ヨコヤム
こんにちは!ライフスタイルリフォームアドバイザーのヨコヤムヤムです。
「インテリアから見る暮らしのカタチ。暮らしかたに学ぶリノベ術」をヨコヤムヤムが紐解いていくインタビュー企画。
今回は『ながめのいいワンルーム』を運営する東京在住のkuraさんにお話を伺いました。
ヨコヤム
kuraさんについて
ブログ『ながめのいいワンルーム』を運営中
kuraさんのお部屋
kuraと申します。一人暮らしを満喫中です。
2006年に東京都内の中古マンションを購入し、2015年にリノベーションしました。
リノベーションを決めた理由
前オーナーさんが2002年に水まわり以外、間取り変更など、大胆なリフォームをされていて、内装は綺麗だったのでそのまま住みました。
※物件を購入した2006年当時「リノベーション」という言葉はまだ浸透していませんでした。
最初から自分にフィットしていない箇所や、日々の生活で不便を感じる箇所、水まわりの老朽化等が引き金となりリフォームを検討しましたが、せっかくなら「より自分にフィットした家にしたい」と思うようになり「リフォーム」ではなく、自由な組立てが可能な「リノベーション」が自分らしいなと思いました。
ヨコヤム
マンション購入と同時にリノベーションする方も多いですが、実際に住んでからのリノベーションであれば、生活動線や改修ポイントが分かりやすいぶん、プランニングもスムーズに進みそうです。
リノベーションのテーマ
プランナーさんへ最初に提出したメモより→「明るさ、広さを感じられる空間。かっこよさよりもリラックスできることや、機能美優先。
シンプル、北欧テイスト、ナチュラルだけど少しPOP、行き過ぎていないインダストリアル感」。
リノベーションの施工会社
空間社さんにお願いしました。第一印象で一目惚れでした。
間取りのビフォーアフター
Before → After
既存の間取りを活かした箇所が非常に多いため、図面だと変化が分かりにくいかも知れません。
左から時計回りに4ヶ所(リビング→玄関→ダイニング→キッチン)それぞれのビフォーアフターがこちら。
リノベーション後の室内の様子
広さとリノベーション予算
広さ:55平米。予算:500万円。
窓の工事を別会社にお願いした合計です。
リノベーションした家のココが好き
お気入り1. キッチン
リノベーション後のキッチンとダイニング
もともとは壁付け一列&石膏ボードの壁で覆われていたキッチン。
壁を取り払い、二列にレイアウト変更し、明るく開放的に。
来客時も孤立せず、部屋のほうを向いて作業ができて快適です。タイルをたくさん使い、自分好みのテイストにしました。
キッチンカウンター × カーペット × ラグのグレートーンが可愛いですよね。ダイニングの折り上げ天井も素敵。
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ニッチが可愛いリノベーション後のキッチン
ヨコヤム
ニッチの奥までタイル張り。梁の幅に合わせたサイズ感にもしっくりきます。
お気入り2. 玄関
ポイントは玄関のタイルと有孔ボード
自転車をストレスなく停められるよう、土間を拡張しています。
お気に入りの床タイルは、面積に合わせて柄のピッチを指定しました。
壁には有孔ボードを設けて、外出時に必要なものを収納したり、気分で好きなものを飾ったりしています。
リノベーションした家のココが嫌い
スイッチプレートのレイアウト
スイッチプレートのレイアウト
インターホンは変更不可でしたがレイアウトの工夫はできたのではと。プラン中は多くのことで頭がパンパン……。ここまで考えが至りませんでした。
分かります、とても分かります(笑)我が家もインターホンはそのままです。
ニッチを造ればよかったと、あとになって後悔(苦笑)
ヨコヤム
一人暮らしのマンションリノベーション事例まとめ
三面採光そして二ヶ所にバルコニーがあるkuraさん邸。
燦々と注ぐ光が、なんとも気持ち良さそうなリビングです。
また、遊び心のある建具の色使い。テーブルやベットの木の質感と、小物や雑貨のさり気ないアクセントカラーも空間に映えていますよね。
二ヶ所に設けられたニッチや玄関の有孔ボード、そして窓際のハンギングバーといい「かゆいところに手が届く」という工夫も、リノベのアイデアとして参考になるはずです。
見ているだけで深呼吸したくなるようなkuraさん邸の様子は、下記のブログでぜひご覧ください。