この記事では「バイクに乗りたい……でも大型は怖い」「女性におすすめのバイクは何?」というバイク女子に向けて、250ccでおすすめの車種をご紹介します。
実際に400ccではなく、250ccのバイクを選んだわたしの体験談もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
初心者のバイク女子に250ccをおすすめする理由
初心者のバイク女子に250ccをおすすめする理由
- 教習車より軽く初心者でも乗りやすい
- 女性でも取り回ししやすい
- 車検がなくコスパが良い
理由1. 教習車より軽く初心者でも乗りやすい
教習車のCB400は「扱いやすいバイク」ではあるものの、女性にとっては、
- 重くて取り回しに苦労する
- 足つきが悪く、何度も立ちゴケした
という経験が少なくないでしょう。
CB400は地面につま先しか付かず、重たい車体の取り回しには苦労しました。
この点、250ccのバイクになると「途端に軽く」感じ、ストレスが軽減されます。
初心者は特に「乗りやすさ」にこだわるのも一つの手です。
理由2. 女性でも取り回ししやすい
下記のようなとき、バイクが400ccを超えてくると、女性の力では取り回しが大変です。
- バイクを押して歩く
- バイクに乗りながら方向転換をする
自宅の駐輪場でエンジンをかけられない時や、狭いスペースで取り回しが必要なシーンでは「扱いやすいバイク」が一番です。
理由3. 車検がなくコスパが良い
バイクは250ccを超えると車検が必要です。
初心者のバイク女子におすすめのバイク5選
KAWASAKI 250TR
総排気量(cc) | シート高(mm) | 燃料タンク容量(L) |
249 | 775 | 7 |
ビンテージ感のあるオフロードスタイルが250TRの特徴です。
元は「バイソン」というデザインが原型となっています。
HONDA FTR
総排気量(cc) | シート高(mm) | 燃料タンク容量(L) |
223 | 789 | 7.2 |
1990〜2000年代前半に巻き起こった「ストリートバイクブーム」をご存知でしょうか?
街中でも扱いやすいスリムボディで「アクティブに走れるストリートトラッカー」として支持されているバイクではないでしょうか。
ダートトラックレースのようなスタイルがお好きな方におすすめです。
YAMAHA TW200
総排気量(cc) | シート高(mm) | 燃料タンク容量(L) |
196 | 790 | 7 |
TWは1990年代後半、街乗り用のカスタムベースとして人気を博したバイクです。
トラッカーカスタムやスカチューンカスタムが流行り、その対抗車種として開発されたのが前述したHONDAのFTRです。
無駄のない外観とシンプルな構造なため「初心者でもカスタムしたい」という人におすすめです。
SUZUKI Grasstracker(グラストラッカー)
総排気量(cc) | シート高(mm) | 燃料タンク容量(L) |
249 | 750 | 8.4 |
グラストラッカーには4つのモデルがあり、古いモデルにはキックが付いています。
KAWASAKI ESTRELLA (エストレヤ)
総排気量(cc) | シート高(mm) | 燃料タンク容量(L) |
249 | 735 | 13 |
エストレヤはクラシカルなデザインが美しいバイクです。
オールドルックなバイクが欲しいという人、カスタムベースをお探しの方におすすめです。
250ccバイクのデメリット
250ccバイクのデメリット
- 車検がない
- 高速道路にはあまり向かない
- 排気量マウントをされる
ポイントは主に3つです。
車検がない
知識がない初心者はバイク屋さんにお願いし、必要なメンテナンスやポイントを教えてもらう必要があります。
高速道路にはあまり向かない
同じ250ccでも、4気筒と単気筒では感覚が異なるものの、余裕のある運転は難しいのが現実。
この点、排気量が大きいバイクほど有利です。
排気量マウントをされる
排気量マウントとは
排気量マウントとは、大型バイクに乗る人が小排気量のバイクに乗る人をバカにする行為
マウントすること自体、理解し難い行為ですが「されたら嫌」と感じる人も居るでしょう。
「マウントされるのは悔しくてたまらない」という人に、250ccは向きません。
わたしの実体験。SR400をやめて250TRを選んだ理由
10代の頃はSUZUKIの「K50」という、50ccのバイクに乗っていたわたし。
しかし、時が経ち普通自動二輪免許を取るにあたって散々悩んだ挙句、選んだのはカワサキの250TRでした。
250TRを選んだ理由は下記の3つです。
- SR400にはキックしかない
- バイクをカスタムしたかったため車体価格を抑えたかった
- できる限り軽いバイクに乗りたかった
理由1. SR400にはキックしかない
YAMAHAの「SR400」は、言わずと知れた超ロングセラー車です。
そして、SRの特徴と言えばキックスタート。
「その面倒臭さが良い」と思う反面、やはり初心者には不安……という理由で見送りました。
理由2. バイクをカスタムしたかったため車体価格を抑えたかった
初心者ながら、この点は譲れないポイントでした。
バイク選びの条件として「台数が多く、お手頃価格なバイク」というのが前提になりました。
理由3. できる限り軽いバイクに乗りたかった
わたしの身長は155cm。
教習者のCB400は、爪先が少し地面に付くくらいです。
「立ちゴケの心配がないバイク」というのも、バイク選びの条件になりました。
KAWASAKI 250TRはバイク初心者におすすめの車種
ローダウンしたので身長155cmでも足付きはバッチリです。
「アメリカンでもなく、カフェレーサーでもない」。
そんなカスタムをしたくて、上記のような形に組んでもらいました。
250TRの魅力. ブラックアウトされたエンジン
わざわざ黒に塗装する必要がないため、「エンジンはブラックが良い」という人にはもってこいだと言えます。
250TRの魅力. カスタムしやすい
250TRは、カスタムに対する許容度が高い点も特徴です。
メーターやシート、ヘッドライドなどは全て取り外しやすいようシンプルな固定方法になっています。
つまり、自由にカスタマイズして楽しむことを前提に設計されたモデルなのです。
250TRの魅力. 街乗りに最適
250TRは、通勤や通学など日々の「足」にしたい人にぴったりのバイクだと感じます。
その反面、高速運転には向かずパワーもないですが、気軽に乗れる点は250TRならではです。
初心者のバイク女子には250ccがおすすめまとめ
Yahoo知恵袋などを見ると「中免を取ったなら400ccに乗るべき」という意見が少なくありません。
「250ccは非力。絶対にパワー不足を感じるはず」と、わたしも周りから度々言われたのを覚えています。
しかしながら、誰が何と言おうとバイクに乗るのは自分です。
- 初心者で運転が不安
- 小柄で取り回しが心配
という人はまず、250ccから乗り始め、後に400ccや大型にステップアップするのが良いのでは?とわたしは思います。
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