気になるみんなのリノベ事情
「インテリアから見る暮らしのカタチ。暮らしかたに学ぶリノベ術」をヨコヤムヤムが紐解いていくインタビュー企画。今回は『ながめのいいワンルーム』を運営する東京在住の ' kura ' さんにお話を伺いました!
- 気になるみんなのリノベ事情
- Q1. 「ながめのいいワンルーム」kuraさんの自己紹介
- Q2. リノベを決めた理由
- Q3. リノベーションのテーマ
- Q4. 施工はどちらに?
- Q5. 間取りのビフォーアフター
- Q6. 広さとリノベーション予算
- Q7. リノベした家のココが好き
- Q8. リノベした家のココが嫌い
Q1. 「ながめのいいワンルーム」kuraさんの自己紹介
kuraさん:kuraと申します。一人暮らしを満喫中です。2006年に東京都内の中古マンションを購入し、2015年にリノベーションしました。
Q2. リノベを決めた理由
kuraさん:前オーナーさんが2002年に水まわり以外、間取り変更など、大胆なリフォームをされていて、内装は綺麗だったのでそのまま住みました。(物件を購入した2006年当時「リノベーション」という言葉はまだ浸透していませんでした。)
最初から自分にフィットしていない箇所や、日々の生活で不便を感じる箇所、水まわりの老朽化等が引き金となりリフォームを検討しましたが、せっかくなら「より自分にフィットした家にしたい」と思うようになり「リフォーム」ではなく、自由な組立てが可能な「リノベーション」が自分らしいなと思いました。
ヨコヤムヤム:マンション購入と同時にリノベーションする方も多いですが、実際に住んでからのリノベーションであれば、生活動線や改修ポイントが分かりやすいぶん、プランニングもスムーズに進みそうです!
Q3. リノベーションのテーマ
kuraさん:プランナーさんへ最初に提出したメモより→「明るさ、広さを感じられる空間。かっこよさよりもリラックスできることや、機能美優先。シンプル、北欧テイスト、ナチュラルだけど少しPOP、行き過ぎていないインダストリアル感」。
Q4. 施工はどちらに?
kuraさん:空間社さんにお願いしました。第一印象で一目惚れでした。
Q5. 間取りのビフォーアフター
kuraさん: 既存の間取りを活かした箇所が非常に多いため、図面だと変化が分かりにくいかも知れません。
kuraさん:左から時計回りに4ヶ所(リビング→玄関→ダイニング→キッチン)それぞれのビフォーアフターがこちら。


kuraさん:ちなみに、現在はこんな感じです↓
Q6. 広さとリノベーション予算
55平米・約500万円
kuraさん: 窓の工事を別会社にお願いした合計です。
Q7. リノベした家のココが好き
[1]キッチン
kuraさん:もともとは壁付け一列&石膏ボードの壁で覆われていたキッチン。壁を取り払い、二列にレイアウト変更し、明るく開放的に。
kuraさん:来客時も孤立せず、部屋のほうを向いて作業ができて快適です。タイルをたくさん使い、自分好みのテイストにしました。
ヨコヤムヤム:キッチンカウンター × カーペット × ラグのグレートーンが可愛いですよね!ダイニングの折り上げ天井も素敵。
ヨコヤムヤム:ニッチの奥までタイル張り!梁の幅に合わせたサイズ感にもしっくり来ます。
[2]玄関
kuraさん:自転車をストレスなく停められるよう、土間を拡張しています。お気に入りの床タイルは、面積に合わせて柄のピッチを指定しました。
kuraさん:壁には有孔ボードを設けて、外出時に必要なものを収納したり、気分で好きなものを飾ったりしています。
Q8. リノベした家のココが嫌い
スイッチプレートのレイアウト
インターホンは変更不可でしたがレイアウトの工夫はできたのではと。プラン中は多くのことで頭がパンパン・・。ここまで考えが至りませんでした。
ヨコヤムヤム:分かります、すっごく分かります!我が家もインターホンはそのままです。ニッチを造ればよかったと、あとになって後悔(笑)
おわりに
ヨコヤムヤム:三面採光&二ヶ所にバルコニーがあるkuraさん邸。燦々と注ぐ光が、なんとも気持ち良さそうなリビングです。でもって、遊び心のある建具の色使い!


ヨコヤムヤム:テーブルやベットの木の質感と、小物や雑貨のさり気ないアクセントカラーも空間に映えていますよね。
二ヶ所に設けられたニッチや、玄関の有孔ボード、そして窓際のハンギングバーといい「かゆいところに手が届く」的工夫も、リノベのアイデアとして参考になると思います。
見ているだけで深呼吸したくなるようなkuraさん邸の様子は、こちらのブログまで!
\ ながめのいいワンルーム /
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