
2016年中古マンションを購入し、フルリノベーションした我が家。
キッチンは壁付けにし、クリナップの「ラクエラ」を採用しました。
ラクエラを検討している方は、ぜひ参考にしてください。






















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リノベーションでクリナップの「ラクエラ」を採用した我が家


我が家のキッチンです






















採用したラクエラは何の問題もなく、快適に使えています。






















クリナップキッチンの主な種類
- CENTRO(セントロ):価格帯「高」
- STEDIA(ステディア):価格帯「中」
- rakuera(ラクエラ):価格帯「低」
※2022年8月時点
ステンレスに定評のあるクリナップですが、残念ながらラクエラにはオールステンレスがありません。






















本来は、サンワカンパニーにある「GRAD45」のようなステンレスキッチンが希望でしたが、諸事情もあり結果的には「ラクエラ」を選びました。
クリナップのキッチンの価格
セントロ | ステディア | ラクエラ |
¥902,700〜(税別) ※スタイリッシュプラン | ¥705,700〜(税別) ※スタイリッシュプラン | ¥578,600〜(税別) ※開き扉プラン |
※2022年8月時点






















ご覧のとおり、ラクエラは3種類の中で一番安いシリーズとなっています。






















「2250mmは狭いのでは?」と思うかもしれませんが、意外にもわたしは不便を感じません。
サイズダウンの経緯や、通路幅について気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
クリナップ「ラクエラ」のメリット
メリット
- ステンレスワークトップが丈夫
- 美サイレントシンクが使いやすい
- 扉カラーが豊富






















1. ステンレスワークトップが丈夫






















昨今では人工大理石が人気ですが、わたしは断然ステンレス派!(※)






















また、キャビネット内がステンレスなのも嬉しいポイントです。
匂いも気にならず、掃除しやすいため、とても使いやすいと感じます。
※ 「Ⅰ型」「L型」はステンレスワークトップが標準です
2. 美サイレントシンクが使いやすい






















美サイレントシンクのおかげで、「洗い物をしているとテレビの音が聞こえない」ということも無くなりました。
さらに、シンクの表面には水アカがつきにくい美コート(※)が採用されています。
上記のコーティングにくわえ、エンボス加工も施されているため、キズがつきにくく、汚れにくいです。
※親水性のセラミック系特殊コーティング
3. 扉カラーが豊富
「キッチンは家具」が、ラクエラのデザインテーマです。






















個人的には、カフェシリーズにある「カフェウッドブレンド」や「ライトオーク」がおすすめです。
光沢のない自然な表面の凹凸が見た目に良く、まわりに置く家具にも馴染みやすいのではないでしょうか。
クリナップ「ラクエラ」のデメリット






















ラクエラは価格のわりに見た目が良い反面、スライド部分には注意が必要です。
床すれすれのスライド収納には注意が必要


キャビネット(スライド収納)は床すれすれです
ご覧のとおり、ラクエラはキャビネット部分が「床すれすれ」です。






















「勢いよく開けない」など、慣れの問題ですが、家族とキッチンに立つ場合は、相手が怪我をしないよう注意してください。
クリナップ「ラクエラ」の口コミ






















高評価の口コミ




ステンレスのシンクで、収納力も抜群!モカウッドが、家の雰囲気にもぴったり!言うことなしです。





ショールームで実物見ても安っぽさも感じなかったです。




引用:リフォームのリノコ
低評価の口コミ



ただ、ちょっとしたすり傷が付いてしまって全く傷がつかないというわけではないのでそこは注意が必要ですね。
私は全く傷がつかないと思っていた口なので。




引用:リフォームのリノコ
リノベーションしたキッチンのビフォーアフター
リノベーション前は、独立型のキッチン(壁に囲まれた状態)だった我が家。
リノベーションでは壁を取り払い、オープンにすると決めたものの悩んだのは「対面式と壁付けのどちらにするか?」でした。






















壁付けキッチンを選んだ理由
壁付けキッチンを選んだ理由
- リビングに広がりを持たせたい
- リビングに入った時、シンクが真っ先に見えてしまうのは嫌
- 収納はなるべく見えないようにしたい
- 匂いの広がりを最小限にしたい
- シンクからの水はねを避けたい
我が家が壁付けを選んだ理由は、上記のとおりです。
日本では「アイランド」や「ペニンシュラ」「L型」などの対面式キッチンが主流ですが、壁付けキッチンにもまだ根強い人気があります。
壁付けと聞くと一昔前というイメージを抱くかもしれませんが、使い勝手で見るとメリットは多いです。






















壁付けキッチンはリビングを広く使えるのがメリット






















リノベーションした我が家も、LDKは全て一つの空間です。
広さ、匂い、シンクの目隠し、を考えた結果、「壁付けキッチン」がベストだと判断しました。
関連
クリナップ「ラクエラ」によくある質問






















Q. 浄水器について。カートリッジの交換時期はいつですか?


クリナップの浄水器一体型水栓






















正直、半年前後でも全く問題ないように感じますが、カートリッジにはカビが生えることもあります。
といいながら、実は2年5ヶ月もの間……交換を忘れていた我が家。
そのときの様子や、カートジッリの交換方法については下記をぜひ、ご覧ください。
Q. 吊り戸棚やカップボードは要らないですか?


キッチンの入口から見た様子






















「無いと困るのでは?」と度々聞かれますが、必要以上のものを持たなければ収納に困ることもないはずです。
家電やゴミ箱は上記のとおり、造作したカウンターの内部に置いています。
食器はキャビネットの中です。
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クリナップ「ラクエラ」まとめ
キッチンをオープンにする以上、それはある意味「インテリアの一つ」として捉えるべきだと、わたしは思います。
その点、「キッチンは家具」とかかげるラクエラのデザインテーマには共感です。
キッチンに高級感を求める方には物足りないラクエラですが、わたしは充分満足しています。
また、キッチンには他にも「間口」や「レイアウト」が関係するため、「考えることが多くて困る」という方が少なくありません。
悩む方は下記の記事もぜひ、あわせてお読みください。
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