アパレル業界のリノベーション参入はなぜ増える? その理由を考えてみた

投稿日:2019年4月22日 更新日:

異業種からのリノベーション参入が加速

アパレル業界の住宅事業参入がここ数年で増えたなぁと感じません? パッと思いつくだけでも数社↓

  • FREAK'S STORE × LIFE LABEL(FREAK'S HOUSE)
  • UNITED ARROWS × グローバルベイス(RE : Apartment UNITED ARROWS LTD)
  • Ungrid × cowcamo
  • journal standard Furniture × リノべる
  • DIESEL LIVING × リノベる


2017年はアパレルの住宅業界参入元年⁈

FREAK'S STOREとLIFE LABEL(ベツダイ)のコラボが発表されたのは2017年、ユナイテッドアローズとグローバルベイスのコラボ発表も2017年。

「Ungrid × cowcamo」のコラボも2017年だし「journal standard Furniture × リノべる」も2017年にサービス開始。翌年に「DIESEL LIVING × リノベる」がスタートしています。

このとおり1社を除く残りの4社全てが2017年にサービス開始という事実。たまたま?それとも競合を意識? はっきりとは分かりませんが、2017年はアパレル事業者の住宅業界参入元年と言えそうです。

アパレルから住宅に参戦!フリークスとベツダイのコラボ FREAK'S HOUSE フリークスハウス

FREAK’S STORE フリークス ストアはアメカジをベースにしたセレクトショップ。アパレルに限らず家具や雑貨の販売もしていますが、今回のコラボはベツダイと挑んだフリークスの家!

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アパレルが何故リノベーション事業に乗り出すのか。その理由は下記の3つにあると感じます。

理由1.中古住宅&リノベーションへのニーズ増

人口が減り続けるであろうこれからの日本。

地方では根強い新築信仰も国内全体でみれば減少傾向にあります。野村総研が2018年に発表したデータを見てみると、新築住宅の着工戸数は右肩下がり。

新設住宅着工戸数は、2017年度の95万戸から、2020年度には77万戸、2025年度には69万戸、2030年度には60万戸と減少していく見込みです

反対に空家は増える見込み。

空き家数・空き家率は、既存住宅の除却や、住宅用途以外への有効活用が進まなければ、2013年の820万戸・13.5%から、2033年にそれぞれ1,955万戸・27.3%へと、いずれも上昇する見込みです

リフォーム・リノベーションの市場については横ばいとのこと。

広義のリフォーム市場規模※3は、2030年まで年間6~7兆円台で横ばいに推移すると予測されます(図3)。

人口は減ってもリフォーム・リノベ市場は縮小しない。となればここに注目する企業が増えるのは当然のことですよね。

これまでは注文住宅が主だったハウスメーカーや工務店も、今後はリノベーションに注力するところが増えると思います。

理由2.独自路線を切り拓きたい住宅事業者

中古 × リノベーションという住まいの選択が浸透しつつある中「施工会社はどこも似たり寄ったり」というパターンが増えているようにも感じる昨今。

競合他社が多いエリアだとなおさら差別化するのは大変ですが、異業種とのコラボは新規顧客獲得のための重要なエッセンスになるはず!

理由3.ブランドの世界観をより反映できるアパレル事業者

住宅業界に参入しているアパレル事業者はどこも知名度の高いブランドばかり。だからこその「スタイル提案」に住宅との相性が悪いわけがありません。

セレクト系のブランドを中心に今やアパレルは「衣食住=ライフスタイル全般」をプッシュする販売戦略が当たり前?になりつつある気がします。デザインや企画力を住宅にも落とし込めれば、基幹事業の拡大も見込めるかもしれません。

DIESEL LIVING × リノベる

出典:リノベる。

という3つの理由を考えたところで、お次は前述した中のコラボのひとつ「RE : Apartment UNITED ARROWS LTD」について見てみました↓

RE:APARTMENT UNITED ARROWSのマンションリノベは高級路線

個人的に気になったRE : Apartment UNITED ARROWS LTD. (ユナイテッドアローズ × グローバルベイス)の施工事例。あれこれ見ているうちに気が付きましたが、いづれも工事費はお高め!セレクトショップとしてのポジション同様、これも一種のブランディングなんでしょうか。

中古とはいえ立地によっては地方の何倍もするであろう東京のマンション。物件価格+工事費で果たして幾らになるんだろう・・と思っちゃいますが、都心ゆえに需要は一定数あるんだろうなと思います。

施工事例1

築年月 :昭和43年10月
専有面積:約43.09㎡
工事費 :1,100万円

フローリングは突板。壁・天井はクロス仕上げ。専有部内の給水管・給湯管は新規交換でキッチンはUAオリジナル(人造大理石トップ)とのこと。

43平米に1100万円かぁ…わたしは高いと思っちゃいます(笑)

RE : Apartment UNITED ARROWS LTD.施工事例1

出典:リノコレ

トレンドも取り入れつつ全体的に洗練されたミニマルなデザインなのは好印象。

施工事例2

築年月 :昭和45年11月築
専有面積:75.97㎡
工事費 :1,900万円

ヘリンボーンの床、壁や天井の塗装(左官仕上げ)が素敵なお宅。こちらもキッチンはUAオリジナル。黒が効いていて個人的には好きだなぁ。でもやっぱり工事費お高い。

RE : Apartment UNITED ARROWS LTD.施工事例2

出典:リノコレ

施工事例3

築年月 :昭和53年12月
専有面積:94.80㎡
工事費 :3,200万円 セレクト家具付

うっひょー!工事費3200万円。

RE : Apartment UNITED ARROWS LTD. 施工事例3

出典:リノコレ

さすが、お高いだけあって造りが普通とは違いますよね。高級タワマンにありそうな洗面台といい、玄関から続く木の壁面といい、品があって素敵。

2016年に中古マンション購入&フルリノベーションをしたわたしたち夫婦ですが、こういう事例を見ていると「次はこうしよう、ああしよう」とつい考えてしまいます(笑)その予定は残念ながら無いですが、これからリノベーションする方へのヒントとしてお役に立てるはず!

おわりに

アパレルをはじめ異業種とタッグを組む施工会社のほとんどは、どこれもこれも首都圏ばかり。地方にももっと面白いリノベーション会社や取り組みが生まれないかぁと思ってしまいます。

情報収集に苦労しないこの時代とあって、住まい手もひと昔前に比べれば随分と知識が豊富になっているはず。こだわりがあって目の肥えた消費者を満足させられるだけの施工会社が果たしてどのくらい存在するのか・・最近はそんなことが気になります。

ただでさえ、何かとややこしい日本の住宅業界。価格だけでなく質やサービスがより向上すれば、リノベーションを選ぶ人の数はもっと増えていくはずです。

これからのリノベーション業界がますます面白くなることを願って、わたしも引き続きウォッチしていきたいと思います!

リノベーションの資料請求ならこの3社!

【第1位】マイリノ

異業種とのコラボで知られるグローバルベイスの「マイリノ」。都心でマンションリノベーションをお考えの方におすすめです。デザイン性の高いオーダーメイドリノベーションに定評がある一方、リノベーション済の物件も検索可能。年間300件以上の実績があります。

【第2位】リノデュース

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タウンライフリフォームは、希望する増改築やリノベーションの見積りを一括請求できる便利な専門サイト。全国300社以上の優良リフォーム会社から、お好みの会社を選ぶことが可能です。厳格な国家基準をクリアした信頼あるリフォーム会社のみ掲載されているため、安心してお使いいただけます。

  • この記事を書いた人

ヨコヤムヤム

ライフスタイルリフォームアドバイザー・ヨコヤムヤム(37歳♀)です。2012年結婚を機に東京→札幌へ移住。中古マンション購入&フルリノベーションの実体験をもとに自宅の全てを公開中。現在はフリーライターとしても活動しています。

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