クラスカが閉館。デザインホテルそしてリノベホテルの先駆けを振り返る

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ヨコヤム
デザイナーズホテルとして有名なCLASKA(クラスカ)は、目黒通りに元々あった「ホテルニューメグロ」をリノベーションしたホテル。東京に住んでいた頃は度々、ギャラリーやカフェにお邪魔していましたが、初めて宿泊したのは2019年のことでした。
そんなクラスカが残念ながら閉館。この記事では、想像以上のワクワク体験を与えてくれたクラスカの魅力を振り返りたいと思います。
ヨコヤム

クラスカはデザイナーズホテルそしてリノベーションホテルの先駆け

デザイナーズホテルそしてリノベーションホテルの先駆け

CLASKA(クラスカ)の外観

デザイナーズホテル、そしてリノベーションホテルの先駆けとも言われるクラスカは、建築やインテリアに興味のある方なら、「一度は泊まってみたい」と思うホテルの一つ。

ヨコヤム
元々あった古いホテルをリノベーションしているため、かなりの築年数だと思われますが、時を積み重ねてきた「味」と、半歩先を行く抜群の感度が、他のホテルには無いクラスカの魅力だと感じます。

オールドニューなスタイル、つまりは古くて新しいリノベーションの形に、惹きつけられる人は少なくないはず。

ちなみにクラスカは、「どう暮らすか」というテーマから名付けられた名前だそう。

クラスカは客室の全てがアート

クラスカは客室の全てがアート

クラスカの客室は全部で20室。どの部屋も、国内外を代表する建築家やアーティストがデザインしています。

客室のデザインテーマは4つあり、旅の目的や気分に合わせて、好みの部屋を選ぶことができます。
ヨコヤム

「どの部屋にしようかな?」。そう考える時間もまた、クラスカだからこそ味わえる体験。

客室のデザインテーマ

  1. Modern
  2. Tatami
  3. Contemporary
  4. Story

マイク・エーブルソンが手がけたRoom701に宿泊

マイク・エーブルソンが手がけたRoom701に宿泊

出典:CLASKA

ヨコヤム
わたしが選んだのはRoom701。2018年の夏に誕生したばかりの客室で、ポスタルコのデザイナー「マイク・エーブルソン」さんがデザインしたお部屋です。

「In Praise of Shadows」と公式サイトでも紹介されていた通り、このお部屋の魅力は先ず「照明」にあります。

コンパクトな部屋に3種類もの照明があり、昼と夜で異なる雰囲気を楽しめるのはもちろん、好みの光に調整することも可能。

ホテルに限ったことではないですが、照明は人が過ごす場所の中でも、かなり重要な要素。見過ごしがちな機能ですが、実はこれが居心地の良さに直結します。

ヨコヤム
ここからは、Room701のディテールをご紹介します。

Room701の広さは18平米

1. スキップフロアのあるベッドルーム

スキップフロアのあるベッドルーム

寝相の悪い方は注意(笑)

Room701の広さは18平米。コンパクトな客室ですが、ベッドがこの通り、スキップフロアになっているため、圧迫感がありません。

ベッドの高さは1メートルくらいでしょうか? そのおかげでベッド下のスペースにはキャリーケースなどを置くことができました。

2. 動くテーブルが面白くて便利

横にスライドできるテーブルがあるなんて……!面白いと思いません?
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テレビを見ながら食事をしたり、端に寄せてソファまわりのスペースを広く取ったり、レイアウトを変更できるところが何とも優秀なアイデア。

3. 和と洋が絶妙にミックスされたバスルーム

和と洋が絶妙にミックスされたバスルームホテルであれば、ユニットバスが主流ですが、さすがはクラスカ。そんなはずはありません。

格子の引き戸を開けると見えるバスルームには、バスタブこそ無いものの、オーバーヘッドシャワーがあるため問題なし。普通のシャワーも勿論、設置されています。

シャワールームから見た入り口

アメニティやトレイットぺーパーが、ニッチに収納されているところにも、キュンとします。こういう配慮は、空間を「スッキリ」見せるために欠かせない工夫の一つですよね。

アメニティはMARKS&WEB(マークスアンドウェブ)

アメニティはMARKS&WEB(マークスアンドウェブ)

さらにキュンとしたのが、この石畳み(いしだたみ)。肌触りがとても良く、滑りやすい浴室でも安心でした。

バスルームの入り口

バスルームの入り口

4. スイッチプレートも秀逸

  • スイッチプレートが秀逸
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いやぁ、もう……!見てください、このきめ細やかな手仕事。

スイッチまわりのプレートは、おそらく真鍮。「神は細部に宿る」とは、まさにこれのこと。

5. 縁側のような部屋の入り口

縁側のような部屋の入り口

入り口のたたきと腰壁

Room701は、靴を脱ぐスタイル。玄関にあたるスペースは、石畳みの叩きになっています。

ここでまたキュンとしたのが、縁側のようなこの設え。

座ることはできないものの、ここは機能よりも「美」なのだと、勝手に納得(笑)デザイナーの意匠を感じずにはいられません。

上質な空間に囲まれたレストラン「kiokuh」

上質な空間に囲まれたレストラン「kiokuh」

レストラン「kiokuh」

客室もさることながら、ホテルの1Fにあるレストランにもキュンキュンします。
ヨコヤム

ガラスの向こうはテラス席

今回の宿泊では、朝食をいただいたのみでしたが、ここでのディナーもおすすめです。雰囲気がとにかく良い。

店内に置かれた椅子やテーブルも、いちいち素敵です。

朝食がたいへん美味

朝食がたいへん美味

朝食は5種類の中から好きなものを選べます

全種類を制覇したいくらい(笑)どれも間違いのない朝食メニュー。食材も器も抜かりありません。

朝食は朝日を浴びながらいい雰囲気でドリンクも2杯ついてたので食事中、食後もゆっくりできました。クロワッサンがサクサクでとても美味しく、近くに住んでいたら朝ごはんだけでも食べに行きたいです。
引用:トリップアドバイザー

部屋が写真で見たよりも大変素敵でした。朝ごはんもとてもおいしかったです。
引用:Booking.com

リノベーションホテルCLASKAまとめ

クラスカのコースター

手の凝った造りに終始、ニヤニヤが止まらなかったわたし(笑)

スタッフの方々の対応も心地良く、アクセスの不便さ以外は文句なしのホテルでした。

「また必ず、泊まろう」。そう思っていただけに、閉館のニュースはとても残念でしたが「CLASKA Gallery & Shop "DO"」などの事業は継続とのこと。

いつかまたどこかで、クラスカらしいリノベホテルと出会える日を心待ちにしています。

CLASKA(クラスカ)
東京都目黒区中央町1-3-18
https://www.claska.com/

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