![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
賃貸でも取付けできるとあって人気のダクトレールですが、いざという時に「色を決められない」という人は少なくありません。
そこでこの記事では、ダクトレールのカラーバリエーションと選び方、そしてメリット・デメリットをご紹介します。「ダクトレールを買おうかな?」と検討中の方はぜひ、参考にしてください。
結論!ダクトレールには黒か白しかない
![木とスチールのダクトレール](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2021/01/ductrail-color-300x173.jpg)
木とスチールのダクトレール(引掛けシーリング用)
![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
稀に、ウッドタイプの商品などがありますが、ごく一部です。
色の選択肢は少ないものの黒と白はどんな部屋にもあわせやすい
「ダクトレールは黒と白しかない」と聞くと、自分の部屋にあうか不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、黒と白は無彩色!そのため、基本的にはどんな色にもあわせやすいのが特徴です。
とはいえど「黒と白のどちらを選べばいいか分からない」という方に向け、次項で選び方のポイントをお伝えします。
ダクトレールは黒と白のどっちを選べばいいのか?
ここでは「黒」があう部屋、「白」があう部屋それぞれのポイントを見ていきましょう。
黒のダクトレールがあう部屋
![天井に直付けした我が家のダクトレール](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2020/12/ductrail-fan-6-640x427.jpg)
我が家の天井はスケルトン。ダクトレールは黒を選びました
黒のダクトレールがあう部屋
- スケルトン天井の部屋
- 天井の色が暗めの部屋
スケルトン天井とは、クロスなどの内装材が一切なくコンクリートをむき出しの状態にした天井のことです。
![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
また、天井のクロスがダークカラーな部屋にも黒がおすすめです。
白のダクトレールがあう部屋
白のダクトレールがあう部屋
- 白を基調とした部屋
- ダクトレールを目立たせたくない部屋
天井や壁の色を、白で統一している部屋にはやはり、白が一番馴染みます。
![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
板張りの天井や、木目調のクロスに白をあわせるお宅も多いです。
ダクトーレルは専用パーツも黒と白に分かれる
後述しますが、ダクトレールはフックを使って植物を吊り下げたり、コンセントプラグを使うことで電源を確保することもできます。フックもコンセントプラグもそれぞれ専用パーツが売られていて、こちらも色が黒と白に統一されています。
吊フック(黒)
黒のダクトレールをお使いの方は、専用パーツも同様に「黒」を選ぶのが一番です。
吊フック(白)
変換ソケット
コンセントプラグ
ダクトレール(ライティングレール)のデメリット
ダクトレールのカラーバリエーションと選び方に続き、ここからはメリット・デメリットをご紹介します。
デメリット1. 黒と白の2色からしか選べない
前述のとおり、ダクトレールは黒と白の2色です。照明にこだわりたい人にとって、選べる色が少ない点はデメリットといえますが「選ぶ数が少ないほうが迷わないで済む」という捉え方もあると思います。
デメリット2. 天井の高さによっては照明に手が届かない
![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
スポットライトは向きを変えられて便利ですが、手が届かない場合は脚立を使って調整するなどが必要です。
デメリット3. 賃貸の場合は引掛けシーリング用しか使えない
![LOWYAのダクトレール](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/04/color01-300x300.jpg)
出典:LOWYA
ダクトレールの取付方法
- 持ち家:直付け用ダクトレール
- 賃貸:引掛けシーリング用(簡易ダクトレール)
ダクトレールの取付け方には2種類あり、天井に直接取り付ける場合は業者に依頼する必要があります(電気工事士の資格が必要)
![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
後付けしたい場合は「引掛けシーリング用」一択になります。
ダクトレール(ライティングレール)のメリット
ダクトレールには、カラーバリエーションが少ないなどのデメリットがあるものの、他の照明と比べ実用性が高いことも事実です。ここからは、具体的なメリットを見ていきましょう。
メリット1. 直付けであれば長さは自由自在
ダクトレール1本あたりの最大ワット数は1500ワット
スイッチが1つのとき
- ダクトレール1本で1500ワット
スイッチが2つのとき
- ダクトレール1本で1500ワット
- ダクトレール2本なら3000ワットまで利用可能
※15帖のリビングの場合、600ワット程度がちょうど良い明るさと言われています
前述のとおり、ダクトレールは持ち家であれば天井に直付けが可能です。直付けできれば、設置する場所も選ばず、レールの長さも自由自在!
![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
メリット2. スポットライトであれば照明の向きを変えられる
ダクトレールを使うとき、スポットライトを取り付ける人が多いのは「明るさと向きを調整できるから」です。ペンダントライトであれば光は真下にしか向きませんが、スポットライトであれば好きな方向に光を向けられます。
広い部屋であれば尚更、便利!
![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
メリット3. 専用ファンがあり空気循環も可能
![ダクトレール用のファン](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2020/12/DUCTRAILFAN-2-300x233.jpg)
出典:楽天
ダクトレールには、画像のような専用ファンもあります。ファンを天井に取り付ければ空気循環できるほか、サーキューレーターのように場所も取りません。
![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
メリット4. 専用フックで照明以外のものを付けられる
![ダクトレール用のフック](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2020/12/DUCTRAILFAN.jpg)
出典:楽天
ダクトレール専用のフックを使えば、画像のように植物を吊るすことも可能です。お気に入りのドライフラワーやモビールをハンギングできるのは、ダクトレールならではといえます。
リノベーションで直付けにした我が家のダクトレール
![黒のダクトレールを設置したリビング](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2020/01/DSCF4731-2-640x426.jpg)
リノベーション後のリビング。天井には黒のダクトレールを直付けしています
中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家では、LDKの天井をスケルトンにし、いづれの場所にもダクトレールを取付けています。色は黒!
「ダクトレールには黒と白しかない」と知るまでは、グレーがあれば良いのに……とも思いましたが、今となっては気にしていません。
スポットライトにはオーデリックを採用
![ヨコヤム](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190204165546-2-300x284.jpg)
どちらもLEDで、シンプルで光沢のないマットな質感と色味が気に入っています。
ダクトレールは黒か白しかない?まとめ
ダクトレールにはなぜ黒と白しかないのか?!
考えてみれば、日本の住宅は「壁といえば白」という具合に、画一的で個性がありません。
仮に、ダクトレールに黄色や赤があったとしても「使う人はごく一部」になってしまい、それによって規格が少ないのかもしれません。
カラバリは少ないものの、実用性が高く使い勝手が良いのは間違いないため、設置を検討している方には自信を持っておすすめします。
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