
INDEX
室内窓のメリット
中古マンション購入&フルリノベーションを機に、我が家も取り入れた室内窓。
デザイン性が高く機能面でも優れているため「やってよかったこと」の一つに入る室内窓ですが、「デメリットが気になる」という方は少なくないと思います。
メリットもデメリットも、そのポイントは室内窓の素材に関係します。
室内窓のメリット
光や風が抜ける
家族の様子が分かる
インテリア性が高い
木製と鉄製で異なる室内窓のデメリット




我が家は当初、アイアンを希望しましたが、予算の関係で「木製」にしています(笑)
室内窓のデメリット
- 木製の室内窓は枠の太さに制限がある
- 鉄製の室内窓は錆びやすい
- スイング開閉式の窓を取り付ける場合はその位置に注意(頭をぶつけるなど、怪我をすることもある)
木製の室内窓は鉄製に比べ価格を抑えられますが、窓枠を細くした場合は強度に影響するため注意が必要です。
また、アイアン製は錆びやすいため、設置場所や日々のメンテナンスを考慮したうえで採用することをおすすめします。




設置する位置にもよりますが、パッと見はどちらも似たり寄ったりです。
目的別に見る室内窓の活用事例
室内窓を取り入れることで得られるメリットは前述のとおりですが、機能面や実用性をもう少し具体的に見てみましょう。
室内窓に求めること
- 採光(明かりとり)
- 空間のアクセント
- 開放感/圧迫感の軽減
1. 窓のない玄関に採光の役割を持たせる(明かり取り)
出典:Pinterest
マンションは集合住宅ゆえ、角部屋を除くと、玄関に窓がない住戸は多いはずです。
この場合、玄関はどうしても暗くなりがちですが、室内窓があれば大丈夫!
開閉式にすれば風も通りやすくなります。
2. 空間のアクセントとして設置する
わたしたちが室内窓に求めたのは抜け感とインテリア性。
FIX窓にしているため、当然「風通し」の機能はないですが、空間のアクセントとしてはばっちりだと思っています。
3. プライバシーを確保しながら圧迫感を軽減させる
設置する場所を限定しない室内窓ですが、取り付ける部屋が寝室などの場合は、プライバシーが気になりますよね?
その場合は、「天井に近い位置」に設置することをおすすめします。
風通しが目的の場合も同様です。
4. 室内窓で間取りに開放感を持たせる
出典:Pinterest
空間の開放感は、室内窓の大きさに比例します。
窓枠のサイズが大きいほど当然、ガラス面が増えるため壁に比べると開放感を持たせられます。
また、家族の気配を感じたいときや、コミュニケーションを取りやすくしたい場合にも効果的です。
室内窓は目的に合わせて開閉式またはFIX窓をチョイス
素材選びと合わせて悩ましいのが「開閉式にするかFIX窓にするか」ですよね?
この選択は、室内窓の使い方と目的がポイントです。
風通しを求める場合は当然、開閉式がベスト。採光だけで良いという場合はFIX窓で問題ありません。
FIX窓は「開かない窓」のこと。「はめ殺し窓」とも言います。
我が家の室内窓は木製そしてFIX窓
本当はアイアンを希望していましたが……コスト削減のため木製&FIX窓にした我が家。
窓枠を黒に塗装してあるため、見た目にはほとんど分かりません。
やったー!(笑)
現し天井(高さは約2.7メートル)のおかげでリビング全体に圧迫感は感じませんが、それでも室内窓を作ることで空間が更に垢抜けたと思います。
また、高めの位置に設置してあるため、リビングに居ても寝室に居ても目線は気になりません。


室内窓の向こう側は寝室
室内窓のメリットデメリットまとめ
最近では、オフィスでもよく見掛ける室内窓。室内に設ける窓のため、建物の構造を問わないのも魅力の一つだと思います。
また、マンションの場合は特に窓の数や位置が限られるため、明かりとりや圧迫感の軽減に役立ちます。そのため、結果的にデメリットは気にならないのでは……? というのがわたしの意見です(笑)