システムキッチンの標準的なサイズとは
システムキッチンの奥行と間口(幅)問題。キッチンの大きさは、画像↓のように「奥行と間口」によって表されます。
壁付けキッチンの場合、奥行は65センチが標準ですが、中には60センチという場合もあります。間口に関しては、家によって様々。
- 奥行の標準規格:65センチ
- 間口1650~3600mm
賃貸時代は間口2700mmのシステムキッチン
賃貸時代のキッチンは、
- ひとり暮らし:間口90センチ前後のミニキッチン
- ふたり暮らし:間口2700mmのシステムキッチン
独身時代は東京に住んでいたため、部屋自体が超狭く(笑)そのおかげか、結婚後の2LDK&間口2700mmというキッチンに、当初はウキウキだったことを覚えています。
サイズダウンを経験して分かったこと
中古マンション購入&フルリノベーションした我が家のキッチンは、間口2250mm・奥行65センチ。
「2250mmなんて狭いでしょ!」と突っ込みをくらいそうですが、意外や意外!これが使いやすいんです。決して強がりではありません(笑)
広さと使いやすさは比例しない
使いやすいと感じた原因は、身長にもあるのかな?と思います(わたしの身長は155センチ)。間口2250mmのほうが横移動が少なく、コックピットのように動けます(笑)
また、実際にサイズダウンを経験して思うのは、広さよりも動線のほうが大切かも?ということ。ただ、間口が小さくなればなるほど、シンク下の収納スペースも小さくなるのでご注意を!
吊り戸棚もカップボードも必要なし
我が家は壁付けを採用しましたが「吊り戸棚」は設置せず「カップボード」も置いていません。キッチン周りには極力、背の高い家具を置きたくない!という強いこだわりがありまして(笑)
その分、ものは増やせませんが、それも工夫次第。「見せる・見られる」を意識する場合は、隠す工夫も必要不可欠です。
ワークトライアングルも大切
キッチンは大きさだけでなく、配置や収納方法、冷蔵庫の置き方などにも左右されます。それがワークトライアングル。
コンロ・シンク・冷蔵庫を結ぶ三角形の作業動線が正三角形に近いほど、作業効率が良いといわれています。
壁付け(I型)は、横移動しかないため、間口が広過ぎるとかえって使いにくくなってしまいます。2700mmがその分かれ目。最大で3500mmとも言われますが、さすがにそれは横移動が多過ぎるような・・。
こうして見ると、どちらも経験したわたしにとって「2250mm」は、やはりベストサイズなんじゃないか?ということ。
平均値は参考までに。使いやすさは人それぞれ
「自分に合うキッチンの大きさ」を即答できる方なんて、そうは居ないはず(笑)平均値はあくまで参考程度に、今お使いのキッチンから、よくよくシュミレーションしてみることをおすすめします!
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