
「えっ、次からこんなに返済額が上がるの……?」
住宅ローンの10年固定期間が終了後、銀行から届く「金利見直しのお知らせ」を見て、ため息をついていませんか?
優遇期間が終わり、跳ね上がった金利を「そういう仕組みだから仕方ない」と諦めて受け入れてしまうのは、非常にもったいない話です。
実は、今の銀行と交渉することで金利を下げられる可能性があります。
この記事では、住宅ローンの3年固定期間が終了した我が家が、実際に銀行と交渉を行い、総返済額を減らすことに成功した全記録を公開します。
「面倒そう」「自分にできるかな?」と不安な方でも大丈夫。特別なスキルは不要です。
準備すべき書類や、銀行へ伝えるべき具体的なフレーズなど、実体験に基づいた「損をしないための立ち回り方」を詳しくお伝えします。
返済額を抑えて、家計にゆとりを取り戻すための第一歩を、ここから踏み出しましょう。
住宅ローン「固定終了後」の交渉ポイント
わたしは過去3回住宅ローンの金利交渉をしています!
- 借り換えの意思を伝えること
- 金利交渉がダメなら視点を変えて交渉し直す(※)
- 交渉に失敗しても問題はない
※例:団体信用生命の保証内容を手厚いプランに変更してもらう・金利の固定期間を見直す・変動金利に変更するなど
【我が家の体験談】住宅ローンを組んだ当初の金利は3年固定で0.7%

我が家の住宅ローンの内容
- 特約3年固定金利選択型→特約期間終了以降、完済まで基準金利より年1.5%引下げ
- 団体信用生命保険+8疾病保障付
※保証料不要
わたしたち夫婦は、2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションしています。
当初、契約した住宅ローンの内容が上記です。
簡単にお伝えすると「変動金利ではあるものの、はじめの3年間だけは固定金利0.7%でOK」というプランとなります。
銀行から「金利が0.3%アップ」するという通知あり
2016年に住宅ローンを組んでから3年後、銀行から「特約3年がまもなく終了します」との連絡がありました。

と、銀行に問い合わせると……

との回答でした。
「0.3%ならいいか」と思うかもしれませんが、わたしたちは「0.3%でも値上がりは嫌」という判断!
0.3% のアップは月額にしたら数千円ですが「塵も積もれば」です。
3年間で考えると数万円、元金によっては数十万の違いがあります。
交渉後の金利は0.7%のまま据え置きに成功!

結論からお伝えすると、初めての金利交渉は「契約当初の3年間と同様、以降3年間も金利は0.7%のままでOK 」という結果でした。
【我が家の体験談】過去3回の金利交渉について
過去3回の金利交渉
2019年|金利交渉1回目
- 交渉しないままだと金利0.7%→1.0%にアップという条件
→据え置き交渉に成功!
結果0.3%減という結果に。
2022年|金利交渉2回目
- 交渉しないままだと金利0.7%→1.15%にアップという条件
→据え置き交渉に失敗!
ただし、クレジットカードを作るという条件で1.15%→0.8%へと0.35%減という結果に。
2025年|金利交渉3回目
- 交渉しないままだと金利0.8%→2.5%にアップという条件
→据え置き交渉に失敗!
ただし、2.5%→1.15%へと1.35%減という結果に。
わたしは過去3回、住宅ローンの金利交渉をしています。
中には「条件付き」という時もありましたが、結果的には本来の金利を下げられたので成功です。
【我が家の体験談】金利交渉に挑むまでの手順

ここからは、住宅ローンの金利交渉に挑むまでの手順をご紹介します。
1. 他の銀行で仮審査に挑む
住宅ローンを組んでいる銀行に「金利据え置き」あるいは「借り換えを検討している」と話すだけでは、取り合ってもらえない可能性があります。
これはつまり、他行で実際に借り換えのシミュレーションなどをしている事実をもとに、交渉をはじめるほうがスムーズということです。
そう予想した我が家はまず、別の地方銀行(現在借り入れしている銀行の競合他社)へ行き、借り換えの相談をすることにしました。
2. 借り換えのメリットがあるかどうかを判断する
借り換えに必要な諸費用
- 事務手数料
- 印紙税
- 登録免許税
- 司法書士報酬
借り換えには諸費用がかかります。
これが実に厄介!
その額だいたい30万円前後です。
中には、100万円程度かかるケースもあります(元金にもよります)。
借り換えを相談した銀行では、金利0.3%アップ後の返済シミュレーションと、金利0.7%のままでの返済シミュレーションをお願いし、その差額をもとに検討しました※こちらの銀行も最低金利が0.7%
しかし、やはり諸費用が高い!

ただし、団信の内容は競合他社の銀行のほうが有利でした。
となると……

という声が聞こえてきそうですが、ネット銀行は除外しています。
その理由はネット銀行のほうが諸費用が高いからです。
3. 返済シミュレーションの結果を手に銀行へ直談判する
ライバル銀行での借り換えにメリットがないのであれば、残る手段は「金利を据え置きにして欲しい」と、契約中の銀行に申し出るしかありません。
契約の支店に電話をし、アポを取って銀行に直接お邪魔したわたしたち。
「金利据え置き」という言葉は使わず、

と相談しました。
すると、

との回答!
意外や意外、希望していた金利据え置きのお願いがスルッと叶ってしまいました。
【我が家の体験談】実際に金利交渉をして分かったこと

思っていたよりもスムーズに交渉が成立したわたしたちでしたが、実際に金利交渉をして分かったことをまとめます。
金利交渉成功のコツ
※あくまで個人の感想です
- 他行での借り換えシミュレーション結果の書類を持参した
- 借り換えの相談をした銀行のほうが「団信の内容が充実していた」点を伝え、それだけでも借り換えのメリットはあると匂わせた
- 借り換えの相談をした銀行以外に、メガバンクにも仮審査を申し出ようか考えていると伝えた
このように書いてはいますが、当然ながら、それまでの支払いに問題がある場合は、交渉に応じてもらえないかもしれません。
心当たりのある方はご注意ください。
金利交渉がダメなら、視点を変えて交渉し直す
ポイント
- 団体信用生命保険の内容
- その他のサービスの有無
住宅ローンは「金利が安ければ良い」と思いがちですが、
団信や付属する保険の種類は銀行によって違うため、その部分も含めて判断することをおすすめします。
金利交渉に失敗しても、例えば、団信の保証内容を手厚いプランに変更できれば万が一のときに安心です。
借り換えるのも一つの手
\ 金利交渉が面倒な人へ/
モゲチェックなら毎月1万円、返済額が減るかもしれない。
そもそも、住宅ローンの金利や借り換えのメリットを、一行づつ審査を通るのは手間も時間もかかりますよね?
「モゲチェック」は、住宅ローンについて「誰かに相談する前に自分で確かめておきたい」という時に役立ちます。
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この機会に一度、比較検討してみてください。
3つの銀行の比較結果がわかります
住宅ローンの金利交渉は失敗を恐れず挑むべし
数千万円にもおよぶ住宅ローンながら、金利の見直しをしないまま支払い続ける方は案外少なくありません。
借金に金利はつきものですが、だからといって余計に支払う必要はありません。
そのため、総返済額を増やすことなく早く完済するには、金利の見直しが必要不可欠です。
「面倒」と思う方も諦めず、まずは上記のようなサービスを利用しながら、シミュレーションしてみることをおすすめします。

