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なぜ人気?|人口増加率道内2位。北海道の注目エリア「東川町」の魅力

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人口増加率2位の町

前々から気になっていた「東川町」。
旭川市に隣接する、とっても小さな町なんですが、人口が増え続けています。
(なのに「国道」「鉄道」「上下水道」がないんです。驚き!)
2016年には、道内の人口増加率2位に(1位は札幌)。

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なぜ?を紐解く一冊

北海道に昔から住む人にすれば、さほど「新しさ」は感じない東川町かもしれないですが、東京から移住したわたしにとっては、興味津々な東川。
「これは実際に行くっきゃない」と思い、その前に予習を兼ねて読んだ本がこちら。

東川を知るための一冊「東川スタイル」

それはそれはもう、分かりやすく掘り下げられており。
これを読めば、東川町のことはまるわかり。
この本で得た情報を元に、実際に東川へ行き、感じたことを「ひ・が・し・か・わ」で、まとめてみます。

『ひ』東川のスタンダード


東川が持つポテンシャル(資源)と、30年前から着手してきた町おこしの実績。
資源を活かしつつ「文化都市」としての側面を強めていった結果が今に繋がってます。

  • 日本の百名山「旭岳」
  • 上下水道がなく全て地下水
    (水道を地下水だけで賄っているのは道内唯一!)
  • 85年に「写真の町」宣言
    (高校生日本一の写真を決める「写真甲子園」が有名)
  • 起業に関する補助制度(農業以外での新規分野など)
  • 子育て支援制度

キトウシ展望閣から見た東川一望
※キトウシ展望閣に行くと東川町を一望できます

『が』我慢ではなく「らしさ」を


個人商店や事業主は「利益」や「効率」ではなく「らしさ」を大事にしています。
小さな町なので「利益至上主義」とするには無理がありますが、各オーナーの「らしさ」を許容する町と人の空気というのも、これまた大事なわけで。

これは東川に限らず、小さな町ならではの「空気」とも言えますが、
大きな資本に頼らず(大手チェーンだとかファーストフードだとか)東川町ならではの「スタイル」に、プライドをかけて挑む、みたいなものを、ひしひしと感じます。

『し』「〜しか出来ない」のもポイント


移住者が増え続けているとはいえ「仕事」がないと成り立たないのが移住。
都会のように「選ばなければ職は見つかる」なんて通用しません。

旭川まで通勤する方も居れば、個人で商売する人、どこに居ても仕事が出来る人(主にネット関連)など様々ですが、都会よりはるかに「職」問題は大きいかと。

東川町役場で見掛けた「移住は自由」のポスター

そこをサポートしてくれるのが「定住促進課」や、前述した助成制度。
もともとは、農業が主だった東川ですが、今ではカフェやアパレルなどの分野で起業する方が増えています。
「自分にはこれ!」「これしかない!」あるいは「地元を盛り上げるぞ」と、何かに挑戦する土地としての基盤も、東川は整いつつあるような気がします。 

『か』変わる勇気


東川は「変わり続けてます」。
紹介した本を読むとよく分かるのですが、とにかくあれこれ挑戦しまくり。

その士気の高さやモチベーションはどこから来るんでしょうか。
肝になる人物?またはファン?(ふるさと納税者など)、何にせよ「凄い」。

「写真の町」東川町役場の玄関

『わ』わたし事(自分事)


「都会なことにかまけて、ろくな仕事してないよ」なんて言っていたタクシーの運ちゃん。
運ちゃんが都会と呼んだのは旭川市のこと。
※旭川は北海道第2の都市

運ちゃんが言いたかったのは「東川町の職員(公務員)は、頑張っている」ということなんです(旭川市の批判ではないです)。
その運ちゃんは、定年まで旭川で働き、その後、東川町でタクシーの運転手をはじめた方。
「実際に東川に住んでみて、そう思う」と言っていたのが印象的でした。

また、
東川にUターン(または移住)し、地元で働く若い方の多くが「町の活性化」に強い気持ちを抱いていることにも感心します。(東川町に住むカメラマンさんが教えてくださいました)

地元の方の声って、リアル。

「写真甲子園0.5秒の夏」のポスター
※2017年11月に公開される映画『写真甲子園0.5秒の夏』。
実際に、東川町で開催されている「写真甲子園」が題材になってます。

おわりに

北海道には魅力的な町が幾つもありますが(ニセコも人気ですし)、いろんな意味で、東川はズバ抜けているような気がします。
「東川町が持つ引力」みたいなものが、今後も、道内・道外に広がっていって欲しい。

自分が住む町(札幌)以外に目を向けることで、これまで見えていなかった「何か」を知る(気付く)きっかけにもなって、ただ観光する以上に有意義な旅となりました(ブログのおかげだ!)

「どれどれ、どんな町か気になるじゃん」な方は、是非この本を読んでみてください。
(町おこしのヒントもいっぱい!)

photo : Canon EOS Kiss X7 iPhone6s