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後悔しないために!室内窓のメリット・デメリットをリノベ経験者が語ります

ヨコヤム
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こんにちは!ライフスタイルリフォームアドバイザーのヨコヤムヤムです。

この記事では、我が家も実際に取り入れた「室内窓」のメリット・デメリット、そして後悔しないためのポイントをご紹介します。

加えて、明かり取りだけではない室内窓の活用方法についても触れていますので、採用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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室内窓のメリット

室内窓のメリット

我が家のリビング。室内窓の奥は寝室です

室内窓のメリット

  • 光や風が抜ける
  • 家族の様子が分かりやすい
  • インテリア性が高い

我が家は、2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションをしています。

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その際リビングに「室内窓」を取り入れましたが、わたしが感じる室内窓のメリットは、主に上記の3つです。

次項で詳しくお伝えします。

メリット1. 光や風が抜ける

室内窓の最大のメリットは「採光」できる点にあると思います。
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例えば、窓がない中和室(リビングに隣接された窓のない和室のこと)や脱衣所と隣りあう部屋の間に室内窓を設ければ、それだけで光を取り込みやすくなり、両方の部屋が明るくなります。

また、FIX窓(※)ではなく開閉式にすることで、採光だけでなく換気も可能です。

※FIX窓:開かない窓のこと。「はめ殺し窓」ともいいます

メリット2. 家族の様子が分かりやすい

2LDKや3LDKというように独立した部屋を確保しながらも「家族の様子が分かると嬉しい」と考える方は少なくありません。

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例えば、キッチンとリビング、リビングと仕事部屋というように、家族同士の様子がそれとなく分かる間取りをつくる際にも室内窓が役立ちます。

FIX窓にして声や音を遮断できるようにしたり、会話ができるよう開閉式にするなど、部屋の使い方に応じて使い分けられるのも室内窓ならではです。

メリット3. インテリア性が高い

室内窓はインテリア性が高い

ドアの色にあわせて窓枠も黒にしました

室内窓は「部屋をおしゃれにみせたい」という理由で採用する方もいます。

のっぺりとしがちな壁に窓を設ければ、それだけで見た目の印象が変わりますし、絵を飾るのとはまた違う雰囲気を味わえます。
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室内窓のデメリット

リビングと寝室の間に設けた室内窓

リビングと寝室の間に設けた室内窓

室内窓のデメリット

  • コストがかかる
  • 設置する位置によっては家具のレイアウトが制限される
  • 設置する位置によってはプライバシーの確保が難しい

デザイン性が高く、機能面でも優れている室内窓ではありますが、デメリットが全くないというわけではありません。

ここからは、室内窓のデメリットをご紹介します。

デメリット1. コストがかかる

室内に窓を設置するということは、当然コストがかかります。

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素材やサイズにもよりますが安ければ10万円、場合によっては50万円を超える場合もあります。

決して安いとはいえない施工費がかかるため、予算に余裕がない場合は優先順位の見直しをする必要があります。

デメリット2. 設置する位置によっては家具のレイアウトが制限される

例えば、室内窓を腰の高さから天井にかけて設置した場合、窓の前には背の高い家具を置けません。

取り付ける壁や高さによっては、ソファやテレビを置くスペースが限定される場合もあります。

したがって室内窓を採用する場合は、配置する家具と間取りをよくよく確認したうえで、設置する位置を決めましょう。
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デメリット3 .設置する位置によってはプライバシーの確保が難しい

高い位置に設置した室内窓

プライバシーを確保したいときは、高い位置に設置するのがベスト!

室内窓を人の目線上に設ける場合はプライバシーに注意が必要です。

例えば、室内窓を通じて寝室が丸見えになるようでは、落ち着いて眠れないかもしれません。

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そのため、プライバシーを保つ必要がある場合は、床よりも天井の近くに窓を設けるのがベストです。

もし、高さを確保できない場合は、設置した室内窓をカーテンで目隠しできるようにする方法もあります。

後悔しないために!室内窓をつくるときのチェックポイント

室内窓からみた我が家のリビングです

続いて、室内窓で後悔しないためのチェックポイントをお伝えします。

1. 「木製」の室内窓は枠の太さに制限がある

室内窓の素材には主に、木製と鉄製(アイアン製)があります。

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木製の室内窓は、鉄製に比べ価格を抑えられる半面、窓枠を細くした場合は強度に影響するため注意が必要です。

2. 「鉄製(アイアン製)」の室内窓は錆びやすい

木製に比べて鉄製(アイアン製)は錆びやすいため、設置場所や日々のメンテナンスを考慮したうえで採用する必要があります。

また、開閉式にする場合は、頭をぶつけたりけがをしないように設置することも意識してください。
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3. 目的にあわせて開閉式またはFIX窓を選ぶ

木製の室内窓

素材選びと同様に大切なのが「開閉式にするかFIX窓にするか」という点です。

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この選択は、室内窓の使い方と目的がポイントとなります。

風通しを求める場合は当然、開閉式がベスト!

「採光だけで良い」という場合はFIX窓で問題ありません。

我が家の室内窓について

  • リノベーション工事中のリビング
  • リノベーションで造作した室内窓(インナーウィンドウ)

こちらは、リノベーション中の我が家です。

左手にみえる横長の四角が室内窓で、リビングと寝室の間に設置しています。

木製のFIX窓を採用

我が家の室内窓は、当初鉄製を希望していましたが、コスト削減のために木製へ変更しました。

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しかしながら、窓枠を黒に塗装したことで見た目にはほとんど分かりません。

また、天井の近くに設置したおかげで、リビングに居ても寝室に居ても目線は気になりません。

室内窓に後悔なし!むしろメリットのほうが多い

我が家は、室内窓を設置したことに全く後悔していません。

採光だけでなくインテリア性を兼ねることができ、とても満足しています。

また、室内窓のある壁一体を一つのインテリアとして捉えることもできるので、視覚的な効果もあると感じています。
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リフォーム・リノベーションで室内窓を取り入れた成功事例

繰り返しになりますが、室内窓には「光や風が抜ける」「家族の様子が分かりやすい」「インテリア性が高い」というメリットがあります。

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ほかにも機能性や実用性をグッと向上させる役割があり、実際のところは「デメリットよりもメリットのほうが多い」とわたしは感じています。

1. 窓のない玄関に明かり取りをつくれる

  • 玄関の室内窓(インナーウィンドウ)

出典:Pinterest

マンションは集合住宅ゆえ、角部屋を除くと玄関に窓がない住戸は多いです。

この場合、玄関はどうしても暗くなりがちですが、ここい室内窓があれば空間はパッと明るくなります。
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開閉式にすればさらに、風も通りやすくなります。

2. 空間のアクセントにもなる

リビングの室内窓(インナーウィンドウ)

室内窓は明かり取りとしての役割だけでなく、抜け感とインテリア性を高める効果もあります。

我が家はご覧のとおりFIX窓にしたため、当然「風通し」の機能はないものの、空間のアクセントとしてはばっちりだと思っています。

3. 間取りに開放感を持たせられる

  • 開放感のある室内窓(インナーウィンドウ)
  • たくさんの光を取り入れられる室内窓(インナーウィンドウ)

出典:Pinterest

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室内窓の大きさは、空間の開放感に比例します。

窓枠のサイズが大きいほど当然ガラス面が増えるため、壁に比べると開放感を持たせられます。

また、家族の気配を感じたいときや、コミュニケーションを取りやすくしたい場合にも効果的です。

後悔しないために!室内窓のメリット・デメリットまとめ

まとめ

  • 素材の違いを把握する
  • 目的にあわせて開閉の有無を決める
  • 設置する高さに注意する

最近では、オフィスでも室内窓をよく見かけます。

室内窓は読んで字のごとく「室内に設ける窓」のため、建物の構造を問わないのも魅力の一つです。

マンションは特に、窓の数や位置が限定されるため、明かり取りや圧迫感の軽減に役立ちます。

デメリットは工夫次第で解決できる部分も多いですので、ぜひ前向きに検討してみてください!

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こんにちは!LSリフォームアドバイザーのヨコヤムヤムです。2012年東京から札幌へ移住。2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションしました。リノベと暮らしとインテリアに役立つ情報を更新中。専門誌やWeb媒体への寄稿・監修もしています。

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