
ふと気付くと、24時間換気のフィルターが真っ黒になっていて驚いたことはありませんか?
「そもそも掃除が必要なの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
実は、放置されたフィルターは換気効率を下げ、結露やカビの原因になることも。
この記事では、フィルターの存在を忘れ、3年間放置してしまったわたしの失敗談をもとに、真っ黒に汚れる原因や、自分で行える簡単な掃除・交換の手順を分かりやすく解説します。
3年放置した我が家の24時間換気フィルター

真っ黒に汚れた24時間換気フィルター
真っ黒に汚れた24時間換気フィルター

(左)3年間放置してしまったフィルターと(右)新品のフィルター
真っ黒に汚れた給気レジスター
真っ黒に汚れた給気レジスター

我が家の給気レジスター
そりゃもう、真っ黒!あたたたたた……です。
レジスターの向こう側

レジスターの向こう側
こちらは、レジスターを外して見えた、給気口の向こう側です。
ここから外気が入り、フィルターを通して空気が室内に取り込まれるという仕組みとなっています。
そもそも24時間換気とは

「常時換気システム」といわれる24時間換気は、1年じゅう換気をつけっ放しにするシステムのことをいいます。
24時間換気を設置する理由は、内装材や建材によるホルムアルデヒドなどの化学物質を排気し、新鮮な外気を室内に取り入れるためです。
2003年に改正された建築基準法によって、現在は住宅への設置が義務化されました。
24時間換気が義務化された理由
戸建もマンションも、住宅に使われる建築資材には、化学物質が微量に含まれています。
そのため、シックハウス症候群やアレルギーなどの症状を訴える人が増えてしまい、その防止策として空気を強制的に換気する24時間換気の設置が義務化されました。
24時間換気の種類
24時間換気には3種類あり、それぞれで特徴が異なります。
ただし、住宅で採用されるのは第1種換気または、第3種換気のどちらかです。
第1種換気
排気・給気ともに機械が管理。
- メリット:排気した空気の熱をだけを再利用し、給気から再度取り込める(24時間換気による寒さを感じにくい)
- デメリット:導入のコストがかかる。大量の換気ができないため物件によっては複数台設置する必要もある
第2種換気
排気を自然換気し、給気を機械で管理。
- メリット:屋外より屋内の気圧差が高くなるため、チリや埃が室内に入りにくい
- デメリット:室外の影響をダイレクトに受けるため、夏の蒸し暑い空気や冬の冷たい空気をそのまま室内に取り込んでしまう
第3種換気
排気を機械が管理。給気は自然換気で行う。
- メリット:第1種に比べ消費電力を抑えられ、換気機器の価格も安価
- デメリット:空気を加工せず外から取り入れるため、外気温に左右されやすい(冬は寒くなりがち)
24時間換気フィルターの交換方法

出典:Nasta
換気フィルターの交換方法
step
124時間換気システムを停止する
step
2使用済みフィルターを取り外す
step
3レジスターを掃除する
step
4新しいフィルターを取り付ける
我が家の給気レジスターは、Nasta(ナスタ)というメーカーの「KS-8803PR」「KS-8603PR」 というシリーズです。
ナスタには数種類のレジスターがあるので、同じメーカーの方は換気口フィルターお手入れ方法から該当の機器をお探しください。
水洗いと交換が前提の純正フィルター

わたしは、純正のフィルターを使用していますが、ネットで検索すると「使い捨て」もあるようです。
純正フィルターには「2〜3ヶ月に一度水洗いをし、半年〜1年を目安に交換してください」と書かれています。
「使い捨てのほうが便利」という方は、そちらを使っても問題ないと思います。
給気レジスターはサイズに注意
注意ポイント

サイズ違いの給気レジスター
給気レジスターは、部屋によって大きさが違うこともあるようです。
そのため、購入前にしっかりとサイズを確認してください。
給気口レジスターの掃除方法

給気レジスター
給気レジスターも、汚れたら洗います。
水でだいたいの埃や汚れは落ちるので、それ以外のことは特にしていませんが、レジスターはフィルターよりも頻繁に洗ったほうが良いかもしれません。
排気口フィルターの掃除方法

排気口のフィルター
排気口のフィルター掃除方法
step
124時間換気システムを停止する
step
2フィルターを取り外す
step
3フィルターを掃除し取り付ける
排気口フィルターは、掃除のみで交換の必要はありません。
中のフィルターを外したら、洗って乾燥させ、元に戻すだけでOKです。
24時間換気によくある質問
ここでは、24時間換気によくある2つの質問についてご紹介します。
Q. 24時間換気は止めても良いの?
A. 一時的に止めるのは問題ないですが、長時間の停止は基本的にNGです。
近年は、高気密高断熱の住宅ほど性能が良いといわれますが、その半面、24時間換気を止めてしまうと換気されにくくなってしまいます。
また、換気されないことによって結露が発生し、知らない間にカビが生えてしまうこともあり得ます。
24時間換気が義務化されたことを踏まえると、やはり止めてはいけません。
Q. 24時間換気を停止できません。どうしたら良いですか?

A. 24時間換気のスイッチには「ON/OFF」の表示があるものの、実際にはボタンをOFFにしても24時間換気を止めることができない機器もあるようです。
三菱電機の公式サイトを見たところ、以下のような回答がありました。
A. 24時間換気運転を停止するには、全ての運転を停止した後、コントロールスイッチの『停止』ボタンを3秒以上押し続けて下さい。
24時間換気の表示ランプが消えたら停止します。
ただし、トイレや脱衣所の換気をしている機種の場合、トイレや、脱衣所の換気スイッチが『入り 』になっていると、そちらの運転を優先しますので、運転は停止できません。
詳しくは、取扱説明書をご確認ください。
引用:三菱電機

ちなみに我が家は「第3種換気」です。
24時間換気フィルターが真っ黒に!まとめ
3年間も気が付かずにいた換気フイルターでしたが「あれって交換が必要なの?」と驚かれる方は案外多いかもしれません。
たったの1ヶ月でも、フィルターはおそらく汚れるので、それを3年間も放置してしまった自分が今は憎いです。
「まだ一度も交換していない」という方は、早速フィルターのチェックをしてみてください。
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