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炭鉱施設にアートを融合
今年で10回目を迎えたそらち炭鉱の記憶アートプロジェクト。
三笠市にある旧住友奔別(ぽんべつ)炭鉱や、夕張市にある旧北炭清水沢火力発電所など、その年によってメイン会場が異なりますが、今年は去年同様「赤平」で開催されています。
今年の会場は2箇所
- 坑口浴場
- 赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設
[1]坑口浴場展示
計16作品が展示されている坑口浴場。その一部をご紹介!
▽「炭鉱用語」上遠野 敏
▽「炭鉱生活・昭和レトロ」高丸 勝義
▽「炭鉱のかみさま、ほとけさま、げんさまシリーズ1〜6」祭 太郎
▽「閉山から二十四年。苔の生すまで」上遠野 敏
▽「湯気になってのぼる」渡邊 俊介
[2]赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設
2018年7月14日にオープンしたこの施設。
赤平の貴重な炭鉱遺産を輝かせようと「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」が開館しました。
地域再生のストーリーを構築していくことは、将来多くの地域が置面する地域存続の危機を乗り越えるモデルケースと期待されます。赤平市は他に先駆けて炭鉱遺産の保存・活用の取り組みが行われています。
約200点の展示物があるほか、カフェや特産品コーナーもあります。
黒板五郎ならぬ黒ダイヤ五郎
「炭鉱コスプレイヤー」と思いきや、実際に炭鉱で働いていたというこのお方。直接お願いし、あちらこちらで撮影させていただきました!
ぱっと見は怖いですが・・実はとっても気さくな黒ダイヤさん。
黒ダイヤさんを撮影させていただけるのも、実はコンテンツの一部なんです!
進化する赤平
去年よりも確実にパワーアップしている「赤平アートプロジェクト」。ガイダンス施設の誕生といい「炭鉱遺産の保存・活用」に町をあげて取り組んでいることがうかがえます。去年に比べ、今年はカメラ片手に会場を見て回る方が多かった気が。
おわりに
北海道胆振東部地震により、観光客激減の北海道ですが、震源地から離れた地域では問題なく観光できます。「炭鉱」から見る北海道の歴史やその魅力を、この機会にぜひ知っていただきたい!
赤平アートプロジェクト
期間:2018/9/8(土) 〜 2018/10/8(祝月)土日・祝のみ
時間:10:00 〜 16:00(入場は15:30まで)
料金:無料
※駐車場あり
https://sora-coal-art.info/