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この記事では、我が家も実際に取り入れた「室内窓」のメリット・デメリット、そして後悔しないためのポイントをご紹介します。
加えて、明かり取りだけではない室内窓の活用方法についても触れていますので、採用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
室内窓のメリット
![室内窓のメリット](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2020/05/indoor-window-640x480.jpg)
我が家のリビング。室内窓の奥は寝室です
室内窓のメリット
- 光や風が抜ける
- 家族の様子が分かりやすい
- インテリア性が高い
我が家は、2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションをしています。
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次項で詳しくお伝えします。
メリット1. 光や風が抜ける
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例えば、窓がない中和室(リビングに隣接された窓のない和室のこと)や脱衣所と隣りあう部屋の間に室内窓を設ければ、それだけで光を取り込みやすくなり、両方の部屋が明るくなります。
また、FIX窓(※)ではなく開閉式にすることで、採光だけでなく換気も可能です。
※FIX窓:開かない窓のこと。「はめ殺し窓」ともいいます
メリット2. 家族の様子が分かりやすい
2LDKや3LDKというように独立した部屋を確保しながらも「家族の様子が分かると嬉しい」と考える方は少なくありません。
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FIX窓にして声や音を遮断できるようにしたり、会話ができるよう開閉式にするなど、部屋の使い方に応じて使い分けられるのも室内窓ならではです。
メリット3. インテリア性が高い
![室内窓はインテリア性が高い](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2022/06/foliage-plant_3-640x480.jpg)
ドアの色にあわせて窓枠も黒にしました
室内窓は「部屋をおしゃれにみせたい」という理由で採用する方もいます。
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室内窓のデメリット
![image リビングと寝室の間に設けた室内窓](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20160822135020.jpg)
リビングと寝室の間に設けた室内窓
室内窓のデメリット
- コストがかかる
- 設置する位置によっては家具のレイアウトが制限される
- 設置する位置によってはプライバシーの確保が難しい
デザイン性が高く、機能面でも優れている室内窓ではありますが、デメリットが全くないというわけではありません。
ここからは、室内窓のデメリットをご紹介します。
デメリット1. コストがかかる
室内に窓を設置するということは、当然コストがかかります。
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決して安いとはいえない施工費がかかるため、予算に余裕がない場合は優先順位の見直しをする必要があります。
デメリット2. 設置する位置によっては家具のレイアウトが制限される
例えば、室内窓を腰の高さから天井にかけて設置した場合、窓の前には背の高い家具を置けません。
取り付ける壁や高さによっては、ソファやテレビを置くスペースが限定される場合もあります。
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デメリット3 .設置する位置によってはプライバシーの確保が難しい
![image 高い位置に設置した室内窓](https://www.yokoyumyum.com/wp-content/uploads/2019/03/20190118143732.jpg)
プライバシーを確保したいときは、高い位置に設置するのがベスト!
室内窓を人の目線上に設ける場合はプライバシーに注意が必要です。
例えば、室内窓を通じて寝室が丸見えになるようでは、落ち着いて眠れないかもしれません。
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もし、高さを確保できない場合は、設置した室内窓をカーテンで目隠しできるようにする方法もあります。
後悔しないために!室内窓をつくるときのチェックポイント
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室内窓からみた我が家のリビングです
続いて、室内窓で後悔しないためのチェックポイントをお伝えします。
1. 「木製」の室内窓は枠の太さに制限がある
室内窓の素材には主に、木製と鉄製(アイアン製)があります。
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2. 「鉄製(アイアン製)」の室内窓は錆びやすい
木製に比べて鉄製(アイアン製)は錆びやすいため、設置場所や日々のメンテナンスを考慮したうえで採用する必要があります。
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3. 目的にあわせて開閉式またはFIX窓を選ぶ
素材選びと同様に大切なのが「開閉式にするかFIX窓にするか」という点です。
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風通しを求める場合は当然、開閉式がベスト!
「採光だけで良い」という場合はFIX窓で問題ありません。
我が家の室内窓について
こちらは、リノベーション中の我が家です。
左手にみえる横長の四角が室内窓で、リビングと寝室の間に設置しています。
木製のFIX窓を採用
我が家の室内窓は、当初鉄製を希望していましたが、コスト削減のために木製へ変更しました。
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また、天井の近くに設置したおかげで、リビングに居ても寝室に居ても目線は気になりません。
室内窓に後悔なし!むしろメリットのほうが多い
我が家は、室内窓を設置したことに全く後悔していません。
採光だけでなくインテリア性を兼ねることができ、とても満足しています。
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リフォーム・リノベーションで室内窓を取り入れた成功事例
繰り返しになりますが、室内窓には「光や風が抜ける」「家族の様子が分かりやすい」「インテリア性が高い」というメリットがあります。
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1. 窓のない玄関に明かり取りをつくれる
出典:Pinterest
マンションは集合住宅ゆえ、角部屋を除くと玄関に窓がない住戸は多いです。
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開閉式にすればさらに、風も通りやすくなります。
2. 空間のアクセントにもなる
室内窓は明かり取りとしての役割だけでなく、抜け感とインテリア性を高める効果もあります。
我が家はご覧のとおりFIX窓にしたため、当然「風通し」の機能はないものの、空間のアクセントとしてはばっちりだと思っています。
3. 間取りに開放感を持たせられる
出典:Pinterest
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窓枠のサイズが大きいほど当然ガラス面が増えるため、壁に比べると開放感を持たせられます。
また、家族の気配を感じたいときや、コミュニケーションを取りやすくしたい場合にも効果的です。
後悔しないために!室内窓のメリット・デメリットまとめ
まとめ
- 素材の違いを把握する
- 目的にあわせて開閉の有無を決める
- 設置する高さに注意する
最近では、オフィスでも室内窓をよく見かけます。
室内窓は読んで字のごとく「室内に設ける窓」のため、建物の構造を問わないのも魅力の一つです。
マンションは特に、窓の数や位置が限定されるため、明かり取りや圧迫感の軽減に役立ちます。
デメリットは工夫次第で解決できる部分も多いですので、ぜひ前向きに検討してみてください!
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