ときに「インダストリアルはダサい」と耳にしますが、ダサいのは「男前インテリア」であって、インダストリアルではありません。
男前インテリアがダサいといわれる理由
男前インテリアがダサいといわれる理由
- アルファベットを乱用しているから
- ◯◯風のリメイクシートが悪目立ちするから
- 物が多くごちゃごちゃしているから
Googleで「男前インテリア」と検索すると、「ダサい」と表示されることをご存じでしょうか。
理由1. アルファベットを乱用しているから
ヴィンテージ好きに人気のバスロールサインも、今では安っぽい商品が溢れ、正直「かっこ悪い」と思ってしまうものが多いです。
理由2. ◯◯風のリメイクシートが悪目立ちするから
DIYに便利なリメイクシートは、手軽に貼れるうえ、賃貸住まいの方でも使いやすいアイテムですが、これも選び方を間違えるとダサいです。
リメイクシートの表面はビニールなので、どうしても光沢が目立ってしまい、本物とは程遠い見た目になってしまいます。
悪目立ちさせないためには、質感を感じさせない柄ものや無地を選ぶほうが無難です。
理由3. 物が多くごちゃごちゃしているから
「ダサい」「貧乏くさい」と感じてしまうインテリアには、「一様にごちゃごちゃ」しているという共通点があります。
家具も雑貨も、置いて楽しむには計算が必要です。
男前インテリアと「インダストリアル」は似て非なるもの
インダストリアルは「工業的」「産業的」という意味
- 男前インテリアもインダストリアルも何となく似ている
- どちらもメンズライスな雰囲気
といわれれば、広義の意味では同じかもしれないですが、正確には違います。
インダストリアルと男前インテリアは似て非なるもの
今では聞き慣れた言葉ですが、そのスタイルは正直、好きになれません。
どんなインテリアスタイルにもいえますが、人を惹きつける空間には必ずセンスと計算が隠されています。
男前インテリアを「ダサい」といわせないコツ
男インテリアを「ダサい」といわせないコツ
- 素材にこだわる
- 本物を取り入れる
- 節約し過ぎない
素材にこだわる
インテリアとして使うものは、なるべく「◯◯風」を避けるのがベストです。
例えば、家具にも「エイジング加工」がありますが、こちらも本当のヴィンテージには無い質感が、どうしても見た目を悪くしてしまいます。
木やレザー、アイアンなどをインテリアに取り入れる場合は特に「なんちゃって」を避けましょう。
本物を取り入れる
例えば、木製の家具です。
価格が安い家具は、そのほとんどが合板のため「木」本来の風合いが無く、どこか味気のない見た目になります。
節約し過ぎない
男前インテリアを好む人の多くが、DIYで「◯◯風」を再現しますが、使う材料を節約し過ぎると安見えします。
100均が、その代表例です。
全てを100均で揃えるのではなく、DIYする中でポイントとなるパーツには質の良いものを使うなどすると、チープ感を無くせます。
男前インテリアはダサい!まとめ
男前インテリアのルーツは、インダストリアルでメンズライクなスタイルにありますが、その解釈を間違ったことから「ダサい」が生まれたのでは? と感じます。
中古マンションを購入し、フルリノベーションをした我が家は「インダストリアル」をテーマにしましたが、男前インテリアと一緒にされてしまうことがあり、それが正直「嫌」でたまりません。
「違いがイマイチ分からない」という人も居ると思いますが、違いを分かってくださる方もきっといらっしゃるはず……。
そう願って、この辺りで終わりにします。
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