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不朽の名作!デザイナーズチェアに見るデザインの歴史とインテリア事例

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今もなお高い評価を受けるデザイナーズチェア


「好きな椅子をひとつだけ教えて」と言われても、答えに迷ってしまうほど魅力的なプロダクトが多い家具=椅子!今回は、数ある名作チェアの各デザインと特徴をまとめてみます。

 

[1]バウハウス


ドイツ語で「建築の家」を意味する『バウハウス』。工業デザインや建築、家具のデザインなどを教える学校で、1919年に設立されました(学校名でもあり、デザインそのものを指すこともあります)。

ナチスによって閉校されてしまいますが、そのわずか14年間の活動は、現代美術に大きな影響を与えたと言われています。

マルセイ・ブロイヤー『チェスカチェア』

ミース・ファン・デル・ローエ『バルセロナチェア』

カンティレバー(片持ち)のチェスカチェアや、革張りのバルセロナチェアが有名。当時は珍しかった「スチールパイプ」を使った、機能性・量産をテーマとしたモダンデザインが特徴です。

チーク材の家具や、アンティークな空間と相性◎なブラウン。モダンながらも、どこか温かみを感じますよね。

[2]スカンジナビアンモダン


アイコン的存在の『Yチェア』や、ピーコックチェア、パイミオチェアなどなど、自然素材を使ったシンプルなデザインが特徴ですが、そうでないものも沢山あります。

ダイニングチェアとして使う方が多いYチェア(手前)。ナチュラルなインテリアにハマる椅子ですが、奥に見える『セブンチェア』のブラックが効いて、程よく引き締まった印象に。

ハンス・J・ウェグナー『Yチェア』

アルバー・アアルト『パイミオチェア』

3. アルネ・ヤコブセン『エッグチェア』

重たくなりがちなレザーも、真っ白な空間であればあるほど映えます。抜群の存在感。

↓アルネ・ヤコブセンの『アントチェア(アリンコチェア)』も個人的には好きです。こちらは形成合板&スチールパイプ。

[3]アメリカンモダン


ステンレスやアルミ、プラスチックなどを使ったものが特徴的。バウハウスのように「大量生産」を前提とした椅子が多くデザインされました。 

エーロ・サーリネン『チューリップチェア』

北欧モダンにもアメリカンポップにも、はたまた純喫茶のような空間にもハマるチューリップチェア。

同じFRP(繊維強化プラスチック)では、ヴェルナー・パントンの『パントンチェア』も有名です。

[4]イタリアンモダン


造形の面白さが特徴とされるイタリアンモダン。ビビッドな色をシンプルに使うという特徴もあります。

ジオ・ポンティ『スーパー・レジェーラ』

画像の通り、指1本で持ち上げられるほど軽い椅子。「普通の椅子」に見えますが「高品質な普通の椅子」と呼ぶのが正しいかと(笑)カール・ラガーフェルドが持つと、これまた一段と素敵!

[5]ジャパニーズモダン


1950年代以降、発展してきたと言われる日本のモダンデザイン。日本ゆえ「和にも合うデザイン」が魅力のひとつです。

柳宗理『バタフライスツール』

新居猛『ニーチェアX』

豊口克平『スポークチェア』

きっと、どこに置いても「絵になる&使える」バタフライスツール。和洋問わず空間にハマる優秀家具のひとつかと。

おわりに

比較的簡単に取り入れやすい家具=椅子。お値段が張るものも多いですが、手の届く範囲の中で「名作」と呼ばれる椅子たちを集めていくのも楽しそう。どれもこれも素敵で目移りしちゃいますが、わたしも先ずは一脚、買い足そうと思います。 

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