終戦記念日に読むべき一冊。戦後史の正体(孫崎 享・著 )

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ヨコヤム
第二次世界大戦が終わり、日本が降伏文書に署名したのは1945年9月2日。あれ……? ではなぜ日本は終戦記念日を9月2日ではなく8月15日としたのでしょうか……。孫崎 享さんが書いた「戦後史の正体」は、この問いから始まります。

はじめに/著者・孫崎 享さんのプロフィール

ヨコヤム
この本は「高校生でも読める日米関係の本」として、とてもわかりやすく丁寧に書かれています。「戦後再発見双書」と表紙にある通り、戦後についてあらためて学びたい人におすすめの本!

元外務省・国際情報局長が最大のタブー「米国からの圧力」を軸に戦後70年を読み解く!

日本の戦後史は、アメリカからの圧力を前提に考察しなければ、その本質が見えてこない。
元外務省・国際情報局長という日本のインテリジェンス(諜報)部門のトップで、「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、これまでのタブーを破り、日米関係と戦後70年の真実について語る。

戦後の日本外交は米国に対する「追随路線」と「自主路線」の戦い

政治に疎いわたしにも、これが何を言わんとするのかくらいは分かります(笑)

終戦以来、今も変わりなくある「アメリカからの圧力」。

これに対して追随路線を取るのか、自主路線を取るのか、つまりはこの間でどのような選択をするのか? が、日本の政治のテーマですよね。

ヨコヤム
ただし、これまで知らなかった想像以上の「圧力」を、この本によって知ることになりました……。現実に存在するアメリカの圧力や裏工作の事実を理解すればするほど、教科書では知る由もなかった日本の歴史が見えてきます。

追随路線のシンボルが吉田茂。自主路線のシンボルが重光葵

  • 追随路線のシンボルが吉田茂。自主路線のシンボルが重光葵
  • 追随路線のシンボルが吉田茂。自主路線のシンボルが重光葵

出典:Wikipedia/左が吉田茂 右が重光葵(まもる)

占領時代、日本は米軍駐留経費として大変な額を支払っています。このとき米国に減額を求めて追放されたのが石橋湛山で、米国のいうとおりにしたのが吉田茂でした

なぜアメリカは田中角栄首相を政治的に葬りたかったのでしょうか。私は日中国交回復が米国を怒らせたのだと思っています

ヨコヤム

引用したのはほんの一部!この書には、アメリカとの間に問題を抱えていた日本の首相や政治家の失脚劇についても多く書かれています。(田中角栄、竹下登、橋本龍太郎。小沢一郎 etc…)

天皇は政治に直接関与しないは嘘⁈

沖縄県平和祈念資料館

6月23日は「慰霊の日」。2019年6月に沖縄県平和祈念資料館で撮った一枚。

日本国憲法には、

  • 第1条:天皇は日本国の象徴である
  • 第4条:天皇はこの憲法の定める国事に関する行為のみを行い、国政に関する権能を有しない

とあり、皆さんもそう学んだと思います。

ヨコヤム
しかし!歴史では違うことを、この本で知りました……。

昭和天皇は戦後の日米関係に深く関与

「マッカーサー元師のための覚書(1947年9月20日 マッカーサー司令部政治顧問シーボルト)」

「天皇の顧問、寺崎英成氏が、沖縄の将来に関する天皇の考えを私に伝える目的で、時日をあらかじめ約束したうえで訪ねてきた。寺崎氏は、米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう天皇が希望していると、言明した(略)」

「さらに天皇は、沖縄(および必要とされる他の諸島)に対する米国の軍事占領は、日本に主権を残したままでの長期租借 - 25年ないし50年、あるいはそれ以上 - の擬制にもとづいてなされるべきだと考えている」

天皇はGHQに対して「沖縄を半永久的に軍事占領していてほしい」と伝えています。実際、今も沖縄はこの要望通りになっていますよね……。

しかも、上記は1979年に雑誌「世界」4月号に「分割された領土」という論文で発表されたもの。当時は当然、大きな反響があったはずですが…、実際は「黙殺」。

「日本の新聞や学界は、まったくの黙殺だった」そう。

「不都合な事実には反論せず、あたかもそれが何の意味も持たないように黙殺する」それが戦後の日本のメディアや学会の典型的な対応なのです。

おわりに/政治を知ることは歴史を知ること

わたしたちの生活を取り巻く法律や制度を知ることも大切ですが、今とこれからの政治を考えるには、歴史を知ることも非常に大切だと、この本を読んで実感します。

原発や改憲の問題は、今にはじまったことではありません。政治を知ることは歴史を知ること!

アメリカからの圧力をテーマにした歴史書なんて、そうは無いと思うので……多くの方に読んでもらいたいと強く思います。というより、読むべき本の一つだと思います。

\ 詳しくはこちら /
戦後史の正体 1945-2012 (「戦後再発見」双書) [ 孫崎享 ]

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  • この記事を書いた人

ヨコヤムヤム

ライフスタイルリフォームアドバイザー・ヨコヤムヤム(38歳♀)です。2012年結婚を機に東京→札幌へ移住。中古マンション購入&フルリノベーションの実体験をもとに自宅の全てを公開中。現在はフリーライターとしても活動しています。

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