
2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家。
複合フローリングとは特性が違うゆえ、無垢床にラグやマットは必要なのか?それとも不要なのか……?と当初はとても悩みました。
































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無垢フローリングの床座リビングにはラグが必要


我が家は床座。ご覧のとおり無垢フローリングにラグを敷いています
















好き嫌いが別れる模様ですが、わたしはとっても気に入っています。
















反対に、キッチンやダイニングには何も敷いていません。
リビングにラグを敷いた理由は4つあります。
床座リビングにラグを敷く理由
- ダイニングテーブルを置かないかわりに床座で食事をするため
- 硬いナラ材を採用したため、直接座るとお尻が痛くなってしまう
- 冬は特にラグを敷くことで温かみを感じられる
- インテリア性が高まる
いくら無垢床が心地良いと言っても、直接座るとお尻は痛いです……。
















またラグを敷いたことで見た目が華やかになり、インテリア性がグッとアップしました。
夏はラグなし。冬だけ敷くのもおすすめ


「ラグを敷くのは冬だけ」という使い方もおすすめ。床座の場合は低めのスツールがあれば食事もしやすいです
















それまで数年間は、一年中ラグを敷かずに過ごしていました。
家では年中、裸足で過ごすため夏はラグなしのほうが肌触りも良く、見た目にも涼しいです。
















床座リビングの場合は特に、ラグありのほうが来客時にも便利。
ラグなしだと、お客さまが床に直接座りにくいです。
そのため「夏はラグを撤去し、冬の間だけラグを敷く」という選択もおすすめです。
無垢フローリングにラグを敷くメリット


左が複合フローリング(寝室)右が無垢フローリング(リビング)
メリット
- 傷や汚れを防ぐ
- 小さい子供やペットに優しい
- 埃が舞いにくい
















また小さなお子さんが居るご家庭は、ラグが滑り止めの役目を果たしてくれるため転んで怪我をするリスクも軽減できるはず。
埃が舞いがりにくくなる点もメリットと言えます。
無垢フローリングにラグを敷くデメリット
デメリット
- 日焼けする可能性がある
- 洗う手間がある
- 季節で使い分けする場合は収納スペースが必要
わたしが思うに、これが一番のデメリット。
















そのため直射日光が当たる部屋の場合は、遮光に工夫が必要です。
また、毛足の長いラグを敷く場合は掃除の手間が増えてしまいます。
この点、個人的には年中使える薄手かつ、夏も暑く感じにくい素材がおすすめです。
無垢フローリングのキッチンにはマット不要


無垢フローリングにした我が家のキッチン。マットは敷いていません
無垢フローリングのキッチンにマットを敷くメリット
メリット
- 傷や汚れを防ぐ
水や油が跳ねやすいキッチンにマットがあれば、掃除の手間が減ります。
















スリッパを履かない代わりにマットを敷いておきたい、という人も居るでしょう。
無垢フローリングのキッチンにマットを敷くデメリット
デメリット
- マットの洗濯が必要
- 見た目がイマイチ
マットが布製であれば洗濯は手間。
















無垢フローリングのキッチンにマットを敷かない理由
無垢床キッチンにマットを敷かない理由
- マットの洗濯が面倒だから
- 無垢木のおかげで足元が冷えないから
水まわりは特に床に水が飛びやすいため、マットありのほうが便利に感じます。
















また、無垢木の質感を存分に味わいたいのもマット不採用の理由。
足元がヒヤッとすることがなく、むしろ冬でも裸足が心地良いのが無垢材のメリットです。
無垢フローリングのキッチンにマットを敷くならクリアタイプがベスト
「見た目は多少悪くても、汚れ防止のためにマットを敷きたい」という人には、PVC素材などのクリアマットがおすすめです。
















布製は洗濯が必要な反面、クリア素材なら汚れを拭き取ればOK。
染みになることもありません。
無垢フローリングにおすすめのラグ
















どちらもインテリアに馴染みやすく使いやすいのがおすすめの理由。お手頃価格なのもポイントです。
夏におすすめ|サヤンサヤンのキリム柄ラグ


出典:楽天
幾何学模様が特徴的なキリム柄ラグ。
「柄ものが部屋に合うか心配」と思うかもしれませんが、ラグは無地よりも柄ありのほうがインテリア性が高まります。
ラグの厚さは約3mm。レーヨンと綿の両方が使われており、さらっとした肌触りです。
夏にはもちろん、一年中敷いても問題ありません。
口コミ



結局、夏場も他のラグを出すことなく使用していました。さらりとしているので、クーラー使用の夏場でも問題ないし、年中利用できると思います。
柄も色合いも素敵です。無垢の木の床に使用しております。



引用:楽天
オレンジとグリーンの2色あり。おすすめはオレンジです
冬におすすめ|LOWYAのベニワレン風ラグ


出典:LOWYA
冬用ラグとして一推しなのがこちら。
デザインと色味がどんなインテリアにも合わせやすく、部屋を選ばないのがおすすめの理由です。
本物のベニワレンは高額なため、なかなか手が出ない……という人にもぴったり。
口コミ



この色は結構どんな家具にも合わせやすいので使い勝手がいいと思います。
少し予算オーバーでしたが、実物はモコモコで気持ち良くて大満足!すぐにへたりそうな感じもなく、家族も喜んでゴロゴロしています。



引用:LOWYA
ふわもこ感が最高。期待を裏切らないという口コミ多数
無垢フローリングにラグやマットは不要?それとも必要?まとめ
「せっかくの無垢フローリングにラグを敷きたくない」。
そう思う方は少なくありません。
ですがメリット・デメリットを知ると「ラグありのほうが良い」と感じることも事実です。
そのためラグありラグなしの判断は家族構成と普段の過ごし方で決めてください。
- 子供やペットが居る場合はラグあり
- インテリアとして楽しみたい人にもラグはおすすめ
- 肌触りを優先したい人はラグなし
- 日焼けする可能性が高い部屋もラグなしが一番
冬の間はラグを敷きっぱなしの我が家ですが、夏は気分に合わせて撤去することもあります。
無垢床は定期的なメンテナンスが必要になるため、隙間掃除やワックスがけのために撤去しやすいラグを選ぶことも大切なポイント。
ラグの購入を決めた方はぜひ、この記事を参考に自宅に合ったアイテムをお選びください。
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