この記事では「ルーターやモデムが見える場所にあるのは嫌」という方に向け、NGといわれる置き場所と最適な置き場所をご紹介します。
加えて、おすすめの隠し方やこれからリフォーム・リノベーションをする方に向けた配線方法もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
知っておきたいルーターの最適な置き場所
最適な置き場所
- 床から1〜2mの高さに置く
- できるだけ家の中心に置く
パソコン周辺機器メーカーの「buffalo(フバッファロー)」によると、ポイントは上記の2つです。
置き方1. 床から1〜2mの高さに置く
ルーターの電波は、ルーターを中心に全方向に飛ぶ特性があります。
窓際も同様です。
置き方2. できるだけ家の中心に置く
ルーターが使用する2.4GHz帯の周波数は、電子レンジなどの家電にも使われています。
そのため、電波同士の干渉によって、ルーターの電話が弱くなることもあります。
ルーターをもっとも簡単に隠せる置き場所はテレビ裏
ルーターは、「床から1〜2mの高さかつ、家の中心に置ければベスト」です。
「テレビ裏収納ラックsmart」ならルーターや電源タップを一括収納できる
テレビ裏収納ラックの便利ポイント
- 配線を一箇所にまとめられる
- 電源タップも一緒に置ける
ラックは、付属のネジでテレビに固定するだけです。
【我が家の例】インテリアを邪魔しないルーターの置き場所
1. リノベーションでLANコンセントをクローゼットの棚上に移動
2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家。
リノベーション前の我が家は、LANパネルがリビングの入口にあり、そのまま使うとモデムやルーターは丸見え状態でした。
と思い、そのままではインテリアの邪魔になるため、リノベーションを機にLANパネルを別の場所に移動しました。
2. WICにLANパネルを設置
棚板があるため、そこにルーター類を置きました。
3. ドア裏のデッドスペースを活かして隠す
我が家のWICは、寝室に併設しており、入り口は同じでドアも一つです。
ドアをあえて内開きにし、画像に写るドア裏にルーターを置いています。
通信も問題なく、この配置は大正解でした。
LANの移設時にはコンセントの追加も要検討
ポイント
- スマホとPCは何台あるか
- スマホやタブレットの充電場所はどこが最適か
リフォームまたはリノベーションの予定がある方は、コンセントの数にも注目してみてください。
見極めのポイントは、上記の2つです。
キッチンやリビングには、最低限必要なコンセントが既に設置されていますが、PCやスマホなどのデバイスに関してはあまり考慮されていません。
足りないと困るコンセントは、予備として余るくらいがちょうど良いといえます。
TVのアンテナ端子も2箇所以上がおすすめ
模様替えしたいときのことも考えて、我が家はリビングにアンテナ端子を2箇所設けました。
それを隠すのも大変なため、はじめから複数設置しておくと便利です。
【ルーターの置き場】NGはどこ?インテリアを邪魔しない置き方まとめ
リノベーションを機に、LANコンセントごと設置場所を見直した我が家ですが、電気やネット回線に関しては「専門業者でないと分からない」というリノベーション会社もあります。
壁や天井に配線すことを考えると「後からの工事は難しい」ということもあるため、リノベーションの際は、間取りを考えると同時にコンセントの数やTVの配線も決めておきましょう。
「ルーターの置き場所問題」と聞くと地味ですが、実は大切なことだとわたしは思います。