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3baum(スリーバウム)は土曜のみの限定オープン
テレビ塔を背に大通公園を西に進むと、大通西12丁目の交差点に3階建のビル(グレーの外壁が目印)が見えてきます。
2017年6月、このビルの2Fに「 3baum(スリーバウム)」というセレクトショップがオープン。
ヨーロッパのペーパーグッズと、マルミツポテリのテーブルウェアが豊富なショップです。
このショップのオーナー(以下:スーさん)は普段、WEBデザイナーとして活動している方。
幼い頃から好きだった雑貨や紙もののコレクションなど、長年の趣味が高じて3baumオープンに至ったそう。
そんな3baumの魅力を早速リポートします。
味わいあるビルの一室をセルフリノベーション
ひと際目を引く入口のドア。
ステンドグラスを埋め込んだ造作のドアに、スーさんがペイントしたそうです。グレーのようで、薄いオリーブにも見える、絶妙な色味。
「塗料の選定や、取っ手に使う流木探しは、かなり大変でした」と仰るスーさん。
こだわり抜いただけあって、とっても素敵な仕上がりです。
塗料は「パーシモンワークス」という自然素材とのこと。
ちなみに、このステンドグラスはスーさんのお父様の作品。パパ、凄い。
見どころ満載の3baum
1. ノスタルジックなペーパーアイテム
店内にはポストカードやメッセージカードなど、手に取らずには居られないペーパーアイテムがズラリ。
「これは何ですか?」「こちらはどこの国?」と、ついつい気になり何度も質問してしまいました。


1から9まであるイギリス生まれのポップなバースデーカード
2. ドイツやイギリスのマルシェ袋
何に使うかより、「とりあえず欲しい」と思ってしまうマルシェ袋(笑)
ラッピングに使うもよし、食材の保存に使うもよし、ただコレクションするもよし、使い道はあとで考えるとして……お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。
3. チェコのぬり絵
小さなお子さんへのプレゼントにも良さそうなチェコのぬり絵。ページを開くと、どこもかしこも可愛いイラストでいっぱいでした。
4. クロモス(スクラップピクチャー)


海外のクロモス
コラージュ好きの方に人気のクロモス。エンボス加工のような造りと表面の光沢が特徴的です。
スーさん曰く「何だか不気味ですが……それがまた良いです(笑)」と、画像以外にもたくさん見せていただきました。面白い。
5. ドイツの変り種グッズ


海外の可愛い雑貨たち
スリーバウムは、ちょっと変わった鉛筆や消ゴムなどのステーショナリーも豊富。
あれこれ見ていると、筆箱やノート選びに余念がなかった小学生の頃を思い出します(笑)
2011年に惜しまれつつ製造を終えたという、ハンガリーのモールアニマルズも発見。
6. アイテム多数の「マルミツポテリ」
「スタジオエム」で知られる愛知県瀬戸市の陶器メーカーマルミツポテリ。
スタジオエム以外に「ソボカイ」というブランドも展開しています(ともに日本製)。
3baumでは、この両方を取り扱っておりアイテム数の多さは市内一。


ホームユースでフォトジェニックな食器が人気の「スタジオエム」
シンプルで使い勝手の良いアイテムも多いです。
一方、「ソボカイ」はプロユース(ホテルやレストラン)向けですが、家庭でも活躍してくれること間違いなし。
落ち着いた色使いとクラシカルなデザインに惚れて、わたしは下記のお皿を購入しました。





ブロウのマグカップとプレート
7. ステンドグラスで作るオリジナルのランプシェード
優しい光で店内を照らす、素敵なこのランプはなんと、オーダーメイドが可能です。
窓や壁でなくとも、照明ならステンドグラスをインテリアとして気軽に取り入れられそうです。
ステンドグラス過去作品集
https://m.facebook.com/kikisg/
ペーパーグッズとテーブルウェアが魅力の3baumまとめ
3baumにやってきた沢山のペーパーグッズを見ていると、札幌に居ながらドイツやイギリスのお土産選びをしているような気分になります。
奇をてらわず、普段使いや贈り物にも重宝しそうな食器たちも実に種類豊富です。
スルーバウムは、少し照れた様子でお店のことを教えてくださるスーさんの人柄を表すかのような、ぬくもり溢れるセレクトショップ。
大通公園沿いにあり、最寄り駅(西11丁目駅)からもアクセスしやすい場所にあるため、お近くにお越しの際は是非に。
3baum
住所 :札幌市中央区大通西12丁目4-98 西ビル2F
営業日:土曜日(ときどき日曜・祝日)
11時~19時
※営業日は必ず事前にご確認ください
http://3baum.jp