この記事では、メキシコを旅した経験をもとに、必要な現金や両替事情をご紹介します。
加えて、メキシコ旅行で現金を使う際の注意点や現地の物価についてもまとめていますので、初めてメキシコへ行かれる方はぜひ参考にしてください。
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【体験談】2週間のメキシコ旅行で用意した現金は10万円
用意した現金とクレジットカード
- 現金10万円(※)
- クレジットカードA:海外キャッシュング(限度額30万円)
- クレジットカードB:海外キャッシング(限度額10万円)
※後述しますが日本で米ドルに両替し、さらにメキシコでペソに両替しています
しかしながら、海外では何が起こるか分かりません。
例えば、
- クレジットカードが現地で使えない
- クレジットカードを盗まれた
- セキュリティ対策でクレジットカードが利用停止になる
などを考慮すると、現金でカバーするしかありません。
現金を用意した理由
「海外では何が起こるか分からない」と前述しましたが、
わたしの場合、二つのクレジットカードを持参し、あわせて40万円の海外キャッシング利用枠があります。
クレジットカードを併用すれば現金は10万円あれば十分
わたしは現金を用意しましたが、クレジットカードも併用したので、結果的に現金は少し余るくらいでした。
【2023年12月】現金10万円を成田空港でメキシコペソと米ドルに両替
両替の内訳
- 1万円をメキシコペソに両替→950ペソ(レート¥10.44)
- 9万円をドルに両替→613ドル(レート¥146.73)
2回目のメキシコ旅行では、上記のように現金10万円をメキシコペソ&米ドルに両替しました。
その後、メキシコシティの街中で米ドルをペソに両替しています。
メキシコの通貨は「メキシコペソ」
メキシコの紙幣と硬貨の種類
紙幣
- $1000(ほぼ見かけません)
- $500
- $200
- $100
- $50
- $20
硬貨
- $20、$10(色や大きさが似ているので注意が必要)
- $5
- $2、$1(色や大きさが似ているので注意が必要)
- 50c、20c、10c、5c
※通貨コードはMXN
メキシコの通貨は「ペソ($)」で、補助通貨として「センタボ(c)」があります。
現在のメキシコペソのレート
メキシコのレート
数年前までは「1ペソ5円」前後だったことを思うと、非常に大きな数字です。
例えば……
(例)1万円を両替すると、
- ・1ペソ5円:2,000ペソ
- ・1ペソ8.5円:1,176ペソ
※両替手数料などは含んでいません
ちなみに
- 2022年11月のメキシコ・ペソは7.7円
- 2023年12月のメキシコ・ペソは8.3円
メキシコの物価について
食べものの値段
タコス
- 安い屋台で20ペソ(日本円で166円)
- 高い店舗で50ペソ(日本円で415円)
クロワッサン
- 店舗A45ペソ(日本円で374円)
- 店舗B35ペソ(日本円で291円)
ラーメン
- 店舗A165ペソ(日本円で1,370円)
- 店舗B160ペソ(日本円で1,328円)
※1ペソ8.3円で計算
メキシコの物価は場所によって異なるものの、円安の今は「決して安いとはいえない」という状態です。
地下鉄やバスは安い
ポイント
- 地下鉄:5ペソ(約42円)
- バス:6ペソ(約50円)
メキシコシティは、公共交通機関が発達しています。
そのため、地下鉄やバスの料金が格安です。
しかしながら、スリなどのリスクがあるため、現地に慣れていない方は避けたほうが良いかもしれません。
チップの目安
目安
- レストラン:合計金額の10%〜15%
- ホテル:10ペソ前後
メキシコでは、チップの文化があります。
また、サービスが良ければ少し多めのチップを渡すと喜ばれます。
メキシコペソは両替するより海外キャッシングのほうが楽&手数料も安い
大金持ち歩いていると、スリに遭ったときに困りますし、周囲から大金の入った財布を見られると後を付けられるかもしれません。
そのため、海外キャッシング可能なクレジットカードを使って、現地で引き出すほうが良いと思っています。
※お手持ちのクレジットカードに海外キャッシングの利用枠がない方は、事前に申し込みを済ませておきましょう
メキシコではまだまだ現金が根強く、電子マネーは普及していない
そのため、旅行ではクレジットカード、もしくは現金とクレジットカードを併用するのがおすすめです。
メキシコでクレジットカードが使えない場所
クレジットカードが使えない場所
- メルカド(市場)
- 屋台
- 露店販売
- 小規模の商店
- ローカルな食堂
※メルカドは店によって使える場合があります
メキシコには、クレジットカードが使えない場所があります。
メキシコペソを東京で両替するなら「成田空港」がスムーズ
わたしが住む札幌では、日本円をメキシコペソに両替できるところが市内にありません。
ただし、成田空港の両替所はレートが悪い
メキシコペソに両替できる場所
- メキシコシティの街中
- メキシコシティ空港
- 成田空港
※レートが良い順に並べています
「成田空港で両替している」と前述しましたが、
メキシコシティ空港で両替するときは到着ゲートから遠のくほどレートが良い
そのため、時間に余裕がある方は、少しでもレートの良い両替所を探して両替することをおすすめします。
ここに注意!
両替をするときは「周囲に気を配る」「人気のない両替所は避ける」「大金を見られないようにする」など、十分に注意しましょう。
メキシコで現金を使うときの注意点
注意点
- 500ペソ以上は別の財布に入れて持ち歩く
- 200ペソや500ペソは「お釣りがない」といわれがち
- お釣りを受け取るときは金額をチェックする
ここからは、メキシコで現金を使う際の注意点をご紹介します。
500ペソ以上は別の財布に入れて持ち歩く
そのため、わたしは財布を二つ用意し、一つに200ペソ以下の紙幣と硬貨(大体1,000ペソ程度)を入れておき、もう一つの財布に500ペソ以上の紙幣を入れるようにしています。
防犯におすすめ
メキシコ旅行では毎回、パスポートを現金を必ず「お腹」に隠しています。
手持ちのバッグには「最悪、盗られてもいいもの」のみを入れ、貴重品はお腹に入れるようにしておくと万が一のときも安心です。
200ペソや500ペソは「お釣りがない」といわれがち
メキシコでは、お釣りに期待して買い物をしようとしても「お釣りがない」といわれることが度々あります。
お釣りを受け取るときは金額をチェックする
お釣りを受け取るときは、その場で必ず確認するようにしてください。
あとになってからでは、取り合ってもらえません。
特に、$20と$10、$2と$1は、色や大きさが似ているので注意が必要です。
ちなみに……
お釣りを数えていたら3ペソ足りないときがあり「お釣りが足りないよ?」と聞くと「ごめんさない!硬貨がそれ以上ないの!」と笑顔でいわれたことがあります(笑)
3ペソだったのでチップから差し引きましたが、300ペソ足りないとなればそうはいかないので、面倒でもチェックするようにしてください。
メキシコに現金はいくら?メキシコ旅行のお金問題まとめ
見どころ満載のメキシコは、行くとハマる人が多い国であり、実際にわたしもハマっています(笑)
初めて行かれる方にとっては、治安面で不安を抱きますが、気を付けていれば危険な目に遭うことはありません。
また、現地に着いてからお金のことで困らないよう、この記事でご紹介したポイントと注意点をぜひ参考にしてください。
Buen viaje!
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