
2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家。
洗面台は、新品に交換されていたため、コスト削減を理由にそのまま使っていました……。
この記事では、ダサいミラーキャビネットを、DIYでカスタムした工程をご紹介します。



















目次を流し読み
マンションをリノベーションした際、本当は造作したかった洗面台


左側に写るのが新品に交換された洗面台
わたしが購入したマンションの売主は、個人ではなく買取再販業者(※)です。



















フルリノベーション前提の購入だったため「いくらリフォームされようと全て壊すつもり」ではいましたが、新品に交換されたユニット洗面台は、そのまま使うことに……。
※中古マンションを不動産会社が一旦買い取り、リフォームして個人に再販するというもの
コストダウンを理由に諦めたのは失敗だった
洗面台を造作しなかったのは、「ありものを使うことで予算を他に回せる」と考えたからですが、これが失敗でした。



















これは「自力でやるっきゃない!」とプチリフォームを決意。
次項で、DIYの手順を詳しくご紹介します。
洗面台DIYはミラーキャビネットを交換するだけでOK



















ミラーキャビネット(洗面パネル)は撤去できる


リメイク前の洗面パネル(LIXIL)



















今回のカスタムは、下半分(洗面ボウルと収納部分)を残して、洗面パネルだけを外し、鏡や照明などを好きなものに付け替えるという内容です。
※全てを好きなものに取り替える場合は、配管の交換も必要になるため造作と変わらない予算が必要です
洗面台ミラーキャビネットのリメイク手順


ミラーキャビネットを撤去し、鏡と照明を付け替えています
step
1ミラーキャビネットを撤去。ただし配線工事はプロに任せる
step
2水はね防止タイルを貼る
step
3鏡を取り付ける
step
4鏡からはみ出た場所にビス跡がある場合はクロスを補修する
step
5照明を取り付ける



















次項でそれぞれ見ていきましょう。
step1. ミラーキャビネットを撤去。ただし配線工事はプロに任せる


洗面パネルに接続された配線
画像は、壁裏の配線と、洗面パネルを繋ぐコンセント類です。



















ご自身でトライする方も少なくないようですが、とても危険なので……おすすめしません(わたしも一部の部品を取ろうとしてショートさせた経験があります……。)
ブラケットライトを付ける場合
ブラケットライトを設置する場合は、事前にその工事も必要です。
コンセントを増設したい場合もこのタイミングで取り付けましょう。
step2. 水はね防止タイルを貼る


ミラーキャビネット(洗面パネル)を外した後の壁
画像は、洗面パネル撤去後の壁です。
クロスに、黄ばみや汚れはないものの、ビスの跡が見事に残っています。



















わたしはモザイクタイルシールを使いました


水はね防止としてモザイクタイルシートを設置



















画像は、配線工事でコンセントを好きな位置に設置してもらい、タイルを仮貼りした様子です。
step3. 鏡を取り付ける


下地センサーを使って印を付けた壁
ここで厄介なのが、下地問題です。
軽いものであれば、それほど気にすることはないですが鏡の重さは5キロ。



















我が家の場合、この場所は「軽量鉄骨+石膏ボード」の造りとなっています。
鏡を掛けるためのフックは、石膏ボード用をチョイスしたため、軽量鉄骨の下地を避けて付けなければいけません。
※軽量鉄骨に打つことも可能ですが、その際は専用のビスが必要


石膏ボード用フックで取り付けた5キロの鏡
下地センサーで何度も確かめ、印を付けたら鏡の取り付け位置を決め、水平も確認します。
step4. 鏡からはみ出た場所にビス跡がある場合はクロスを補修する
それ以外のネジ穴だけパテで埋めています。



















step5. 照明を取り付ける


洗面台リメイクのために用意したシザーランプ
予算削減のためブラケットライトはやめて(専用の配線工事が必要なため)シザーランプをチョイスしました。



















好みに応じて洗面台の下もリメイク


収納ボックスは無印良品
洗面台の下にあると便利な扉ですが、既製品丸出しなので我が家は撤去しています。
1. 我が家は洗面台下の収納扉を撤去
扉を外さずに、カッティングシートを貼る方も多いですが、どうもしっくりきません……。
見せる収納=生活感が気になりますが、それを防ぐために考えたのが、なんちゃってロールカーテンです。
2. 収納扉の代わりになんちゃってロールカーテンを設置
なんちゃってロールカーテンの作り方
- 厚手のヴィンテージリネンをキャビネットのサイズに合わせてカット
- ホームセンターで売っている丸棒をビンテージワックスで塗装
- キャビネットの両サイドにS字フックを掛ける
リネンは一旦、垂らします(垂らすものが無ければ突っ張り棒などで代用してください)
垂らしたリネンの裾を丸棒に巻きつけて、あとはS字フックに掛けるだけ。
くるくるっと巻いておけば、収納したものを取り出しやすいですし、リネンを垂らせば、収納部分を隠すこともできるので一石二鳥です。
電気の配線工事を含め、プロに任せるのも一つの手
洗面台をDIYするにあたり、「照明を追加したい」あるいは「コンセントを増やしたい」という人は配線を業者に依頼する必要があります。



















わたしのようにショートさせるのは大変、危険です。
そのため配線工事のついでに、部分リフォームをプロに任せるのも一つの手。
いくら掛かるか心配という人は、下記にある無料の見積サービスを使ってみてください。
おすすめはタウンライフリフォーム
タウンライフリフォームをおすすめする理由
- 気に入ったリフォーム会社を選べる
- 複数社のプランを比較検討できる
- 利用が全て無料
「タウンライフリフォーム」は、全国440社以上のリフォーム会社が登録しているリフォームの比較サイトです。



















評判が悪いと判断された業者は、登録を削除される仕組みになっているため、安心して使うことができる点も魅力の一つです。
洗面台のリフォームプランを全て無料で作ってもらえる



















見積はもちろん、洗面所の悩み、あるいはリフォームの要望を入力するだけで、オリジナルの提案を受け取れるのも嬉しいポイントです。
あなたもぜひ、これを機に相談してみてください。
簡単無料!プラン・見積を作成してみる
【DIY】洗面台の上だけを交換してリメイクする方法まとめ
まだ、もう少し手を加える予定ですが、以前の状態に比べればマシになったはず。



















「我が家もどうにかしたい」と考える方が、意外と多い洗面台問題。
賃貸でもできなくはないため(原状回復できるようご注意ください)参考になれば幸いです。
後日談……
洗面台をDIYしてから数年後の2021年。遂に、洗面台を全面リノベし直しました。
サンワカンパニーの洗面台をチョイスし、壁も床も全て変えています。
かかった費用は、約50万円。



















こちらの記事もあわせてどうぞ
-
洗面所をリフォームでおしゃれに!費用とコツ、我が家の例を画像で紹介
洗面台をおしゃれにリフォームしたいあなたへ。この記事では洗面台をおしゃれにするコツ、リフォームの流れを解説します。気になる費用、見るべきメーカーについてもご紹介。実際にリフォームした我が家の洗面台も公開しています。
続きを見る
-
ハイバック洗面台のデメリットは何?造作した我が家を例に解説
「ハイバック洗面台のデメリットは何?」「ハイバックでおしゃれな洗面台を知りたい」という方に向け、実際にハイバック洗面台を愛用するヨコヤムヤムが使い勝手をレビューします。ハイバックで洗面台を造作したいという方も、ぜひ参考にしてください。
続きを見る
-
洗面台の電球を電球色から昼白色に!交換理由と体験談を紹介
「洗面台の電球は何がおすすめ?」と疑問を抱く方に向け、電球色から昼白色に変えた我が家の体験談をご紹介します。あわせて、電球をおしゃれにする方法や、むき出しにした例もまとめていますので、洗面所や洗面台の照明についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
続きを見る