
目には見えない香りですが……だからこその存在感がそこには在ります。
香水ほどの主張はせず、そうでありながらも " 誰かの記憶に残る香り " を届けてくれる万能アイテムの活用法をまとめます。









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紙のお香といえばアルメニアペーパーとパピエダルメニイの二つ
1. イタリア生まれのアルメニアペーパー


アルメニアペーパー
紙のお香として有名なアルメニアペーパーは、フィレンツェで800年の歴史を誇る世界最古の薬局Santa Maria Novella(サンタマリアノヴェッラ)から誕生したもの。









今回ご紹介するアルメニアペーパーは、スパイシーな香りが特徴的な紙のお香。
一度使うと癖になる感覚があり、性別を問わずファンの多いアイテムの一つです。
わたしも社会人になって以降、長年愛用しています。
2. フランス生まれのパピエダルメニイ


ローズ、アルメニイ、トラディショナルの3種類あり
こちらはフランス製のpapier d'armenie(パピエダルメニイ)
安息香の木の樹脂の香りを用いたもので、バニラ系のクラシカルな香りが特徴です。









サンタマリアノヴェッラのアルメニアペーパーと併用して使っています。
アルメニアペーパーとパピエダルメニイの違い
ともに紙のお香として古くから知られていますが、一番の違いは枚数と価格にあります。
- アルメニアペーパー:18枚
- パピエダルメニイ:36枚
パピエダルメニイはアルメニアペーパーの2倍の枚数だけでなく、価格も圧倒的に安いです。
またアルメニアペーパーはスパイシーな香りなのに対し、パピエダルメイニはバニラのような甘い香りがします。
アルメニアペーパーとパピエダルメニイの販売店
アルメニアペーパーはサンタマリアノヴェッラの実店舗で購入可能。
パピエダルメニイはセレクトショップや雑貨店で見かける機会が増えてきましたが、ネット購入が確実です。
アルメニアペーパーとパピエダルメニイの使い方
- お香として焚く
- 財布や名刺ケースに入れる
- クローゼットで使う
- インテリアとして飾る
どちらのお香も上記のような使い方がおすすめ。
特にアルメニアペーパーは枚数のわりに安くないため、お香として焚くだけではもったいないと感じてしまいます。
使い方1. お香として焚く
これが一番スタンダードな使い方。









使い方2. 財布や名刺ケースに入れる
男性も女性も性別に関係なく、財布や名刺ケースにぜひ一枚入れてみてください。
財布ならお札に、名刺ケースであれば名刺に香りが付きます。









使い方2. クローゼットで使う


我が家ではトレイに乗せて使ったりもします
ハンガーに掛けて使ったり、引き出しに入れて使うのもおすすめです。
優しく香るため香水が苦手な方や、柔軟剤以外のもので香り付けしたいという方にぴったり。









使い方4. インテリアとして飾る


手作りのスワッグにパピエダルメニイをセットしてみました
画像のようにドライフラワーで作ったスワッグと一緒に束ねれば香るインテリアに早変わり。









紙のお香アルメニアペーパーとパピエダルメニイまとめ
意外と知られていない紙のお香。
ですがこうして見ると汎用性の高いアイテムだと思いませんか?
香りの好みには個人差ありますが「人工的な香りがダメ」という方には特にぴったり。
アルメニアペーパーは高い……と感じる方は、パピエダルメニイからぜひ「紙のお香のある暮らし」を楽しんでみてください。