
2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家。
複合フローリングとは特性が違うゆえ、当初は「無垢床にラグやマットは必要?」「それとも不要?」と悩みました。








































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無垢フローリングにラグを敷くメリット


左が複合フローリング、右が無垢フローリング
メリット
- 傷や汚れを防ぐ
- 小さい子供やペットに優しい
- 埃が舞いにくい




















また、小さなお子さんが居るご家庭は、ラグが滑り止めの役目を果たしてくれるため、転んで怪我をするリスクも軽減できるはず。
埃が舞いがりにくくなる点もメリットともいえます。
無垢フローリングにラグを敷くデメリット
デメリット
- 日焼けする可能性がある
- 洗う手間がある
- 季節で使い分けする場合は収納スペースが必要
無垢床にラグを敷くと、間取りによっては日焼けすることがあります。




















そのため、直射日光が当たる部屋の場合は、遮光に工夫が必要です。




















この点、個人的には年中使える薄手かつ、夏も暑く感じにくい素材がおすすめです。
【結論】無垢フローリングのキッチンにマットは不要


無垢フローリングにした我が家のキッチン。マットは敷いていません




















ここでは、キッチンマットを敷くメリット・デメリットを見ていきましょう。
無垢フローリングのキッチンにマットを敷くメリット
メリット
- 傷や汚れを防ぐ
水や油が跳ねやすいキッチンにマットがあれば、掃除の手間が減ります。




















スリッパを履かない代わりにマットを敷いておきたい、という人にとってもメリットといえます。
無垢フローリングのキッチンにマットを敷くデメリット
デメリット
- マットの洗濯が必要
- 見た目がイマイチ
マットが布製であれば、洗濯は手間です。




















「そうはいっても、やっぱりマットを敷きたい」という方は、後述する透明マットを検討してみてください。
無垢フローリングのキッチンにマットを敷かない理由
無垢床キッチンにマットを敷かない理由
- マットの洗濯が面倒だから
- 無垢木のおかげで、足元が冷えないから
水まわりは特に床に水が飛びやすいため、マットを敷くほうが便利に感じます。




















マットがなくても特に不便はしません。
また、無垢木の質感を存分に味わいたいのもマット不採用の理由です。
足元がヒヤッとすることがなく、むしろ冬でも裸足が心地良いのが無垢材のメリットです。
無垢フローリングのキッチンにマットを敷くならクリアタイプがベスト
「見た目は多少悪くても、汚れ防止のためにマットを敷きたい」という人には、PVC素材などのクリアマットがおすすめです。




















布製は洗濯が必要な反面、クリア素材なら汚れを拭き取ればOKです。
汚れが染みになることもありません。
無垢フローリングの「床座リビング」にはラグが必要


我が家は床座のため、無垢フローリングにラグを敷いています




















好き嫌いが別れる模様ですが、わたしはとっても気に入っています。




















反対に、キッチンやダイニングには何も敷いていません。
リビングにラグを敷いた理由は4つあります。
床座リビングにラグを敷く理由
- ダイニングテーブルを置かないかわりに、床座で食事をするため
- 硬いナラ材を採用したため、直接座るとお尻が痛くなってしまう
- 冬は特にラグを敷くことで温かみを感じられる
- インテリア性が高まる
いくら「無垢床が心地良い」といっても、直接座るとお尻は痛いです……。




















また、ラグを敷いたことで見た目が華やかになり、インテリア性がグッとアップしました。
夏はラグなし!冬だけ敷くのもおすすめ


「ラグを敷くのは冬だけ」という使い方もおすすめ。床座の場合は低めのスツールがあれば食事もしやすいです




















それまで数年間は、一年中ラグを敷かずに過ごしていました。
家では年中、裸足で過ごすため夏はラグを敷かないほうが肌触りも良く、見た目にも涼しいです。




















床座リビングの場合は特に、ラグを敷くほうが来客時にも便利です。
ラグなしだと、お客さまが床に直接座りにくいですよね?
そのため「夏はラグを撤去し、冬の間だけラグを敷く」という選択もおすすめです。
無垢フローリングにおすすめのラグ




















どちらもインテリアに馴染みやすく、使いやすいのがおすすめの理由です。
さらに、お手頃価格なので、気になる方はぜひ、公式サイトをチェックしてみてください。
夏におすすめ|サヤンサヤンのキリム柄ラグ


出典:楽天
こちらは、幾何学模様が特徴的なキリム柄のラグです。
「柄ものが部屋にあうか心配」と思うかもしれませんが、ラグは無地よりも柄ありのほうがインテリア性が高まります。
ラグの厚さは約3mmとなっており、レーヨンと綿の両方が使われています。
さらっとした肌触りで、夏にはもちろん、一年中敷いても問題ありません。
口コミ



結局、夏場も他のラグを出すことなく使用していました。さらりとしているので、クーラー使用の夏場でも問題ないし、年中利用できると思います。
柄も色合いも素敵です。無垢の木の床に使用しております。



引用:楽天
おすすめはオレンジ!
冬におすすめ|LOWYAのベニワレン風ラグ


出典:LOWYA
冬用ラグとして一推しなのが、こちらです。
デザインと色味がどんなインテリアにもあわせやすく、部屋を選ばないのがおすすめの理由です。
本物のベニワレンは高額なため、なかなか手が出ない……という人にもぴったりです。
口コミ



この色は結構どんな家具にも合わせやすいので使い勝手がいいと思います。
少し予算オーバーでしたが、実物はモコモコで気持ち良くて大満足!すぐにへたりそうな感じもなく、家族も喜んでゴロゴロしています。



引用:LOWYA
ふわもこ感が最高!口コミも多数
無垢床にラグは必要?キッチンマットは?まとめ
「せっかくの無垢フローリングにラグを敷きたくない」と思う方は少なくありません。




















そのため、ラグありラグなしの判断は家族構成と普段の過ごし方で決めてください。
- 子供やペットが居る場合はラグあり
- インテリアとして楽しみたい人にもラグはおすすめ
- 肌触りを優先したい人はラグなし
- 日焼けする可能性が高い部屋もラグなしが一番
冬の間はラグを敷きっぱなしの我が家ですが、夏は気分にあわせて撤去することもあります。




















ラグの購入を決めた方はぜひ、この記事を参考に自宅にあったアイテムをお選びください。
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