
結論からお伝えすると、良いマンションの定義とは「資産価値の高いマンション」であること。




























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資産価値の高いマンションを見極めるためのポイント
2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家。
終の住処のつもりで購入したため売却は考えていませんが、それでもやはり「資産価値」は気になります。














ではマンションの資産価値を見極める際、着目すべきポイントとは何なのでしょうか?
ポイントは「立地」「価格」「建物」にあり
ポイント
- 立地
- 価格
- 建物














次項で詳しく見ていきましょう。
マンションの資産価値を見極める7つの条件
- 複数路線が利用可能で最寄駅が徒歩圏内
- 希少性が高く治安の良いエリア
- マンションの購入者に合った周辺環境
- 賃貸としてリースする場合の家賃相場が高い
- 日当たりが良い
- 管理とメンテナンスが行き届いている
- ブランド力がある
立地条件|複数路線が利用可能で最寄駅が徒歩圏内
- 最寄駅が徒歩圏内
- 地下鉄やバスなど複数路線が利用可能
資産価値の高いマンションの条件といえば先ず、何と言っても「立地」です。














交通の利便性が高いマンションは「立地の良いマンション」と同義。
最寄駅がマンションから近いだけでなく、「複数路線が乗り入れている」なども大きなポイントです。
立地条件|希少性が高く治安の良いエリア
例えば「住みたい街ランキング」にランクインするようなエリアに建つマンションであれば当然、立地の希少性は高くなります。














また、マンションの資産価値は築20年でゼロになると言われていますが、これは「建物部分」に限った話。
土地は資産価値が下がりません。
立地条件|マンションの購入者に合った周辺環境
- 保育園や学校が近くにあるか
- スーパーや商店街など商業施設に不便しないか
- 病院や金融機関は充実しているか
交通の利便性、希少性の高いエリアに次いで大切なのが、マンションの周辺環境。














2LDK以上のファミリー向けマンションであれば、公園や学校、病院、保育園、スーパーなどの施設が近くにあるほど価値は高くなります。
反対にパチンコ店や競馬場、ラブホテルなど「無いほうが良い」施設についても注意が必要。














そのためこれらの周辺に建つマンションであれば、生活の利便性だけでなく建物の耐震性に関しても参考になると思っています。
価格条件|賃貸としてリースする場合の家賃相場が高い
マンションを購入するときは、物件の販売価格ばかりに目が行きがち。














分譲マンションの家賃相場を知ることで、現状の資産価値だけでなく将来の動向も予想できるはずです。
空室が目立つマンションであれば「価値が低い物件」かもしれません。
建物条件|日当たりが良い
- 人気の方角は南→西→東→北の順
- 採光の多い物件、角部屋も需要が高い














そのため、資産価値の高いマンション選びに「日当たり」は欠かせない絶対条件。
住戸の向きは、南→西→東→北の順に人気が下がる傾向にあり、窓の数も左右します。
南向きかつ二面採光、または角部屋で窓が多い物件はニーズが高いです。
建物条件|管理とメンテナンスが行き届いている














管理に関しては、マンションに住む住人つまり「管理組合」がコントロールしていく部分のため、中古物件の場合は事前にしっかり調べておきましょう。
また、修繕積立金が安過ぎるマンションにも注意が必要です。
管理費と合わせて、適正な価格であるかどうかもしっかりチェックしてください。
建物条件|ブランド力がある
メジャーセブンとは
- 大京:ライオンズ
- 住友不動産:シティハウス/シティタワー
- 東急不動産:ブランズ/アルス
- 東京建物:ブリリア/ヴェール
- 野村不動産:プラウド
- 三井不動産レジデンシャル:パークシティ
- 三菱地所レジデンス:ザ・パークハウス
お目当のマンションが、「メジャーセブン」と言われるマンションブランドの場合は、「値崩れしにくいマンション」と言われています。














そのため、メジャーセブンに絞って物件探しをする人も少なくありません。
実体験。マンション選びに迷ったときは……販売価格よりも立地を優先するのがベスト


リノベーションした我が家とわたしたち夫婦です
第1希望A:78平米 駅徒歩6分 (南向で広さも間取りも理想的な価格)
第2希望B:63平米 駅徒歩20秒 (Aより狭く100万円高いが駅近で角部屋)
中古マンションを購入する際、わたしたちは上記の2物件で悩みました。
迷いに迷って最終的に購入したのは「B」。
最寄駅からの近さは資産価値にも生活のしやすさにも直結
第1希望の「A」より狭いうえ100万円の予算オーバーでしたが、実際に住んでみると「B」で本当に良かったと感じます。
「最寄駅まで徒歩1分もかからない」というのは想像以上に便利。
資産価値にも直結するうえ、賃貸としても貸出しやすく、そのおかげか我が家のマンションは分譲も賃貸も含め常に満室です。
資産価値を見極める7つの条件まとめ
資産価値を見極める7つの条件
- 複数路線が利用可能で最寄駅が徒歩圏内
- 希少性が高く治安の良いエリア
- マンションの購入者に合った周辺環境
- 賃貸としてリースする場合の家賃相場が高い
- 日当たりが良い
- 管理とメンテナンスが行き届いている
- ブランド力がある
マンションの資産価値を決めるのは、結局のところ需要と供給のバランスです。
利便性や立地の希少性など、後から変えられないものであるほど、それは資産になります。
マンションの資産価値は購入、売却の際の価格にも関係するため、見極めポイントを知っておくことは「損をしない」ためにも必要なこと。
あとで後悔することがないよう、ご紹介した7つの条件をもとにしっかり見極めてください。
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