4/26(日)追記:第31回2020年の「えべつやきもの市」は、中止が発表されました。

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全道から人気陶芸作家が集まる「江別やきもの市」
2020年で31回目を迎える「江別やきもの市」は、北海道最大規模の焼きものイベント。
道内各地、約60市町村からプロ・アマチュアが集まります。なんとその数、約300店以上!
江別は国内屈指のレンガの町
明治時代にレンガ工場ができたことで窯業(ようぎょう)が発展した町「江別」。
現在も、国内屈指のれんが生産地として知られています。
江別には、焼きものに適した土壌が豊富にあり、古くは縄文時代の土器まで出土することがあるそう。
また、釉薬(ゆうやく)の研究者として有名な故「小森忍」氏が窯を置いた町でもあり、陶芸界はもとより道内の作家にも大きな足跡を残したと言われています。
今も多くの窯元が今も活動を続ける町であり、北海道遺産にも登録されていると知れば、やきもの市がなぜ江別で開催されるのか、その理由はお分かりいただけますよね。
江別やきもの市へのアクセス

出典:江別やきもの市会場周辺の案内
会場は江別駅からすぐの場所。
車で行かれる方は、臨時駐車場(江別市役所・セラミックアートセンター)を利用しましょう。
無料シャトルバスも随時運行しています。
好きな作家や気になる作家は事前チェックがおすすめ
お目当の作家さんがいらっしゃる方は、出店ブースの場所を事前に確認しておくことをおすすめします。
人気の作家さんであればあるほど、すぐに売り切れてしまうためご注意ください。
出店者リスト
第30回えべつやきもの市出店者一覧表
会場はプロ・アマチュアを含め、ブースがA〜Gまで7ブロックに分かれています。
どの順番で攻めていこうか、考えるのもまた楽しい時間です。
会場配置図
第30回えべつやきもの市会場配置図
情報収集にはインスタグラムのハッシュタグが便利
特に狙いをつけなくても、見て歩くだけで楽しいやきもの市ですが、
- 好みのうつわを見つけたい
- 人気の作家さんを知りたい
という時は、インスタグラムが便利。
「ハッシュタグ(#)」を使って、「うつわ好き」「焼きもの」「器」などのキーワードで検索してみてください。
これまで知らなかった作家さんや人気の器に出会えるはずです。
また、やきもの市当日は「#江別やきもの市」でも是非一度検索を。
会場の様子をタイムリーに知ることができます!
江別やきもの市2018年の会場の様子
ご覧のとおり、会場には屋台や飲酒ブースもあります。なのでお腹が空いても大丈夫!
画像には写っていませんが、江別グルメを楽しめるフードコートも設置されています。
わたしは空腹に耐え(笑)お目当のブースまで一直線!

林さとみさんの作品
会場に着き、急いで「林さとみ」さんのブースへ向かうものの、お目当てのアイテムは既に売り切れ。
やはり……会場オープンを目掛けて行かねば間に合わないことを痛感しました(苦笑)
300店以上のブースが並ぶだけあり、それまでは知らなかった作家さんとの出会いも多々。
テーブルに並ぶ器のほか、テーブルの下に置かれたダンボールなどにも、たくさんの器が入っていたりします。
こういうところに意外とお宝が……!
ヨコヤムヤムの戦利品

ソロソロ窯や馬渡新平さんの作品たち
画像にあるのは、これまで集めたうつわと、やきもの市で購入した器たち。
人気作家さんの作品は、札幌市内のセレクトショップなどでも購入できますが、種類や数が少ないことも多いため、この点はやはり「江別やきもの市」で見つけるのがベストです。

石川裕信さんや牧野潤さんの作品
ほんの一部ですが、わたしが好きな作家さんが下記。
気になる方は是非インスタグラムから検索してみてください。
#cogu
#イイホシユミコ
#菅原謙
#林さとみ
#ソロソロ窯
#馬渡新平
#牧野潤
#石川裕信
江別やきもの市まとめ
年に一度のやきもの市。行って損なし、そして、個人的にもおすすめのイベントです。
料理嫌いのわたしですが(笑)なぜか器にはテンションが上がります。
「器が喜ぶ料理」をもっと作れるようになりたいところですが、「器のおかげで下手な料理も良く見える」ことのほうが多い今日この頃です(笑)
江別やきもの市
開催日:7月13(土)・14(日)
時間 :10:00 〜 18:00(最終日は17:00)
住所 :江別市3条5丁目 江別市コミュニティセンター周辺
アクセス:【電車】JR江別駅から徒歩2分
【車】道央自動車道江別西ICから約15分(江別市役所に臨時駐車場あり・会場までは無料のシャトルバスを利用可能)