サンワカンパニーで人気のステンレスキッチンといえば「OSSO」と「GRAD45」ですよね?
そこでこの記事では、パティーナの詳細、そしてフレームキッチンとフロートキッチンの違いを解説します。
サンワカンパニーとは
家づくりのご経験がある方ならきっとご存知の企業「サンワカンパニー」。
サンワカンパニーは1979年創業、2013年に東証マザーズへ上場した住宅設備の企画開発、建築資材の輸入販売を行う会社です。
業界の異端児と言われる理由
ポイント
- 住宅設備のネット販売
- 中間マージンのないワンプライス戦略(※)
※ビルダー、エンドユーザーに関係なく同一価格で購入できること
サンワカンパニーは、ミラノサローネに出展したことで更に認知度がアップ。
という前置きはほどほどに……ここからは新商品「パティーナキッチン」についてご紹介します。
Pattina Kitchen(パティーナキッチン)について
同シリーズには洗面台もあります。
パティーナキッチンのシンクはステンレスまたは人造大理石から選べる
パティーナキッチンの仕様
- ワークトップ:磁器質タイル(イタリア製の大判セラミックタイル)
- フレーム :スチール/粉体塗装
- 扉 :樹脂化粧板
- ベースキャビネット:引出し(プッシュオープン仕様)
パティーナキッチンのシンクは、ステンレスまたは人造大理石(グラナイト)のどちらかを選べるようです。
フレームキッチンとフロートキッチンの違いは何?
左:フレームキッチン 右:フロートキッチン
画像を見れば一目瞭然ですが、似て非なる「フレームキッチン」と「フロートキッチン」。
どちらのキッチンも、床との間にスペースがあり「浮いて」いますが、いちばんの違いは収納部分にあります。
反対に、パティーナキッチンはオープン収納ではありません。
フレームキッチンのメリット・デメリット
- 掃除しやすい
- 収納アイテムを組み合わせしやすい
- 傷がつきやすい
- 収納が丸見え
フレームキッチンは全てが「見せる収納」になるため、部屋全体との統一感や調和が必要です。
失敗するとキッチンだけが浮いてしまうかもしれず……整理整頓が苦手な方にはおすすめできません。
フロートキッチンのメリット・デメリット
- 床との間にスペースがあり浮いているため、スッキリして見える
- 床との間を収納に使うなど、有効利用できる
- 床との間にほこりが溜まりやすい
- 選べる種類が少ない
その点、パティーナのようなフロートキッチンであれば、収納力もあり隠すこともできるため、片付けが苦手な方にも安心です。
フレームキッチンとフロートキッチンを見た目で比較
左:OSSO 右:GRAD45
左側の「OSSO(オッソ)」同様、ステンレスキッチン好きの人から支持されているのが右側の「GRAD45(グラッド45)」です。
オッソは見た目通りスッキリしているのに対し、グラッド45はスタイリッシュな印象を受けます。
カジュアルなスタイルが好きな人はオッソ、モダンな雰囲気を好む人はグラッド45を選ぶ傾向が強いです。
無垢にこだわるならウッドワンの「KUROMUKU」または「スイージー」がベスト
左:KUROMUKU 右:スイージー
ここは個人的にも少し残念に思います。
その点、無垢の木キッチン派に人気なのが「ウッドワン」です。
ナチュラルなテイストを好む方は「スイージー」、トレンド感やデザイン重視の方は「KUROMUKU」を選ぶ傾向にあります。
フレームキッチンは後悔?サンワカンパニーのパティーナはどう?まとめ
中古をマンション購入しフルリノベーションした我が家では、クリナップのラクエラを採用しました。
今になってもステンレスへの想いは無くなりません。
今回ご紹介したパティーナキッチンは、ステンレスではないものの、脚まわりやブラックのフレームには好感が持てます。
インダストリアルというインテリアのスタイルが定番化しつつある今だからこその商品「パティーナ」。
これから増えていくであろう導入事例を見るのが楽しみです。
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