
念願のマイホーム。
35年という長いローンへのプレッシャーを感じつつも、夢が叶ったワクワク感から「つい誰かに話したくなる」のは、ごく自然な感情です 。
しかし、その溢れ出る喜びが、知らず知らずのうちに周囲から「マイホーム自慢がうざい」と敬遠される原因になっているとしたら……悲しいですよね 。
そこでこの記事では、ネット上で飛び交う「マイホームハイ」への切実な声や、わたし自身の失敗談を交えながら、幸せなはずの住宅購入で人間関係を壊さないための注意点をまとめました 。
「家を買うこと」を単なる買い物ではなく、これからの人生を整える「人生計画」として捉え直すことで、周囲との温度差に悩むことなく、心から今の暮らしを楽しめるようになるはずです 。
マイホームハイの意味

マイホームハイとは
マイホームハイとは、マイホームを購入したことで舞い上がってしまうこと。
マイホームハイは、金銭感覚が狂ったり、周囲に自慢をして敬遠されてしまう人のことを指す言葉でもあります。
「分かる分かる」という人も居れば「あの人もそうだった……」と友人知人の顔を思い浮かべる人も居るのではないでしょうか。
マイホームハイが悪いのではなく周囲への自慢が敬遠につながる
わたし自身もマンションを購入して感じますが、悪いのはマイホームハイなのではなく「周囲への自慢」です!
というのも、自覚のある人ない人に関わらず、マイホームハイになるのは無理もないことだと思うからです。
住宅購入は、多くの人が30年・35年というローンを組みます。
ローンにプレッシャーを感じつつも、マイホームを手に入れる喜びはひとしおですよね?

ただし、自慢話がすぎたり、住宅購入の話を何度もしてしまう……という言動が敬遠されがちなことも事実です。
次項で、マイホームハイについて飛び交うネット上の声をご紹介します。
ネット上ではマイホームハイに困惑する人が少なくない

ネット上には「マイホームハイがうざい」という声が多数あります。
中には周囲の人が「家を購入したという報告」に、ただただヤキモキする人も居るようです。

自治会長に頼んで回覧板で注意喚起してもらいます。


人を不快にさせなければ全然良いんだけどね。
引用:Girls Channel
ママ友のマイホームハイに嫉妬する人も多い


引用:教えて!住まいの先生,Girls Channel
「マイホームハイがうざい」と声を上げる一方、住宅購入に嫉妬して「そんな自分が嫌」だと呟く人も居ました。
マイホームハイの実体験

我が家は、頭金なし貯金なしで中古マンションを購入し、フルリノベーションをしています。
「そんなの無茶だ」と思われるかもしれませんが、それでも後悔は一切ありません。
しかし、そんな状況で住宅を購入したにも関わらず、「あの頃はマイホームハイだったな……」と感じることがありました。
体験談1. 金銭感覚が狂いがち
わたしたち夫婦は、住宅ローンを契約するまでの間、とても慎重でした。
しかしながら、いざマンションの購入やリノベーションの施工契約まで進むと、10万円という単位であっても「大した出費ではない」ように感じる瞬間がありました。
結果的に、200万円近く予算オーバーしたのは、マイホームハイだったのかもしれません。
体験談2. 家具や家電にお金を掛けがち
「どうせなら」という気持ちから、家具や家電にお金を掛けたくなるのも、マイホームハイの一つだと感じます。
新居にあわせて、家具を新調するのはよくある話です。
わたしも、見た目にこだわり過ぎて、すぐには必要ない家電まで買い替えたくなる衝動を、必死に抑えた記憶があります。
マイホームハイだと実感している人の声

ネットには「マイホームハイがうざい」という声が多い一方で、マイホームハイを自覚している人の声もみられます。

この家買えて本当に良かったー、頑張って稼いだお金の使い道がこの家で良かったー、良いお金の使い方したー、って家族に言いまくってる(家族以外には言わない)
別に平均以下の狭小住宅なんだけど、愛着がすごく湧いてる。

引用:Girls Channel
マイホームハイで人間関係に苦しむ人も居る
住宅購入をきっかけに人間関係が悪化してしまい、悩んでいる人もいます。

引用:発言小町
ネットでは、親しい友人に近況報告としてマイホームの話をしたと途端、「冷たくされた」という経験談もありました。
話し方や受け取り方にもよりますが、住宅購入にまつわる話はどうも、自慢や嫉妬が付きものだということが分かります。
マイホームハイを回避したい人に捧ぐ3つの注意点
マイホームの自慢話に困惑あるいは嫉妬する人の声に続いて、「マイホームの自慢をされてうざい」「マイホームハイにはなりたくない」という方に向け、3つの注意点をご紹介します。
注意点1. 自分と他人の経済事情を比較しない
「職業」「年収」「貯金の額」。
これらを他人と比較しているうちは、最悪の場合「自慢するための住宅購入」になりかねません。
住むのはあなた!ローンを組むのもあなたです。
他人と比較しても、メリットは何もありません。
注意点2. 他人目線ではなく自分目線で住宅を購入する
念願のマイホーム購入にあたり「羨ましいといわれたい」と見栄を張りたくなる瞬間があるかもしれません。
しかし、そんな時こそ一度、冷静になってください!
振り返って後悔しないか、ここがポイントです。
注意点3. 家具や家電の購入は優先順位を決める
あらかじめ家具や家電購入のために貯金をしているなら話は別ですが、そうでない人や資金計画に余裕のない人は買い物症候群にならないよう注意が必要です。
マイホーム購入後は、固定資産税やその後のメンテナンス費用などのコストもかかるので、慎重に検討してください。
マイホーム購入は自慢できることでも嫉妬することでもない
「マイホームハイがうざい」という言葉は強烈ですが、そもそも住宅購入はそれほど難しいことではありません。
もちろん、欲しくても買えない人は居ます。
しかしながら、収入に見合った価格であれば、無理なくローンを組める時代です。
これはつまり、住宅購入は自慢できることでもなく、人に嫉妬することでもない、ということではないでしょうか?
また、住宅購入は人生のプロジェクトであり、人生計画そのものです。
そこに住む人の家族、その先の生活、老後。
全ては繋がっています!
買いものではなく人生計画という「視点」を持てば、うざいという感情も嫉妬も抱かなくなるのではないでしょうか。

