
そのうえで「あなたに合うソファ」が分かるよう、向き不向きも合わせてご紹介しています。




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脚なしソファのメリットデメリット


出典:Pinterest
脚なしソファのメリットデメリット
- 安定感と重厚感がある
- 荷重が分散される
- 圧迫感がある
- カビやダニが発生しやすい
脚なしソファは、文字通りソファの底が床にベッタリと付くタイプのもの。
一番のメリットは重厚感。デメリットは圧迫感です。
脚なしメリット|安定感と重厚感がある
脚なしソファは、見た目に「ずっしり」とした安定感があります。
またラグジュアリーな空間に置かれるソファとして「脚なし」が多い点も、重厚感が関係しています。
脚なしメリット|荷重が分散される
例えば、脚付きソファをクッションフロアや畳に置く場合と床を傷つけてしまいます。
この点、脚なしのほうが底全体に荷重がかかるため、傷つきにくいです。
脚なしデメリット|圧迫感がある
部屋が広いと感じるか否かは、「床がどれだけ見えているるか」に左右されます。
そのため間取りによっては、脚なしソファを置くことで圧迫感を感じてしまうこともあるでしょう。
脚なしデメリット|カビやダニが発生しやすい
脚なしソファは底の部分が床面と接しているため、通気性には欠けてしまいます。
風通しが悪い、湿気が逃げないとなると、気になるのはカビやダニ。
知らず知らずのうちに埃も溜まってしまいます。
脚付きソファのメリットメデリット


我が家は「脚付き」を選びました
脚付きソファのメリットデメリット
- ソファ下に掃除機が入る
- ソファ下を収納に使える
- 犬や猫が入る
- 子供のおもちゃなど、ものが散らかりやすい
脚付きメリット|ソファ下に掃除機が入る
「掃除機はルンバ」という家庭にとって、ソファの下も綺麗に掃除ができるというのは嬉しいポイント。
コードレスタイプの掃除機も同様です。
脚付きは通気性が良いため、カビやダニの心配もありません。
脚付きメリット|ソファ下を収納に使える


ソファの下にぴったりハマる山善の「スマートフロア」
脚付きソファは、座面下を収納スペースとして使うこともできます。
画像のようにキャスター付きの収納アイテムを使えば、取り出しも楽。
雑誌や本、ブランケットなどの収納に役立ちます。
脚付きデメリット|犬や猫が入る
屋根のある場所が好きな犬や猫にとっては、ソファ下が「居場所」になることもあるでしょう。
抜けた毛が溜まりやすくなる、ペットが居ると落ち着いて座れない、と気になる方は注意が必要です。
脚付きデメリット|子供のおもちゃなど、ものが散らかりやすい
「小さな子供がリビングで遊ぶ」というご家庭は、ソファ下におもちゃが入る度にストレスを感じてしまいます。
またペットと同様ソファの下に子供が入る可能性があり、かえって危険な場所になることもあります。
収納付きソファのメリットデメリット
ここでは「脚なし」に分類される「収納付きソファ」についても、そのメリットデメリットを見てみましょう。
収納付きメリット|スペース不足をカバーできる
収納付きソファがあれば、「一人暮らしで部屋が狭い」「リビングに収納家具を置くスペースがない」という人でも限られたスペースを有効活用できます。
また収納付きソファは急な来客で掃除ができないときも、急いで物を仕舞えます。
小さな子供やペットが触れると危ないものを収納したり、イタズラ防止のために隠すことができる点もデメリットです。
収納付きデメリット|ソファとして使っている時は出し入れできない
収納付きソファの多くは座面下や、オットマンの中が収納スペースになっています。
この場合は、座りながら物を出し入れできません。
また、ソファを移動させたい時は、中の物を一度取り出す必要があったり、湿気がこもりやすい点もデメリットと言えます。
脚なしソファはこんな人におすすめ
脚なしソファに向く人


出典:LOWYA
- 高級感にこだわりたい人
- 体を包み込むような座り心地を求める人
- ボリューム感のあるソファが欲しい人
脚なしソファには、体が沈み込むような弾力感があり、深く腰掛けるとリラックス感が増します。
また、レザーやベロアなどの素材であれば、より高級感を演出できる点も魅力です。
脚なしソファに向かない人
- 部屋が狭い人
- 圧迫感のないデザインが好きな人
- スタイリッシュな空間を好む人
部屋をなるべくスッキリさせたい人、「抜け感」のある空間にしたいに人は「脚なし」ではなく、脚付きソファが良いでしょう。
「ルンバを使うためにソファは脚付きを選ぶ」という人も年々増えています。
我が家が脚付きソファを選んだ理由


「sabisabi」で購入した3人掛けのソファ
2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家では、脚付きソファを使っています。
賃貸時代は「脚なしソファ」を使っていましたが、リノベーションを機に脚付きソファを買うと決めた理由は下記でした。
掃除がしやすくカビの心配もないうえ部屋が広く見える
- 掃除しやすい
- 部屋が広く見える
- 湿気が溜まらない
掃除機をスイスイ掛けられるうえ、ルンバも問題なく使える点は、掃除好きのわたしにとってメリット大。
湿気が溜まらないためカビ知らずです。
また脚付きによって床が見えるぶん、部屋も広く感じられます。
しかしながら座り心地に関しては、クッションに厚みが取れる脚なしソファに軍配が上がるかもしれません。
脚付きソファ脚なしソファのメリットデメリットまとめ


脚付きソファを置いた我が家のリビング
脚なし脚付きを決めたら、残るは「過ごし方」でソファを選んでください。
座面が柔らかいソファは体の重みで沈みやすいため、寝るときにはぴったりですが、本を読んだりテレビを見る際は不向きです。
- ソファに横になってテレビを見たり雑誌を読む→硬め
- ソファで昼寝や仮眠することが多い→柔らかめ
また、座面の奥行は50cm以上がベスト。この数字は人の肩幅に関係します。
- 男性の肩幅:約40センチ
- 女性の肩幅:約35センチ
そのため最低でも50cm、理想は60cm以上です。




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