤平炭鉱抗口浴場の建物内

↓以前は立坑建屋に付いていた「住友立坑」のネオン看板が、床に展示されています。

旧住友赤平炭鉱抗口浴場に置かれた「住友」のネオン看板旧住友赤平炭鉱抗口浴場に置かれた「立坑」のネオン看板

↓「赤平」の2文字はLEDでライトアップ!
小さな部屋に、このふた文字だけが浮かび上がって、なんだか妙にわくわくしちゃいました。

LEDでライトアップされたネオン看板

↓左から「住友ひとみ」「住友さとし」。
画像は二人ですが、もう一人「住友まさみ」も!

旧住友赤平炭鉱抗口浴場にある炭鉱安全啓発人形
それぞれの空間を活かした興味深いアートがそこかしこにあります。

□友子同盟

旧住友赤平炭鉱抗口浴場の天井から吊るされた祝儀袋

□ゆあみの分水嶺

旧住友赤平炭鉱抗口浴場の浴槽と苔

□逆

旧住友赤平炭鉱抗口浴場の浴槽に入れられた風船

□視える、触れる

旧住友赤平炭鉱抗口浴場に置かれた鉄の部品

3.自走枠整備工場


こちらには、実際に使われていた大きな重機や機械が展示されています。

自走枠整備工場入口

↑↓日本製とアメリカ製の部品で出来たロードヘッダー(炭壁を切り崩していく掘削機械)。

自走枠整備工場に置かれたロードヘッダー
画像では分かりにくいですが、全長11メートル・全高1.8メートル・自重17トン。
大きさといい無骨さといい、圧倒的な存在感!

ロードヘッダーにあるタグ自走枠整備工場に置かれたロードヘッダーの運転席

坑内車両やドラムカッターも見ていて飽きません。

自走枠整備工場に置かれた貨車自走枠整備工場に置かれた大きな重機自走枠整備工場にある大きな鉄の重機

北海道の発展を担った炭鉱 


鉱員や社員の数は最大で4000人。年間約200トンを生産していたという赤平炭鉱。
建物や重機が放つ迫力やリアルさから、当時の隆盛が伝わってくるような気がしました。
サイトスペシフィックなアートたちも、実にユニーク。
古くて新しい貴重な産業遺産をこの機会に是非一度、体感していただきたい!

赤平アートプロジェクト

期間:2017/9/16(土) 〜 2017/10/15(日)の土日・祝のみ
時間:10:00 〜 16:00(入場は15:30まで)
料金:無料
※駐車場あり
http://sora-coal-art.info/

RECOMMENDこちらの記事も人気です