引っ越しや家づくりを機に「キッチンのゴミ箱をシンク下に置きたい」と考える人は少なくありません。
しかし、そこで気になるのが、匂いや使い勝手に関するデメリットではないでしょうか?
そこでこの記事では、シンク下にゴミ箱を置くメリット・デメリットを徹底解説します。
シンク下にゴミ箱を置くメリット
メリット
- 調理中、ゴミを捨てやすい
- 対面キッチンの場合、リビングからゴミ箱が見えない
メリット1. 調理中、ゴミを捨てやすい
一つ目のメリットは、ゴミが捨てやすいという点です。
自動開閉式のゴミ箱や、足で開けられるゴミ箱であれば、手を使わずに捨てられます。
メリット2. 対面キッチンの場合、リビングからゴミ箱が見えない
キッチンが対面式の場合、ゴミ箱をシンク下に置くことでリビングからは見えません。
シンク下にゴミ箱を置くデメリット
デメリット
- 湿気が多く匂いがこもりやすい
- オープンな状態だと生活感が出る
- キッチンによっては思うように置けない
それぞれの対策案も一緒に見ていきましょう。
デメリット1. 湿気が多く匂いがこもりやすい
シンク下には配管があり、通気性はさほど良くありません。
扉があれば尚更、気になります。
対策案
ポイント
- 重曹を使う
- こまめに洗う
- 生ゴミを直接捨てない
ゴミ箱の匂い対策は、上記の3つです。
デメリット2. オープンな状態だと生活感が出る
シンク下のスペースがオープンな場合、ゴミ箱は丸見え状態です。
そんな時の対策案は3つあります。
対策案
ポイント
- デザインにこだわる
- 扉を付ける
- 突っ張り棒を使って布で隠す
「ゴミ箱が丸見えで気になる」という場合は、ジータのようなデザイン性の高いゴミ箱を置いたり、扉を自作するのも一つの手です。
突っ張り棒を使って、布で目隠しする方法もあります。
デメリット3. キッチンによっては思うように置けない
シンク下には配管があるため、ゴミ箱のサイズによっては邪魔になります。
対策案
ポイント
- ゴミ箱のサイズを工夫する
- 配管を隠して、ゴミ箱の背面をフラットにする
賃貸の場合は、ゴミ箱のサイズを変えるのが一番です。
可燃ゴミは大きめ、資源ごみは小さめにして配管を避けると良いでしょう。
持ち家の場合は、シンク下に手を加えて、ゴミ箱収納に適した造りに改修する方法もあります。
キッチンのゴミ箱をどこに置くか悩んだときの判断基準
悩んだときの判断基準
- 動線重視の人はシンク下
- シンク下の収納スペースを減らしたくない人は、食器棚の下 or カウンターの下
- ゴミ箱を隠したい人は、シンク下 or カウンターの下
ゴミ箱は食器棚の下やカウンターの下に置く方法もある
例えば、食器棚の下や、カウンターの下です。
方法1. ゴミ箱を食器棚の下に置く
キッチンに、カップボードなどの食器棚を置くのであれば、その下にゴミ箱を収納する方法もあります。
方法2. ゴミ箱をカウンターの下に置く
上記のように、作業台の下をゴミ置き場にする、あるいはキッチンの背面カウンターを使う方法も選択の一つです。
食器棚の下やカウンターの下にゴミ箱を置くときのメリット・デメリット
メリット1. シンク下に比べ、調理している人の邪魔になりにくい
ゴミ箱をシンク下に置くと、キッチンを二人で使う場合は不便です。
一人が洗いものをしていれば尚更です。
メリット2. シンク下の収納スペースを減らさずに済む
シンク下は貴重な収納スペースです。
こう考えると自ずと、ゴミ箱は食器棚やカウンター下に置くことになるでしょう。
デメリット1. ぴったりサイズのゴミ箱を探すのが難しい
シンク下に比べ、食器棚やカウンター下のほうがゴミ箱を置きやすい半面、「ぴったり合うゴミ箱」を探すのは大変です。
デメリット2. 食器棚やカウンターのサイズによってはゴミ箱が前に飛び出る
キッチンの奥行きはだいたい60〜65cmが一般的です。
一方、食器棚やカウンターは奥行きが異なります。
我が家はカウンターの下にゴミ箱を収納中
使っているのはディノスのステンレス作業台ワゴンです。
ゴミ箱の容量が14Lと少なめですが、「ゴミ箱を見せたくない」人にはもってこいのアイテムだと思っています。
作業台と収納を兼ねるワゴンなら省スペースになる
2016年に中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家。
キッチンは壁付けにし、「ゴミ箱はカウンター内に隠す」と決めていました。
とはいえど、キッチンは2.8帖という狭さです。
シンクの背面にゴミ箱を置けば、調理中もゴミを捨てやすい
扉を開ける一手間は必要なものの、これはシンク下に扉がある時も同様です。
ステンレスワゴンについて詳しく見る
シンク下にゴミ箱を置くデメリットまとめ
「キッチンのゴミ箱をどこに置くか?」については、案外難しい問題かもしれません。
それでも悩むときは、
- 動線重視の人はシンク下
- シンク下の収納スペースを減らしたくない人は食器棚の下 or カウンターの下
- ゴミ箱を隠したい人はシンク下 or カウンターの下
上記それぞれに当てはめて考え、一番しっくりくる置き場所を決めてみてください。
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