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知っておくべき!マンションの給水方式と停電時のトイレの流し方

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知っていますか?マンションの給水方式


2018年9月に起こった北海道胆振東部地震。北海道全域で停電になったほか、わたしの住む札幌も、一部の地域で断水になりました。

停電のため電気・ガスが使えなくなった我が家ですが(24時間くらいでしょうか)幸いにも「水」には困りませんでした。その理由は、マンションの給水方式が「直結給水方式」だったから!

[1]貯水槽方式(受水槽方式)

おそらく、古いマンションにいちばん多いこの方式。水道水を一旦、建物内の水槽に貯める→増圧ポンプや高架水槽を介して各住戸に配水、という仕組みです。

正確には

  • 高置水槽方式
  • ポンプ直送方式
  • 圧力タンク方式

の3種類がありますが、説明が長くなるので割愛しますね(笑)

貯水槽方式(受水槽方式)のメリット・デメリット

  • 衛生面での懸念
  • 災害時、貯水槽内の水を利用できる(停電で給水ポンプが止まった場合はアウト)
  • 清掃や点検、水質検査などメンテナンス費用がかかる

 

[2]直結給水方式

直結給水方式には2種類あります。

  • 直圧直結給水方式(低層階向け)
  • 増圧直結給水方式(中高層向け)

直結給水方式のメリット・デメリット

直圧直結給水方式は、水道水の水圧を利用して直接、各住戸に給水する仕組み。

  • 各住戸まで水道水が直接届くので水質に不安がない
  • 貯水槽を置かなくて済む(スペース削減)
  • 停電時も断水しない
  • 水道の圧力が低いところだと水圧が低下することもある

増圧直結給水方式のメリット・デメリット

増圧直結給水方式は、水道水から分岐して引き込んだ水を、増圧ポンプで各住戸に給水する仕組み。

  • 各住戸まで水道水が直接届くので水質に不安がない
  • 貯水槽を置かなくて済む(スペース削減)
  • メンテナンスが必要・停電時は断水されてしまう(低層階であれば問題なし) 

停電すると厄介


貯水槽方式も増圧直結給水方式も、電気で稼働するポンプを使っていれば、停電時は当然ポンプが止まってしまいます。高置水槽方式(水道→受水槽→揚水ポンプ→高置水槽→各住戸)であれば、重力で水を利用できますが、それも時間の問題です。

電気温水器が役に立つ

わたしたちのマンションは全住戸で、電気温水器を使っています。深夜電力を使って毎日お湯を温め、タンクにためる「貯湯式」なので、地震で停電している間も、水はもちろん「お湯」まで使うことができました。

万が一(地震による共用配管の破損など)に備えて、なるべく使わないようにしていましたが、それでもどこかホッとしたのを覚えています。

停電時のトイレの流し方(TOTO編)

バケツを使って便器に直接、水を流す。これもひとつの方法ですが、トイレによっては停電時も、バケツ要らずで流せる仕様になっています(注:断水していないとき)。

停電時専用のトイレ洗浄レバー
洗浄レバーを引っ張る

出典:https://jp.toto.com/support/emergency/dansui_teiden/index.htm

↑これは我が家の場合ですが、似たような装置が付いているトイレは他にもあるはずなので、この機会にぜひ一度、確認してみてください。

停電時(緊急時)のトイレの流し方

震災・停電でコンビニも開いていない

コンビでトイレをお借りしようにも、震災&停電ともなればコンビニも開いていません(なので食料調達の面でも一苦労)。

普段から水を貯めていれば、いざという時に役立ちますが、トイレを流すためには5リットル前後の水が必要なので、ある程度のストックが必要です。

おわりに

自分の住むマンションの給水方式を「知っています」という方は、意外と少ないように感じます。「貯水槽式だから大丈夫」と思っていても「給水ポンプは電気で動く」ということを見落としている方が多い気が。

正直、マンションを購入するときは、ここまで意識できなかったですが、リノベーションをした際に、一通りの確認が出来たので、そのおかげで震災が起きたときも、あたふたせずに済んだのかな、と思います。

いつ何が起きるか、こればっかりは誰にも分かりませんので。マンション住まいの方は特に、諸々の確認をしておきましょう!

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