
この記事では、デンマーク生まれのインテリアブランド「HAY(ヘイ)」による東京のショップ「HAY TOKYO」についてご紹介。



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期間限定ショップ「HAY(ヘイ)TOKYO」とは


表参道・GYRE (ジャイル)内にある「HAY TOKYO」
デンマーク生まれのインテリアブランド「HAY(ヘイ)」。
2018年10月にオープンした期間限定ショップ「HAY TOKYO」に、ヨコヤムヤムもようやく行くことができました。
場所は表参道・GYRE (ジャイル)の地下1階。
スキーマ建築計画による空間デザイン


店内の天井
「インターフェイス」と呼ばれるスキーマ建築計画の空間デザインを見たかったのも、HYAに行きたかった理由の一つでした。
スキーマ建築計画は、TODAY’S SPECIALやBlue Bottle Coffee、AesopやISSEY MIYAKEなどの店舗デザインを手掛けたことでも有名な設計事務所。
ミラノサローネにも毎年、作品(家具)を発表しています。
カフェは「Atelier September(アトリエ セプテンバー)」がプロデュース


HAY併設のカフェ
店内にはカフェも併設されています。高低差のない一直線が何とも美しいこのペースは、HAYによるディレクション。
デンマーク・コペンハーゲンにあるAtelier September(アトリエ セプテンバー)のオーナーシェフ・Frederik Bille Brahe(フレデリック・ビル・ブラーエ)がプロデュースしています。
「HAY TOKYO」はインダストリアルに合う北欧モダン


HAY TOKYOの店内
HAY TOKYOの店内は300坪いや、200坪程でしょうか。実に広々しています。
足場用(?)の単菅パイプも、こうして見ると「おしゃれ」に昇格 。
これなら解体もディスプレイの変更も容易ですよね。可変性を持たせるにはもってこいのアイデア。
イエローのビニールシート越しに見えるスペースはバックヤード。
北欧ブランドながら、謂わゆる「ほっこり」な感じとは違うHAYの世界観に、空間デザインがバッチリとハマっています。
陰影が素晴らしい店内
これもきっと計算(?)だと思うのですが、写真を撮ると余計に感じる店内の陰影。
バッキバキに明るいのではなく、ところどころ暗い……。
気付き難いようでそうでない視覚効果があるのでしょうか。
HAYから復刻のリザルトチェア by フリソクラマー
ダッチインダストリアルの代表格・フリソクラマー。
名作椅子は数あれど、わたしはフリソクラマーが大好きでして。
リザルトチェアを見ずしてHAYを去るわけにはいかず、触って座って眺めること数十分。ヴィンテージを狙うか復刻版を選択するか……。
答えが出ぬまま、座り心地だけはしっかり確認。
ああ……美しきコンパスレッグ。いつかは必ず手に入れたい!
HAY TOKYOまとめ
HAYの魅力は、よくあるあの「北欧風」とは一味違うところにあるのかと。
シンプルでナチュラルな北欧インテリアとは異なるHAYのプロダクトは、インダストリアルな空間にもよく映えます。
また、インテリアのスタイルとしてすっかり定着し、アメリカンな雰囲気やヴィンテージな装いをイメージしがちな「インダストリアル」ですが、実は北欧スタイルやモダンとの相性も良いのが、このスタイルの良さ。
それぞれの良さをミックスすることで、それまでには無かった新しさを生み出せるのも、空間デザインの面白さだとあらためて感じるHAY TOKYOでした。
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