メキシコ旅行を検討するとき「治安は大丈夫?」「女性一人だと危険?」と不安を抱く方は少なくないと思います。
そこでこの記事では、過去2回そして今年も一人でメキシコへ行くわたしが安全に旅をするための注意点をまとめてみました。メキシコへ初めて行く方や女性同士の旅で心配な方は、ぜひ参考にしてください。
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女性必見!メキシコの治安について
ポイント
- メキシコはエリアによって危険レベルが異なる
- 海外旅行に行ったことがない女性が一人でメキシコへ行くのは無謀かもしれない(ただし、場所による)
例えば、外務省が発表している「危険情報」で危険レベルが「2」もしくは「3」と表示されているエリアの近くに行く場合は、注意が必要です。
【危険度】
●ゲレロ州チルパンシンゴ市及びその周辺地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)●バハ・カリフォルニア州ティファナ市、チワワ州フアレス市、コリマ州、ゲレロ州(チルパンシンゴ市及びその周辺地域並びにタスコ市を除く)、タマウリパス州米国国境の一部、ミチョアカン州(一部地域を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
加えて、これまで海外旅行に行ったことがない女性や、危険を察知できない人もメキシコ旅行には向かないかもしれません。
人気のない道や暗い通りで「ここは避けたほうが良いかもしれない」と一歩立ち止まったり、「スマホを盗られるかもしれない」と予測して周囲を確認しながら画面をみたりするなど、常に「危ないかもしれない」と意識しない限り、リスクを回避できないからです。
特に、観光地に行くのであればほとんど心配はなく、わたしもこれまで怖い目にあったことは一度もありません!
外務省のサービス「たびレジ」がおすすめ
「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、メキシコで事件や事故、自然災害等が発生し、在メキシコ日本国大使館等が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
渡航予定がない方も使えますので、安全情報が気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
知っておきたい安全対策
安全対策
- メキシコに行くときは事前に危険エリアを調べておく
- 最低限のスペイン語を覚える
- ミニスカートは穿かない
続いて、メキシコ旅行での安全対策をご紹介します。
安全対策1. メキシコに行くときは事前に危険エリアを調べておく
首都・メキシコシティの危険エリア
- テピート(テピト)
- イスタパラパ
- タクバヤ、オセアニア
メキシコへ初めて行くときは、メキシコ全域と目的地周辺の治安情報を調べておくことをおすすめします。
例えば、首都のメキシコシティには多くの観光名所があるものの、ほんの数ブロックしか離れていないところに「近寄らないほうが良い場所」があったりします。
治安情報は外務省の「海外安全ホームページ」や「在メキシコ日本国大使館」で確認できますので、事前にチェックしみてください。
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安全対策2. 最低限のスペイン語を覚える
覚えておきたいスペイン語
- 1〜10までの数字
- 「いくらですか?(Cuánto cuesta?クアント クエスタ?)」
- 「お会計をお願いします( La cuenta por favor ラクエンタ ポルファボール)」
- 「トイレはどこですか?(Dónde está el baño?ドンデ エスタ エル バニョ?)」
- 「○○に行きたいです(Quiero ir a ○○ キエロ イール ア ○○)」
メキシコでは、ほとんど英語が通じません。
空港や高級ホテル、有名な観光地であれば多少は通じますが、過度な期待はしないほうが良いです。
「Hola!(オラ)」や「Gracias(グラシアス)」はもちろん、買いものやレストランで必ず使うフレーズを押さえておくと便利です。
安全対策3. ミニスカートは穿かない
メキシコ旅行は基本的に「パンツスタイル」をおすすめします。
露出しないボトムス、つまりマキシ丈のスカートやワンピースであれば問題はありません!
ただし、メルカド(市場)や地元の屋台は足元が汚れていることもあるので、パンツスタイルのほうが何かと動きやすいです。
現地の人や周囲の観光客の服装も参考にしながら、その日のコーデを決めるのも安全対策の一つです。
【乗りもの編】メキシコ旅行の注意点
ポイント
- 流しのタクシーではなくUber一択
- 地下鉄・バスに乗るときは女性専用車両を利用する
- 長距離バスより飛行機移動を優先
ここからは、移動の際の注意点をご紹介します。
流しのタクシーではなくUber一択
メキシコでは、Uberの利用が便利かつおすすめです。
例えば、メキシコシティでタクシーを使う場合は、流しではなくUberだけに限定しても問題ありません。
ただし、エリアによってはUberを使えないケースもあるので、その場合は一般のタクシーや乗り合いタクシーを使います。
その際は「ホテルでタクシーを手配してもらう」「事前に料金をチェックしてから乗る」などしてトラブルがないようにしてください。
地下鉄・バスに乗るときは女性専用車両を利用する
メキシコの地下鉄やバスは非常に安いです。
移動費を抑えたいときは便利な半面、混雑する時間はスリや痴漢のリスクがあるため「乗る時間に注意する」「女性専用車両を使う」などして対策することをおすすめします。
長距離バスより飛行機移動を優先
メキシコは長距離バスが発達しているため、国内の移動にバスを使う方が多いです。
片道5〜7時間程度の移動であれば初心者でも特に心配はないものの(ただし一等バスが前提)10時間を超える長距離移動は、避けたほうが良いかもしれません。
特に、深夜便はバスが襲われる場合もあります。
バスを使う場合は「一等バス」もしくは「二等バス」を選び、なるべく明るい時間帯に移動できるよう意識してみてください。
【持ちもの編】メキシコ旅行の注意点
ポイント
- パスポートとクレジットカードは服の中に隠す
- スマホを見るときは周囲を確認
ここでは、持ちものに関する注意点をご紹介します。
パスポートとクレジットカードは服の中に隠す
わたしは毎回、パスポートとクレジットカードを肌身離さず持ち歩いています。
反対に、手持ちするバッグは「最悪、盗られても良い」と思って、必要最低限の荷物だけを入れています。
財布に入れる現金は少なめにし、盗られたくないお札はセキュリティポーチの中に入れて、使い分けると便利です。
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スマホを見るときは周囲を確認
メキシコではiPhoneが特に狙われやすいといわれています。
そのため、iPhoneを使っている方はスマホカバーなどでアップルマークを隠しておくと良いです。
また、スマホをみるときは必ず周囲を確認し、心配なときは壁を背にするとみやすくなります。
なお、横断歩道で信号待ちをするときなどは、バイクに注意してください!
バイクが目の前を通り過ぎる瞬間にスマホを盗られることがあるので「車道から数歩離れて待つ」「信号待ちでスマホをみない」など、注意が必要です。
わたしがメキシコを旅して「治安が良い」と感じた街
ここからは、わたしが実際にメキシコを旅して「治安が良い」と感じた街をご紹介します。少なくとも、以下の街であれば女性一人でも問題はありません!
オアハカ
オアハカは、映画「リメンバーミー」で一躍注目を浴びた「死者の日」のモデルとなった街です。
アメリカの旅行雑誌 「Travel + Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」の観光都市ランキング「World's Best Awards」 で、2年連続第一位に輝くほど人気の都市でもあります。
メキシコシティとは違って高い建物がなく、全体的に落ち着いた雰囲気です。
サンクリストバルデラスカサス
サンクリストバルデラスカサス(通称サンクリ)は、メキシコの南部・チアパス州にある山に囲まれた小さな街です。
メキシコで一番物価が安いことから、この地で「沈没(長期滞在)」するバックパッカーは少なくありません。
オアハカに比べると華やかさには欠けるものの、静かでのどかな街なので過ごしやすいです。
また、わたしはまだ行ったことがないですが「サンミゲルデアジェンデ」も治安が良い街といわれています。
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メキシコシティ(ローマ地区)
そのため、メキシコシティに滞在する際は、ローマ地区(特にローマ・ノルテ)をおすすめします。
メトロポリタン大聖堂やベジャスアルテス宮殿がある歴史地区よりも治安が良いですし、このエリアは「メキシコの代官山」といわれるだけあって、散策するのが楽しいです。
カフェやレストラン、公園、セレクトショップなどが多いので、退屈することもありません。
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メキシコには治安の悪さを凌駕する魅力が溢れている!
メキシコは「危険」だと思われがちですが、女性一人でも旅をできる国です。
危険な場所を把握し、暗い通りや人通りの少ないエリア&出歩く時間を意識すれば、危ない目にあうことはほぼありません。
治安を理由に旅行をやめてしまうなんて、もったいないです!
何に注意をすれば良いかポイントを押さえつつ、ぜひ前向きに旅行を検討してみてください。
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メキシコ観光
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