【PR開示】当ブログはアフィリエイトプログラムに参加しています。記事内にプロモーションを含む場合があります。

押入れのリノベーション事例!クローゼットとの使い分けと収納を紹介

押入れ リノベーション
ヨコヤム
ヨコヤム
こんにちは!ライフスタイルリフォームアドバイザーのヨコヤムヤムです。

中古マンションを購入し、自宅をフルリノベーションする際、わたしは「押入れは残したほうが良い?」「WICがあれば必要ない気が……」と疑問を抱きました。

そこでこの記事では、「WIC」と「押入れ」の似て非なる二つのスペースをどう使い分けるか、そして押入れ収納のベストな方法について、我が家を例にご紹介します。
ヨコヤム
ヨコヤム

リノベーションにおける押入れの活用方法

リノベーション中の和室と押し入れの様子

リノベーション中の我が家。和室の奥に見えるのが押入れです

ヨコヤム
ヨコヤム
リフォームまたはリノベーションをする際、もともとあった和室を洋室する方はとても多いです。

しかし、その際に悩ましいのが、「押入れを残すか、撤去するか」についてです。

押入れの活用方法は5つ

押入れの活用方法

  • 押入れをなくして部屋に変える
  • 押入れをベッドに変える
  • 押入れをクローゼットに変える
  • 押入れをDIYでリメイクする
  • 押入れをそのまま使う

※上から順にコストがかかります

押入れの活用法は、上記のとおり5つありますが、わたしは「押入れを残しつつ、少しだけ手を加える」ことに決めました。
ヨコヤム
ヨコヤム

その理由は下記です。

【体験談】リノベーションで押入れを残した理由

リノベーション後の押入れ

押入れを残した理由

  • 押入れの形が特殊だったから
  • コストを削減したかったから
  • WICに置けない物の収納に便利だから

自宅をリノベーションした際、押入れを残した理由は上記のとおりです。

ヨコヤム
ヨコヤム
我が家は角部屋のため、押入れの端にちょうど大きな柱があり、押入れを撤去すると次は柱が目立ってしまう……という状態でした。

また、押入れにコストを掛けたくなったのも理由の一つです。

そして何より、収納するものにあわせてクローゼットと押入れを使い分けするのが賢い選択ではないか? と思ったことが大きいです。
ヨコヤム
ヨコヤム

収納スペースは押入れとクローゼットの両方があると良い

マンションは戸建てと違い、収納スペースを増やしにくいです。

ヨコヤム
ヨコヤム
そのため、収納する場所は「押入れ」と「クローゼット」の両方を活用するのがベストだと思っています。

押入れとクローゼットの違い

押入れとクローゼットの違い

押入れとクローゼットの違いは、目的にあります。

押入れは、寝具や日用品などを収納する場所であり、クローゼットは衣類や靴を収納する場所です。

知っているようで知らないのが、「押入れとクローゼットの違い」かもしれません。

最近では、和室のない家も増えているため「そもそも押入れがない」というお宅も多いでしょう。
ヨコヤム
ヨコヤム

しかし一度、ご自宅のクローゼットを確認してみてください。

洋室が2部屋以上あり、それぞれにクローゼットがあるご家庭であれば、

  • 一方は、本来のクローゼット(ハンガーを掛けられるパイプ)がある
  • もう一方には、腰の高さに中段が設けられているクローゼットがある

というケースがほとんどです。

違い1. 押入れは衣服以外のものを収納する場所

我が家の押入れ

リノベーション直後の我が家の押入れです

押入れの特徴

  • 奥行き75cmが一般的
  • 中段が設置されている
  • 横幅はその押入れもほぼ同じ

※押入れの上のほうに「枕棚」と呼ばれる奥行きの浅い棚が設置されることも珍しくありません

押入れは、クローゼットに比べスペースを広く使えます。

ヨコヤム
ヨコヤム
専用の衣装ケースやハンガーラックなど、多くの収納品も売られていますよね?

上下2段、または上中下の3段を使い分けられるため、工夫次第で収納の幅もグッと広がります。

違い2. クローゼットは衣服を収納する場所

リンベーションで新設したウォークインクローゼット

リンベーションで新設した我が家のウォークインクローゼットです

クローゼットの特徴

  • 奥行きは50cm〜
  • 上部にパイプがある
  • 横幅は部屋にあわせて変更可能

押入れよりはスペースが狭いものの、掛けて収納するならクローゼットが一番です。

押入れの規格がほぼ統一されているのに対し、クローゼットは部屋にあわせて寸法を変えることができる点もメリットです。
ヨコヤム
ヨコヤム

押入れリノベーションのビフォーアフター

ポイント

  • ふすまの代わりに、カーテンレールを設置
  • 押入れの床を室内のフローリングと統一
  • 押入れの中にクロスを貼った
ヨコヤム
ヨコヤム
ここからは、「押入れを残す」と決めて実行した、押入れリノベのビフォーアフターをご紹介します。

ポイントは3つです。

1. ふすまの代わりにカーテンレールを設置

  • カーテンレールに取り替えた押入れ
  • 押入れの収納方法

我が家では、もともと和室だった部屋を洋室に変更したため、押入れのふすまは撤去しました。

ヨコヤム
ヨコヤム
その代わりに、カーテンレールを設置しています。

ふすまを撤去したのは「洋室にあわないから」ですが、

  • 建具を使わないぶん、コストを浮かせられる
  • カーテンへの変更で通気性が良く、開け閉めしやすい

というメリットもあり、これは正解だったと感じています。

2. 押入れの床を室内のフローリングと統一

一般的に、押入れの床はその部分だけ貼り方が違います。

そのためリノベーションでは、室内の床と同じフローリングを貼り、見た目にも統一感を持たせました。
ヨコヤム
ヨコヤム

ふすまを撤去したぶん、床部分にレールがないため、

  • 押入れの床を室内と統一することで物を取り出しやすい
  • レールに足を引っ掛けることがなく安全

というメリットがあります。

3. 押入れの中にクロスを貼った

  • 押入れはリノベーションで部屋にする? それともリメイク?
  • 我が家の押入れ

「暗くなりがちな押入れの中を明るくしたかった」というのが、クロスを貼った理由です。

カーテンを開けっ放した際、押入れの中だけが他と違うのも嫌でした。

ヨコヤム
ヨコヤム
細かいことですが、クロスを貼ったことで押入れの見た目も気持ちも、スッキリしたように感じます。

知っておきたい!押入れ収納の基本

我が家の押入れ

現在の我が家の押入れです

押入れ収納の基礎知識

  • 高低差を生かし、デッドスペースを作らない
  • 寝具類は専用ケースを活用する
  • 下段収納はキャスター付きアイテムが便利
  • 頻度によって収納するものの配置を決める

二段に分かれる押入れの収納ポイントは、大きく分けて上記の4点です。

ヨコヤム
ヨコヤム
「物が多い」「今後も荷物が増える」という方は、特に意識しながら整理整頓してみてください。

1. 高低差を生かし、デッドスペースを作らない

まずは、上段と下段それぞれに置きたいものをグループ分けします。
ヨコヤム
ヨコヤム

上記のようなアイテムを使うと、さらに上下を分割できるため収納力がアップします。

2. 寝具類は専用ケースを活用する

敷き布団や折りたたみマットレスなど、専用の袋やケースに入れられないものは、上記のような棚があると便利です。

ヨコヤム
ヨコヤム
同じ布団類であっても、棚があれば取り出しやすさも変わります。

3. 下段収納はキャスター付きアイテムが便利

押入れの下段は、上段に比べ、物の出し入れが大変です。
ヨコヤム
ヨコヤム

そのため、上記のようなキャスター付きワゴンをおすすめします。

漫画や本の収納棚としても役立ちます。

4. 頻度によって収納するものの配置を決める

ヨコヤム
ヨコヤム
普段よく使うものは手前、そうでない物は奥!これが収納のお決まりルールです。

さらに、取り出しやすくしておきたい物は上段、そうでない物を下段にしておくと、より使いやすくなります。

押入れのリノベーションまとめ

押入れは奥行きがあるため、大きな荷物を収納しやすいぶん、使い方によっては物が取り出しにくくなることもあります。

限られたスペースを余すことなく有効活用するには、

  • 収納の目的とコツを押さえる
  • 便利グッズを使う

のが一番です。

リノベーションで押入れに悩む方は、この記事でご紹介した「押入れとWICの使い分け」「押入れ収納の基本」をぜひ参考に、使い方を検討してみてください。

  • この記事を書いた人
yokoyumyum

ヨコヤムヤム

こんにちは!LSリフォームアドバイザーのヨコヤムヤムです。2012年東京から札幌へ移住。2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションしました。リノベと暮らしとインテリアに役立つ情報を更新中。専門誌やWeb媒体への寄稿・監修もしています。

-リノベーションの実例
-