2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家でしたが、キッチンの作業スペースと収納を見直すにあたり、目をつけたのがステンレスでした。
そこでこの記事では「これは良い!」と思えたステンレスの作業台と収納家具をご紹介します。
キッチンの背面収納をステンレスに統一した理由
突然ですが、キッチンの収納を考えるにあたり、皆さんは何を重視しますか?
もちろん収納力も大切ですが「見た目を我慢してまで優先するか?」と聞かれれば、答えはNO!
同じ空間にLDKがある以上、やはり「視界に入る家具」という意味で見た目は無視できません。
キッチンの背面収納ビフォー
まずは、ビフォーをご覧ください。木製のオープンラックは、リノベーション当時、キッチンの寸法にあわせてオーダーしたものです。
これはこれで使い勝手が良かったものの、ゴミ箱が見えるという状態がどうにも嫌でした……。
また、後から買い足した食器棚(画像左)が、オープンラックにマッチしていないのも不満点。
そこで今回、思い切って入れ替えを決意しました!「見た目と機能をクリアしたステンレスの収納家具」が以下です。
キッチンの背面収納アフター
ものを減らした訳ではないのに、随分と見た目が違いますよね? ゴミ箱がワゴンの中に格納できるおかげで、すっきりしたように感じます。
買って良かったステンレスの作業台とキッチン収納
ディノスで購入した2種類の収納家具について
購入品
ステンレス作業台ワゴン × 1台
ステンレスシンク下収納 × 2台
ご紹介するステンレス家具は、全てディノスで購入しています。正直なところ、「ディノスに気に入る家具があるとは思えない」と思っていましたが、意外や意外!
【購入品1】ゴミ箱付きステンレスワゴン
メリット・デメリット
- 作業台として使えるだけでなくゴミ箱も一体化している
- オープンラックがありフライパンや鍋を置ける
- ゴミ箱の容量が14Lと少ない
作業台として使えるだけでなくゴミ箱も一体化している
ステンレス作業台ワゴンの良さは、作業台として使えるだけでなく、ゴミ箱が外から見えないことです。
画像にあるとおり、扉を手間に引くと中にダストボックスが入っています。ダストボックスが別売りではなく、付属品なのも嬉しいポイントです。
オープンラック(棚)がありフライパンや鍋を置ける
ステンレス作業台ワゴンの高さは85cmです。
身長155cmのわたしにはちょうど良く、ダストボックス上のオープンスペースには、ちょっとしたものを置けるところも気に入っています。
我が家は「D&DEPARTMENT」の業務用ボックスを使って、細々したものを収納しています。普段よく使う鍋やお弁当箱など、さっと手に取りたいものを置くのにもちょど良いです。
ゴミ箱の容量が14Lと少ない
ゴミ箱の容量が14Lなので、1〜2人家族以外には向きません。
しかしながら、「ゴミ箱が見えない」そして「作業台も兼ねる」という点では、狭いキッチンにもってこいの便利家具ではないでしょうか。
ステンレス作業台ワゴンについて詳しく見る
【購入品2】ステンレスシンク下収納
メリット・デメリット
- ワゴンの上にトースターやコーヒーマシンを置ける
- マグカップや保存容器の収納に便利
- お皿や茶碗などの食器収納には向かない
ワゴンの上にトースターやコーヒーマシンを置ける
引き出しワゴンは幅47cm奥行34cmで、天板にトースターやコーヒーマシンを置けます。
我が家は2台並べて使っているので、レンジ・炊飯器・カプセル式コーヒーマシンをセットしています。
また、ワゴンの高さは55cmです。おかげで「ワゴンの上に家電を置いてもリビングから見えない」のが嬉しいです!
※キッチンとリビングの間に設けたキッチンカウンター(目隠し)の高さが1mのため、ステンレス家具の高さにもこだわりがありました
マグカップや保存容器の収納に便利
例
- 上段:マグカップ、保存容器
- 下段:ワイングラス、ガスボンベ、500mlのペットボトル
パッと見は小さいですが、3段ある引き出しにはマグカップや保存容器がすっぽり入ります。カトラリー入れにもベスト!
開け閉めもスムーズでストレスがありません。
お皿や茶碗などの食器収納には向かない
小皿ならともかく、大きなお皿あるいは普段使いする茶碗やお椀の収納には向きません。大きなお皿を立てて収納するには、高さが足りないのが理由です。
茶碗類も、枚数によっては重ねて収納できません。そのため我が家では、よく使う食器をシンク下のスライド収納に納めています。
食器棚として使いたい方には向かない半面、我が家のような使い分けができる方にとっては特に問題ないと思います。
ステンレスシンク下収納について詳しく見る
ステンレス家具をディノス・無印良品・ニトリ・LOWYAで比較
ステンレス家具の種類 | 特徴 | |
ディノス | ◯ | 種類、サイズともに選択肢が多い |
無印良品 | △ | ステンレス × 木の組合せを選べる |
ニトリ | △ | ステンレスではなくスチール製のオープンラックしかない |
LOWYA | × | ステンレス家具はほぼない |
気に入るステンレス家具を「無印良品やニトリで揃えたい」という方は少なくないと思います。
そこで今回、オンラインショップで確認できる商品を中心に「ステンレス家具の数」「特徴」の2点をリサーチしてみました。
オープン収納を求める人は無印良品やニトリで事足りる
「見える収納でOK」「カゴやボックスを使って収納したい」という方は、無印良品またはニトリで問題なさそうです。
無印良品は好みにあわせてカスタマイズができ、ニトリであれば価格を抑えられます。
引き出し式や扉付きを求める人はディノスがおすすめ
「ステンレスのシステムキッチンを使っている」「中身が見えない引き出し式の収納はない?」という方には、ディノスが良いです。
ちなみに、LOWYAは残念ながらステンレス家具がなく、比較するに値しない結果となりました。
作業台&キッチン収納におすすめのステンレス家具
ここでは、実際に購入しようか悩んだ商品の中から「これは良い」と思ったステンレス家具を3つご紹介します。皆さんの家のキッチンにあいそうかどうか、イメージしながらご覧ください。
1. ステンレス大型レンジラック(ミドルタイプ)
「レンジや炊飯器をまとめて置きたい」という方におすすめなのが、レンジ対応のオープンラック(画像左)です。高さが116cmとなっていて、女性が使いやすいサイズではないでしょうか。
コンセントが2口あるので、電源タップも必要ありません。
2台並べて使えば家電が全て収納できる
2. ステンレス大型レンジラック ワゴン付き(ミドルタイプ)
キャスター付きのワゴンがセットになった商品もあり、こちらも2口のコンセントが付いています。「買い置きした食品やペットボトルを収納したい」という方におすすめです。
ワゴンがあれば日用品や小物の収納にちょうど良い
3. ステンレス製ダストボックスワゴン 3分別タイプ
ラックと一体型になったゴミ箱ではなく、単体でお探しの方にぴったりなのがこちらです。
2分別タイプもあり、キッチンの広さに応じて選べます。キャスター付きなので掃除も楽です。
中に付属されているゴミ箱は外して洗えます
おしゃれなステンレス作業台&キッチン収納まとめ
キッチンのステンレス収納家具は、ありそうで実は数が少ないです。こう考えると、吊り戸棚やカップボードを活用するほうが、話は早いかもしれません。
とはいえど、毎日使うキッチンだからこそ「気分が上がるものを置きたい」と思うのはわたしだけでしょうか?
「ステンレスが好き」「シンプルなインテリアにしたい」「軽くて丈夫な収納家具が欲しい」という方の参考になれば幸いです。
ディノスでキッチン収納を探してみる
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