先日、「ご利用のApple IDがロックされています」 というメールに、まんまと引っ掛かってしまったわたし……。
そこでこの記事では、詐欺メールの見分け方や、わたしの体験談をご紹介します。
「これって、もしかして?」と疑問を抱く方は、ぜひ参考にしてください。
no-reply@youtube.comはフィッシング詐欺
フィッシング詐欺で盗まれてしまった情報は、クレジットカードの不正利用や情報の転売などに使われてしまいます。
わたしが受信したのは「Apple ID」を使った詐欺メール
調べてみると、この手のメールには数種類のタイトルがあるようです。
詐欺メール「あなたのApple IDはロックされています」の種類
詐欺メールのタイトル
- 【重要】ご利用のApple IDがロックされています
- セキュリティ上の理由により、Apple ID がロックされています
- あなたのApple IDはロックされました!
- ご利用のApple IDのパスワードがリセットされました
上記には、わたしが実際に受信したメールを含め4種類書いていますが、他にもまだあるかもしれません。
フィッシング詐欺メールが届いたときの対処法
ポイント
- 無視する
- 受信拒否をする
- 分からないときは誰かに相談してみる
「フィッシングメールかもしれない」と疑問を抱いたときは、上記3つのいずれかを試してみてください。
また、フィッシングメール内のリンクは、クリックしないのが一番です。
フィッシング詐欺メールと正しいメールの見分け方
見分け方1. 送信元
偽物と本物の送信元
- 偽物:noreply@google.com/no-reply@youtube.com など他にもあります
- 本物:noreply@email.apple.com
まずは「送信元」を確認します。
しかし、Appleからのメールに「apple.com」が無いのはあり得ないため、上記の場合は詐欺メールです。
見分け方2. メール本文にある登録者名
偽物と本物の登録者名
- 偽物:お客様各位(親愛)など他にもあります
- 本物:登録者のフルネーム
次は、メールの冒頭に書かれている「登録者名」を確認します。
見分け方3. メール本文のリンク先
偽物と本物のリンク先
- 偽物:下記とは異なるサイトURL
- 本物:SSL化されておりApple Inc.と表示されます
違いは上記のとおりです。
【体験談】フィッシング詐欺によってクレジットカードの不正利用が発覚!
困ったことに、わたしの場合は、ある日突然クレジットカードが利用停止となってしまいました。
支払遅延もなく、限度額を越えているはずもないクレカが使えなくなってしまい、カスタマーセンターへ電話してみたところ「カードを止められていた」という事態が発覚しました。
不正利用されたクレジットカードを解約
という具合に、出てくる出てくる不正利用……。
その後は、実際にわたしがクレカを利用した明細と、そうでない明細を口頭で確認し、利用停止となったカードは解約手続することにしました。
利用を再開すれば、また不正利用される可能性が高いため、カード会社に解約をすすめられました。
no-reply@youtube.comのメール詐欺まとめ
詐欺メールによって、クレジットカードを不正利用されたものの、実際は不正利用分の請求をされずに済みました(ホッ)
数年前にニューヨークでスキミングされたときは、無実を証明するのが大変だったため……今回のようにカード機能を一方的に止められたのは、反対に良かったと感じています。
その代わり、スマホ料金をクレカ払にしている方はご注意ください。
支払遅延が続くと信用情報に影響します……!
昨今は、オレオレ詐欺が社会問題となっていますが、世代ごとに気を付けるべき詐欺があるということを、今回身をもって体験したわたし。
みなさまも、充分お気を付けください。
こちらの記事もあわせてどうぞ