解体して分かったリノベーションの想定外。工事の流れとわたしの体験談

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flat rinovation
ヨコヤム
こんにちは!ライフスタイルリフォームアドバイザーのヨコヤムヤムです。

2016年、中古マンションを購入しフルリノベーションした我が家。

この記事では「中古を買ってリノベーションをしたい」「具体的な解体の様子を見たい」という人に向け、我が家を例に工事の流れを解説します。

解体して分かった想定外のこと、リノベーションの費用相場についてもまとめています。ぜひ参考にしてください。

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リノベーションは解体に始まり検査で終わる

リノベーションは主に「解体、再生、内装、美装、検査」の5段階に分かれます。

工事内容別に見ると下記のような流れです。

1. 解体工事

養生(ようじょう)解体の順で工事がスタート

工事は養生(ようじょう)→解体の順で始まります

解体工事開始にあたり必ず行われるのが養生。

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マンションのエントランスやエレベーター、廊下などマンションの「共用部分」に傷をつけないよう、広範囲に渡って専用の資材を設置します。

そしていよいよ解体です。

2. 大工工事

新しい間取りに沿って壁の下地が作られます

新しい間取りに沿って壁の下地が作られます

解体工事が終わったあとは、間取り変更に伴う大工工事がスタート。

軽量鉄骨または木材で、壁や天井の下地を大工さんが組みます。

「テレビをやっぱり壁掛けにしたい」「後々、壁に棚を取り付けるかもしれない」とお考えの際は、このタイミングで下地を補強しておきましょう。
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3. 電気工事と内装工事

表れる家の骨格

大工工事と下地工事

部屋の骨格を組んだあとは石膏ボードなどを貼り、壁の下地を作ります。

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この頃になると新しい間取りのイメージを掴むことができるため、家具の配置や、家具を置くスペースの採寸もしやすくなります。

4. 美装工事と施主検査

美装工事と施主検査

新しい建具の微調整

美装とは、工事の終わりに家の中を綺麗にすること。

養生を全てはがし、家中を掃除します。

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また取り付けた建具や設備に不具合がないかについても、このタイミングで最終調整。

問題ないことを施主も一緒に確認し(=施主検査)リノベーション工事が終わります。

マンションリノベーションの解体工事を画像で見る

続いては「リノベーションの解体工事」に絞って、実際の工事の流れを見ていきましょう。

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解体工事の期間は広さにもよりますが約1週間です。

解体前

解体前の我が家のリビング

解体前のリビング

リノベーション前の我が家がこちら。

リノベーション工事初日・リビング天井裏の配線

家じゅうの照明やスイッチ類が抜かれ、解体の準備を進めます。

キッチンの解体準備

キッチンやトイレなどの設備類もどんどん撤去。

解体開始

リノベーション解体の様子

スケルトンリフォームではコンクリートの状態まで全ての内装を撤去します

解体工事では壁や床を取り払い、柱と梁だけの状態にしていきます。

間取り変更できないお風呂とトイレ

ここはお風呂。全ての設備を取り出し、配管や配線のみの状態へ。

リビングと和室の解体

解体工事中の廃棄物やゴミを集めながら、作業は進みます。

解体後

解体後のリビング

解体と廃材の搬出が終わると現場に入る職人さんが登場。

大工さんをはじめ、電気工事、給排水設備工事などそれぞれの職人さんが現場を調査し、これから始まるリノベーション工事をシュミレーションしていきます。

解体して分かったマンションリノベーションの想定外

自宅をリノベーションした際、毎日現場へ行っていたわたし。

何度見てもワクワクしっ放しでしたが「解体後の想定外」には流石に不安を覚えたことを記憶しています。

わたしが驚いたのは「梁のクラック」と「床の傾斜」です。

想定外1. 梁のクラック

解体後に見えたリビングの梁

解体後に見えたリビングの梁

我が家の天井はスケルトン。

スケルトン天井とは画像のとおり、コンクリートがむき出しの状態を指します。

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解体当時、その武骨さに惚れ惚れしていたところ、小さなクラックを発見。

「築31年の中古マンション。耐久性に難あり?」と不安を抱いたものの、現場監督によると、

この程度なら心配いりません。 むしろ丈夫なほうです。

との回答でした。築年数が経つと躯体の造りが雑でない限り、さらに大きなクラックが入るそう。

経年劣化と地震が原因だそうですが、我が家はSRCのおかげか天井にはクラックが見当たらず、梁に数カ所小さなクラックが見える程度でした。

こういう発見もスケルトンリフォームならではです。

想定外2. 床の傾斜

解体工事で分かった床の傾斜

解体工事で分かった床の傾斜

溝を境に、左側の床が少しだけ低いことをお分かりいただけますでしょうか?

ここを見た瞬間とても不安になりましたが現場監督よると「よくあることです。欠陥ではありません」とのこと。

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床を平らにする工事を行う場合もありますが、我が家はこのまま工事を進行。

そのため今も、部分的に床が少し傾いています。

しかしながら生活に不便するレベルではありません。
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これがもし「家具が傾く」「気分が悪くなる」などの状態であれば、工事が必要です。

リノベーションの解体工事で見て欲しいこと

ここでは「解体工事を見に行っても良いの?」という方に向け、ぜひ見て欲しいポイントを解説します。

1. 工事が予定通り進んでいるか

工事の詳細を理解していなくても、工程表通り進んでいるかは現場に行けば分かります。

工期通り進めば良いですが、場合によっては工事が遅れることもあるため、定期的に足を運ぶのがおすすめ。

また「見たい工事がある」という時は、事前に見学へ行きたいことを伝えておくとスムーズです。

2. 現場は綺麗に整理整頓されているか

現場は綺麗に整理整頓されているか

リノベーション工事20日目の我が家の様子

「信頼できる施工会社かどうかは、現場を見れば分かる」というのがわたしの意見。

ゴミが散らかっていたり、機材がまとめられていない現場は仕事が雑な可能性大です。

心配な方は抜き打ちで一度、確認しに現場へ行ってみてください。

3. どんな職人さんが居るのか

職人さんとは言え相手も人です。

手抜き工事をすることは無くても、施主の顔を知っているのとそうでないのとでは違うはず。

現場でコニュニケーションを取れば、施工不良などのトラブル防止にも繋がります。

リノベーションの解体工事で注意すること

ここでは「工事中は何に注意すれば良い?」について3つ、ご紹介します。

注意点1. 子供はなるべく連れて行かない

子供はなるべく連れて行かない

工事現場には釘やビスなどの金物はもちろん、危険な工具もあります。

目を離した隙に子供が触れば怪我をすることもあるでしょう。

大人であっても足元や周囲の道具類に注意が必要なため、見学にお子さんを連れて行くのは避けるのがベストです。

注意点2. 職人さんの手を止めない

あなたが話しかければ、職人さんは快く対応してくれるはず。

ですが話が長くなれば、そのぶん手を止めることになり工事に支障が出るかもしれません。

コニュニケーションは程々にしつつ、職人さんが仕事しやすいよう心掛けることも必要です。

注意点3. 仕様変更や設備追加は職人さんに直接依頼しない

リノベーションの打ち合わせ前に自分たちで作った資料

わたしが実際に作った資料の一部です

現場に見学しに行くと「やっぱり◯◯を変更したい」「予定していた工事と違う」ということもあり得ます。

そんな時は職人さんに直接依頼するのではなく、現場担当者や施工会社の担当者へ連絡をしましょう。

多くの場合、職人さんは現場で判断できない場合が多いからです。

解体して分かったリノベーションの想定外まとめ

何の問題もなく工事が進めば、それに越したことはありません。

ですがリノベーションは「解体して初めて分かることがある」のも事実。

そのため「予期せぬこともあるだろう……」と思っておくくらいが、実はちょうど良いかもしれません。

心配な方は瑕疵担保保険や工事のアフターフォローが手厚い不動産や施工会社を探すのも一つの手。

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「マンションの瑕疵担保責任」と「リノベーションの工事保証」について、詳しく知りたい方は下記の記事も合わせてご覧ください。
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ヨコヤムヤム

こんにちは!ライフスタイルリフォームアドバイザーのヨコヤムヤムです。2012年結婚を機に東京から札幌へ移住。2016年中古マンションを購入しフルリノベ。夫と二人で暮らす自宅をブログで公開しています。趣味はサウナとバイクとインテリア。

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