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サウナトランスとは
サウナトランスとはサウナによって「整う」ことで得られる快感のこと。
整うは文字どおり、サウナによって自律神経がととのうことを意味します。
合言葉は「サウナ水風呂外気浴」


出典:konomanga
サウナは、水風呂とその後の休憩(外気浴)を含んではじめて正式なサウナと言えます。
「熱いサウナ室に入っては、出るを繰り返す」のが正しい入り方ではありません。
つまり、下記の3ステップがなければ「サウナトランス=極上体験」は得られないのです。
- サウナで汗をかく
- 水風呂で体の熱にフタをする
- 外気浴(休憩)で体を休める
整うの正体とタイミング
「サウナトランス」の正体は、交感神経と副交感神経が共存するタイミングにあります。
トランスするタイミングは、水風呂からあがった後のわずか2〜3分。
順を追ってサウナトランスするタイミングを見ていきましょう。
step
1サウナ→水風呂
- サウナと水風呂の影響によって体はまだ交感神経が優位な状態
step
2水風呂→休憩
- 休憩によって徐々に副交感神経が優位に……
step
3血中にアドレナリンが残る
- 副交感神経へ切り替わるなか血中にはアドレナリンが残る。これがサウナトランスの正体!
step
4終了
- 時間とともにアドレナリン機能が弱まり、整いが終わる






また、サウナを3セットも繰り返せば全身の「むくみ」は消え、体が軽くなります。
プールでひと泳ぎしたあとは、体が軽くなりますよね? サウナ後も、それと同じような感覚があります。
水風呂なくして整うなし


出典:konomanga










サウナトランスするためのコツ
「なかなか整わない」という方は、下記の流れで一度サウナにトライしてみてください。
悪条件が揃わない限り、必ずや整うはずです。
ちなみに悪条件とは、外気浴中に大雨に降られたり、周囲の人がうるさくて落ち着かないなどです。
ポイント
1. サウナに入る前は体を清める
2. 湯に浸かり体を温める
3. 体を拭いてサウナへ入る
4. サウナで汗をかく
5. 水風呂に入る
6. 体を拭き椅子に座って休む
サウナスパアドバイザーヨコヤムがおすすめする「サ活」術
ここではサウナトランスするためのコツに続き、サ活がもっと快適になるおすすめ術をご紹介します。
タオルは2枚使いが便利






サウナには必ずタオルを2枚用意し、一枚は体を隠す用、一枚は髪の毛用に使ってください。
そしてサウナに入るときはタオルを濡らし、髪の毛をケアしましょう。
ポイント
サウナ室は熱いです。熱から髪の毛を守るには濡れタオルで保護するのが一番。また、息苦しくて口元を覆いたい時にも使えます。
サウナマットを持参
サウナマットが常備されている施設もありますが、わたしのおすすめはマイマットを持参すること。
潔癖症の方は特にです。折りたたみタイプを使えばかさばることもありません。
ポイント
マイマットがあれば、整い椅子に座る際も安心です。サウナ室のタオルを濡らさずに済むため、次に座る人への配慮にもつながります。
サウナトランスまとめ


出典:konomanga
サウナはただ入るだけでなく、水風呂と休憩をセットにすることではじめて自律神経が整います。
実は、サウナに入ると脳内ホルモンのβ-エンドルフィンが分泌され、オキシトシンやセロトニン(幸せホルモン)が上昇します。
これは科学的にも証明されている事実。
サウナトランスのカラクリが分かったら、早速タオルとマットを手にサウナへ向かいましょう。
そこにはきっと、いまだかつてない極上体験が待っているはずです。