
文房具やオフィス家具で知られる「コクヨ」。個人的には実用重視な事務用品メーカーというイメージですが、そんなコクヨから「コクヨらしからぬストレージボックス」が登場したのは2017年のこと。







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コクヨのNEOS(ネオス)について


中段にある二つがネオス。上段と下段にあるのがバンカーズボックスです
ネオスは段ボール(古紙パルプ配合)でできており、カラバリはブラックまたはホワイトの2色展開。
サイズはMとLの2種類です。







ネオスはモノトーン展開で仕切板あり


出典:kokuyo
ポイント
- ホワイトとブラックから色を選べる
- 仕切板がある
※仕切板があるのはLサイズのみ







デザインもシンプルで、余計な装飾がないため男性の一人暮らしにもぴったり。
コクヨと言われなければ、インテリア雑貨ブランドの商品だと見間違いそうな見た目です。
我が家のネオス活用法
ネオスは7インチレコードにぴったり


7インチのレコード収納にネオスを活用しています







仕切板(4分割)を使えば、ガタ付きもなく収納しやすいのは意外でした。
また、我が家は長年バンカーズボックスを愛用していますが、「ネオスを買い足すときはブラック」と決めて使い分けしています。
そうしておけば、それぞれを別の場所で使うことになってもチグハグにならず便利です。
ネオスとバンカーズボックスを比較


フェローズのバンカーズボックス







一方、コクヨのネオスは2017年6月に発売されたばかりのNEWフェイスです。
ここからは、二つのアイテムを「サイズ」「強度」「仕切板」「ファイルキューブの有無」で比較します。
比較1. サイズ
サイズ
- NEOS(Lサイズ):W40.8 D33 H26.5(外寸)
- バンカーズボックス703:W34.5 D41 H26.5(外寸)
各アイテムのサイズは上記の通り。
横幅や奥行きに数cmの違いはありますが、見た目はほぼ同じような大きさです。
また、厚みはネオスのほうが若干薄いように感じます。
比較2. 強度(スタッキング)
強度
- NEOS(Lサイズ):3段まで
- バンカーズボックス703:5段まで積み重ねOK(仕切りパーツ使用で最大6段)
強度については「スタッキングが何段まで可能か」で比較しましたが、これに関してはバンカーズボックスのほうが勝っています。
比較3. 仕切板の有無


出典:kokuyo
仕切板の有無
- NEOS(Lサイズ):Lサイズのみ2分割と4分割の仕切板付き
- バンカーズボックス703:別売り
ストレージボックスにあるようで無いのが仕切板。
バンカーズボックスは「別売り」なのに対し、ネオスは最初からセットになっています。
※仕切板があるのはLサイズのみ
比較4. ファイルキューブの有無
バンカーズボックスにはあって、ネオスには無いのが「ファイルキューブ」です。
普段、頻繁に出し入れしない物であれば気になりませんが「引き出し式」にして使いたい場合はファイルキューブがあると便利。
そのため、ネオスを4段以上重ねて使う場合は棚などに乗せる必要があります。
コクヨの収納ボックスNEOSまとめ
ネオスとバンカーズボックスの違いまとめ
- サイズはネオスもバンカーズボックスもほぼ同じ
- スタッキングが前提であればバンカーズボックスがベスト
- ネオスは仕切板付き。バンカーズボックスは別売り
- ファイルキューブがあるのはバンカーズボックスのみ
ネオスには仕切板があり、薄手で扱いやすい反面、バンカーズボックスほどスタッキングができず、ファイルキューブも販売されていません。
しかしながら、モノトーンで使いたい人にとってブラックを選べるのは高ポイント。
そのため場所や用途で使い分けて併用するのが一番賢い使い方のような気がします。
我が家のように「これまではフェローズ一択」だった方も、場合によっては「ネオスのほうが使い勝手が良い」ということがあるかもしれません。
ストレージボックスをお探しの方の参考になれば幸いです。
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